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そもそもなぜインドなのか

これはよく聞かれるんだけど、様々なタイミングが重なり、結果としてインドに行くことになったというのが正直なところ。この時点では、インドに対する憧れとか、強い想いは一切なし。

社会人1年目に沢木耕太郎の旅行小説「深夜特急」と出会ってからバックパックスタイルの海外旅行に興味はありながらも、友人、恋人とスーツケースをガラガラしながらのスタイルばかりだった。

沢木耕太郎「深夜特急」

しかし、今回3週間程度の時間的余裕ができたので、憧れていたバックパック一人旅をしてみようとなった。

過去に訪れたことがなく、物価の安い地域であることを条件に旅先の選定を始め、当初は中国国内の周遊を狙っていたのだが、VISA申請にあたり、往復航空券、全旅程の移動手段、宿泊先の申請が必要なことから断念した。せっかくのバックパック旅、ある程度の自由さが欲しかった。バックパック旅といえば、タイ、ベトナム、カンボジア辺りはメジャーだが、どれも過去に訪問済み。

さてと思い、妻に相談したら「インドじゃない?」と一言。確かに条件はクリアしているし、バックパック旅っぽい。悪評蔓延るインドだけど、実際はどうなんだろう…こんな感じで旅先が決まった。

旅先が決ると、航空券やVISAを手配したり、ネットで情報を収集したりと準備を進めた。何事も格好から入るタイプなので「地球の歩き方」も初めて手にした。SNSやブログなど様々な情報に触れるうちに、陸路での国境越えもしておくか…と旅人スキルゼロながら、ネパールが旅先に追加された。

本当にタイミングが重なった結果だった。

何かと役に立つ「地球の歩き方」


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