見出し画像

【Notion#2】 Notionを使って自分好みの読書記録を作る方法【上級編】

Ryosukeです。さてNotionについてのnote第二弾です。

今回も張り切って、Notionを使って自分好みの読書記録を作る方法【上級編】について、まとめていきます。

今回のnoteは、下記noteの続きとなりますので、まだ読まれてない方は是非ご覧下さい。

では、いきましょうー💡


1. Notionで2つ以上のぺージを紐付けて相互参照させる方法

画像5


今回は、実際に私が使用している「Book List」ページと「Author List」ページを相互参照しながら、解説させて頂きます。

Book List: 本の情報を記録
Author List:
著者の情報を記録


Notionで2つのページを相互参照するための手順は、下記になります。

1. 相互参照したい情報は何か考える。
2. 2つのページを別々に作成する。
 2-1. Book Listを作成する。
 2-2. Author Listを作成する。
3. 2つのページを相互参照させる。
 3-1. 2つのページのカラム同士を連結する。


1. 相互参照したい情報は何か考える。

まず、相互参照したい情報は何か考えます。

私の場合、本の情報を記録する際に、可能な限り著者の情報も細かく記録したいと思いました。しかし「Book List」ページで過多の情報を管理しようとすると、下記2つの問題が発生しました。

1. ページの可読性が下がる。
2. 記録する情報が多いほど、記録の作業が面倒になる。

これらの問題を解決するために、本の情報と著者の情報は別々のページで管理し、必要な部分のみ参照する形での運用に変更しました。

最初に、どのような情報を相互参照したいか考えます。下記が例です。

◼︎ 読書好きで、効率良く自分に合う本を見つけたい方
「読書記録」ページと「本と出会った経緯」ページを相互参照する。
「本と出会った経緯」ページ:  本に出会った場所、紹介してくれた友人、質の高い書評を書くブロガー、良質な本の情報をTweetする人などの情報を記録する。

◼︎ 編集者や出版関係の会社で働いている方
「読書記録」ページと「出版社」ページを相互参照する。
「出版社」ページ:  社名、社歴、抱えている著名作家、注目すべき編集者、取り組んでいる新規事業などの情報を記録する。


私が著者ページを作成した理由は、「著者の動向を把握するため」です。

本の内容に賛成するか反対するかは置いておいて、著者の主張に価値があると思うのであれば、その人の動向を追い、自分の知見を深めたいと思いました。


2. 2つのページを別々に作成する。

記録したい情報の洗い出しが終わったら、それらのページを別々に作成します。

※ 以降は、私が運用している「Book List」ページと「Author List」ページを用いて解説していきます。適宜、自分の状況と比較しながらご覧ください。

まずは、「Book List」ページと「Author List」ページを別々で作成します。

◼︎ Book List

画像6

目的: 本の記録の管理
管理している情報: 下記参照
Type: 本のカテゴリー
Title: 本のタイトル
Status: 本の状態(未読 or 読書中 or 読了)
Score: 本のレーティング、簡単な評価
Author: 著者名
Publisher: 出版社
Publishing Date: 初版の出版日
Author Info: 著者の情報


◼︎ Author List

画像8

目的: 著者の記録の管理
管理している情報: 下記参照
Name: 著者の名前
Profession: 著者の専門分野
Where: 著者の所在地 or 大学等の研究機関名
Score: 著者のレーティング、信頼度
Age: 著者の年齢
Blog: 著者のBlogのURL
Twitter: 著者のTwitterの有無
Book Info: 著書の情報


3. 2つのページを相互参照させる。

3-1. 各ページのデータベース(以降DB)名を適切に設定します。

画像9


3-2. 新しいカラムと追加し「Relation」を選択します。

画像10


3-3. 適切なDB名を選択します。

画像11


3-4. 正しく設定出来た場合、2つのページが相互参照されます。

画像12



2. Notionで自分用のテンプレートを作成する方法

次に、Notionで自分用のテンプレートを作成する方法について解説していきます。

こちらが「Book List」ページで、私が使用しているテンプレートです。

画像4


それぞれの役割は下記になります。

TODO: 本を読んで考えたTODOを記録する。
Books to Read: 本の中で紹介/引用された書籍を記録する。
Places to Visit: 本の中で紹介/引用された場所を記録する。
MEMO: 本の中で印象に残った文章をメモする。


自分用のテンプレートを作成する手順は、簡潔にまとめると下記です。

1. 「Book List」ページの「New」ボタン右の「🔽」ボタンを押す。

2. 「+ New template」を押す。

3. 開いたページに、必要な情報を記入する。
 3-1. 記入完了した時点でテンプレートとして自動保存される。

4. 新しくページを追加する際は、
「New」ボタン右の「🔽」ボタンを押す。

5. 「Book List Template」ボタンを押す。
 5-2. テンプレートの名前は何でも良いです。

6. 必要な情報を記入する。


3. Notionを活用した私なりの読書方法

画像8

次に、Notionを活用した僕なりの読書方法についてです。

私はいかなる形式の情報収集は、行動に紐づかなければ意味がない、と思っています。

そのため、情報収集における最重要事項は、自分の理想に近づくための行動指針を更に洗練させる気づきを得る ことです。

例えば、マインドフルネスや瞑想に関しての本を読んだとします。
読書中または読了後に、下記のようなアクションプランを思いつくかもしれません。

・Googleカレンダーに瞑想のための定期的な予定を作成し、習慣化する。
・本で紹介された瞑想系Youtuberの動画を少し見てみる。
・本で紹介されたノイズキャンセリング ヘッドフォンをAmazonでポチる。

健康的な食事の作り方に関しての本を読んだ場合は、下記のようになると思います。

・Googleカレンダーで週末に新しいレシピを試すための時間を確保する。
・必要な調理器具や食材がない場合は、買いに行く or ネットで注文する。
・自炊のモチベーションを維持するため、友人に一緒にやろうよ!と声をかけてみる。

上記のアクションプランが、自身の理想に近づくために有効だと思うのなら、これらを確実に行動に落とし込めるようにします。

本を読んだ「その日から行動が変わる」のが理想です。

価値のある生産的な読書法については、下記の動画が最もお勧めです。読書法や陥りがちなミスを体系的にまとめてあり、解説されている読書法を体得すれば、とんでもないスピードで成長出来ます。

私もまだまだ修行中の身のため、この動画は何度も繰り返し見ています。

◼︎ 「ただの読書」は時間の無駄。100人に1人の人材になる読書法。


3-2. 私の読書記録

例として下記に実際に私が記録したページをご紹介します。

◼︎「生産性」

生産性


◼︎「自分の時間を取り戻そう」

自分の時間を取り戻そう


◼︎「Show your work」

画像3



4. まとめ

こちらのnoteを最後までご覧頂きありがとうございます。

更に詳しく説明が必要な点、疑問点があればコメント頂けると嬉しいです。Notionについて今後下記内容のnoteを順次作成する予定です。

【Notion#3】Notionを使ってTODOリストを管理する方法
【Notion#4】Notionを使って効率良く情報収集をする方法
【Notion#5】Notionで自分に最適なテンプレートを活用する方法


5. 紹介した書籍

文中に紹介した書籍を下記にまとめています。

noteで書籍等をご紹介する際は、私自身が実際に読み、お勧めできると思えたもののみご紹介しています。私のポリシーとしてnoteを読む際に妨げにならないよう、文中へのAmazonリンク貼り付けは避けています。

※下記は、AmazonアソシエイトのURLを使用しています。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?