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アプリは精神安定剤であるということ

一見すると、難易度の高そうなインド一人旅だが、アプリやシステムにアクセスすることで、ぐっと容易になると感じた。

これらを利用することで、鉄道やバスのチケット購入の為に窓口や現地の旅行代理店に足を運ぶ必要もないし、乗車する列車や座席を探し回る時間も省略できる。

経済成長による所得増加により国内旅行がブームのインドでは、人気路線の鉄道チケットは即完売なんてことも珍しくないので、チケットが確保できることは旅行中の精神衛生にも関わってくる。

日本とは全く環境の異なるインド。
慣れない土地での旅は、それだけでストレスが溜まるもの。

システムに頼らないアナログな旅にもロマンを感じるが、アプリを使い、快適に旅を楽しむことも悪くないと感じている。

以下、この旅で重宝したアプリを紹介しよう。



SIM
まずはネット環境を整備しましょう。インド、ネパールの2か国を周遊することもあり、ツーリストSIMを持参しました。両国共に通信状況は良好、ストレスなくネット環境にアクセスできました。ツーリストSIMは現地SIMと比較して割高かつ、現地電話番号が付帯されません。飲食店などのWi-Fiに接続するには現地電話番号での認証が必要なので、現地SIMにするべきでした。現地SIMは街中の携帯ショップで契約でき、月額700円程度(1.5G/日)のようです。

IRCTC
インドの鉄道購入システム。IRCTCにアクセスすることで、外国人枠でチケットが購入できたり、旅程変更にも対応できます。登録する際に認証用SMSが届かないケースが多発しているようで、利用したいけど登録できない旅行者が多く見受けられました。決済する際のクレジットカードも相性があるようですが、三井住友VISAカードNRは問題なく決済できました。

ixigo
IRCTCと紐付いているアプリ。鉄道チケット購入ができるほか、乗車列車のプラットフォーム番号、停車位置、運行状況などを確認することができます。プラットフォーム変更や遅延が当たり前のインドでは、このアプリが本当に重宝します。ただ、外国人枠チケットの購入はIRCTCからのみなので、チケット購入はIRCTC、確認などはixigoと使い分けて使用していました。

Uber
インド国内ではタクシーやリキシャをUberで手配することが可能。対象外エリアもありますが、首都デリーなど主要観光地では問題なく利用できました。目的地を入力して手配できるので、ドライバーとのコミュニケーションも最小限で済み、料金交渉も不要。入国後でも問題ないですが、出発前にアプリダウンロードと設定しておくと便利。

12Go.asia
アジア各国の鉄道、バスチケットの購入できるオンライン旅行代理店。
長距離バスを予約する際に利用しました。IRCTCの登録ができずに12Go.asiaで鉄道チケットを購入している方もいました。

Booking.com
宿泊予約のできるオンライン旅行代理店。言わずもながですね。
ゲストハウス、ホテルの宿泊予約に使用しました。

Googleマップ
滞在予定地のマップをオフライン利用できるように設定しておきました。オフライン利用するシーンはありませんでしたが、万一に備えて。


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