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散歩をしていて思うこと。

 僕と妻はよく散歩をする。歩くコースはその日の気分で適当なのだが、だいたいいつも似たり寄ったりで、違う道を行っているのに結局最後はいつもの通りにいきついてしまったりする。

 4月後半に引っ越してきたころは近所のことが知りたくて、毎日歩いていた。ちょうど緊急事態宣言が発令されたあたりで、お互いに勤めていた会社も自宅待機になり時間もあったのだ。
 Runkeeperというアプリで時間、距離、消費カロリーなんかをまるで日記のように毎日測っていた。今改めて見返してみると、よくもまあ毎日あんなにも歩けたものだとゾッとしてしまう。

 いつも行き着く通りに商店街があるのだが、引っ越してきた当初は閉めている店も多く人通りもとても少なかった。それが少しずつ営業を再開する店が増え始めると、人通りも増え始めた。いつも歩いている僕たちからしたら、その変化はとても嬉しいことだ。また要請により時短営業する店舗が増え始めているが、少し前の状態にはならないでほしいと願っている。