列車が来るまで 釧路湿原の退屈な時間
塘路のサルボ展望台を散策した後、釧網本線に乗り、細岡から釧路湿原へと歩く。
2017年10月20日
塘路9時27分発の普通列車に乗り、次の細岡で下車して紅葉を見ながら列車を見送る。
ログハウス風の細岡駅を出て、2.6km先の釧路湿原駅へ向かう。
線路に沿って釧路湿原駅へ砂利道を歩いていくと、細岡展望台へ向かう車が何台か追い越していく。
砂利道のすぐ右には釧路川が流れていて、ところどころ見える箇所があり、ちょうどよい休憩ポイントだ。
釧網本線の踏切を渡ると、釧路湿原駅の表示が見える。
やがて登り坂となり釧路湿原駅への分岐、さらに歩くと細岡展望台の入口に着いた。
樹林を抜けると視界が開け、一面が釧路湿原である。
手前には広大な湿原を蛇行して流れる釧路川が見える。
釧路湿原の向こうには雌阿寒岳と雄阿寒岳が薄っすらと見えている。次の列車までは2時間半もあるので、釧路湿原駅へ行ってみる。
車道を少し戻って遊歩道の階段を下っていくと釧路湿原駅に着く。こちらも細岡駅と同じログハウス風である。ノロッコ号が運行していれば、乗れるのになぁと思う。
退屈な時間をすごして、13時11分発の釧路行きの列車に乗る。釧路のホテルに戻るには余りにも早いので、東釧路で花咲線に乗り換えて厚岸まで行ってみた。
(つづく)
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