初心者が今更ゲーム配信を始めて初月5千円、3ヶ月目で2万円を達成した方法(無料版)
※本記事は以下記事の無料部分のみ抜粋した記事です。
「初心者が今更ゲーム配信を始めて初月5千円、3ヶ月目で2万円を達成した方法」
1. はじめに
「今更ゲーム配信始めても遅くない?」
今からゲーム配信を始めようとしたら言われる言葉ランキング第1位がこれでしょう。現に僕も言われましたし、自分でも常にそう思っていました。たまたま会社を退職し時間が出来たタイミングでスカウトのDMがX旧Twitter(フォロワーたった50人のアカウント)に来たので始めましたが、まさかド素人初心者の自分が今更ゲーム配信者になるとは。
では実際に初めてみてどうだったか?
結論としては、やり方次第では初心者でも早め(2,3ヶ月以内)に稼ぎ出すことが可能です。もちろん、運要素や人によって向き不向きがあるため結果は異なると思いますが、練習や宣伝活動等の行動次第で数万円程度であれば2,3ヶ月以内に稼ぐことが出来ます。
現に、僕は2024年からゲーム配信を始めたのにも関わらず3ヶ月目で月2万円以上稼ぐことが出来ました。時間は掛かると思いますが今後も数字を伸ばすことは可能だと感じています。
恐らく、何も考えずにゲーム配信を始めた大半の人が視聴者0人の日々が続き心が折れて諦めることになるでしょう。僕はたまたまそれを回避してゲーム配信を続けることが出来たので、本記事ではその要点について書こうと思います。
この記事は、「初心者で今更だが趣味でゲーム配信を始めたい、将来的には副業として収益化したい」人に参考になる記事だと思います。ここ3ヶ月で得たゲーム配信のノウハウに関しては、人によって再現性や向き不向きがバラバラだと思いますので無料で公開致します。
2. ゲーム配信の基本的な準備
この章では、ゲーム配信について本当に何も知らない初心者向けに必要な機材や環境などを書いています。もし、ある程度のIT知識がある人は読み飛ばして頂いて構いません。
必要なものとして特筆したいのは以下の通りです。
・ゲーミングPC:配信のことを考えるなら最低限15万円以上のスペックが必要だと思います。僕は5,6年前に購入した15万円台のガレリア(CPUはIntel第8世代、グラボGTX1060という骨董品)を使用していますが、メモリを24GBに増設していることもありヴァロなど軽いゲームなら問題なくゲーム配信出来ています。もし重い処理が必要なVtuberやリアルなゲームを配信する場合は最新PCでも25万円前後のスペックは欲しいと思います。
・マイク:ヘッドセットに付属してるものなどでも配信は可能ですが、かなり音質が悪くなり視聴者さんが離れる可能性があるので出来れば別で買っておいた方が良いです。USBに直接つなげる簡単なものでもAmazon等で5~7千円出して買えばかなり音質は改善されます。
・配信用のソフト:配信画面を作成し配信サイトに配信するために使用するソフトウェアです。こちらはsteam等で無料ダウンロードできるOBS Studioが主流でかなり使いやすいです。ノイズキャンセルやテキスト表示等幅広く配信画面をカスタマイズ出来ます。
・配信用画像素材:プロフィールやサムネ、配信中に出す画像素材です。僕はChatGPTで作成しました(有料記事で公開しています)が、凝った人はデザイナーに依頼する人もいます。AIを用いたやり方や実際の画像などは記事最後の体験談のところに載せようと思います。
・キャプチャボード:もしswitchなどのコンソールゲームを配信するなら必要です。Elgato、AVerMediaなどが人気です。
3. 配信プラットフォームの比較
僕が2,3ヶ月以内に数万円の利益を出せたのはこの要素がかなり大きいと思います。YouTubeやTwitchなどのメジャーな配信プラットフォームは有名になった際のリターンがとても大きいですが、成果が出るまでがとても大変です。もちろん、視聴者0〜数人、収益0円の状態で活動し続けられる鋼の心持った人なら別ですが、ほとんどの人がそこで挫折すると思います。
そこでゲーム配信初心者にチュートリアルとしてオススメしたいのは17LIVE等の投げ銭が基本的な収益源となる配信プラットフォームです。「投げ銭ってハードル高くない?」と思う方も多いと思いますが、無料ギフト等も存在するため他配信サイトよりも投げ銭を投げるハードルは低く、実際に投げるユーザーは多いです。
「17LIVE=雑談顔出しがメインの配信」という印象の方も大勢居そうですが、実は数年前からゲーム配信にも力を入れているようです。また、同じく勘違いされてる方も多いようですが、事務所に所属する必要もなければ達成すべきノルマなどもありません。
僕の考えとしては、17LIVE等の収益化ハードルが低い配信サイトを利用しゲーム配信で応援してもらったり、収益を挙げる楽しさを知り、挫折を防ぐことが配信を続けていくという点で有効だと思っています。もちろん、ハードルが低いからと言って100%すぐにリピーターが付いたり稼げるわけではないので他サイトと同じく努力することに変わりないことは注意してください。
僕はたまたまXにスカウトが来たので17LIVEで配信を始めましたが、他の投げ銭メイン(サブスクもあるが基本は投げ銭)の配信プラットフォームでも本記事の内容は活かせると思います。
「出来ればYoutubeやTwitchでゲーム配信を始めたい…。」
そう考えるゲーム配信初心者は多いと思います。そう思う人はYoutubeやTwitchなどでもゲーム配信しちゃいましょう。別に17LIVEで配信し始めたからとしても、他のサイトで配信することは可能です(専属ライバーになる場合は注意が必要です)。
もちろん、有名な配信サイト(YoutubeやTwitch)で配信するメリットもとても多く存在します。それらの配信プラットフォームの違いをざっくり比べると以下の通りです。
※章の最後に要点を表でまとめているので時間が無い方はそこだけ見て頂いても大丈夫です。
【Twitch】
Twitchの収益化条件としては以下の通りです。
フォロワー数:50人以上
過去30日間の配信日数:7日以上
同時視聴者数:平均3人以上の同時視聴者
配信時間:過去30日間で合計500分以上の配信時間
Twitchメリット:
ライブ配信に特化:ライブ配信に特化しており、リアルタイムで視聴者と交流しやすい。
収益化のハードルは低め:アフィリエイトプログラムは比較的達成しやすく、収益化を数週間~数か月程度で始められる。
Twitchデメリット:
高い競争率:人気が高い分競争率が高く、また特定のゲームや配信者に視聴者が集中しやすいため新規参入者は視聴者を獲得しにくい。
長期的な戦略が必要:十分な利益を出すまでに視聴者を獲得するためには長期間かつ定期的な配信を行う必要があり、また長い目で見た戦略が必要。
【YouTube】
Youtubeの収益化条件としては以下の通りです。
チャンネル登録者数が500人以上
公開動画の総再生時間が直近 12 ヶ月で 3,000 時間以上 または 公開したショート動画の総視聴回数が直近 90 日間で 300 万回以上
※広告からの収益を得る場合
チャンネル登録者数が 1,000 人以上
公開動画の総再生時間が直近 12 ヶ月で 4,000 時間以上 または 公開したショート動画の総視聴回数が直近 90 日間で 1,000 万回以上
Youtubeメリット:
大規模な視聴者基盤:世界中で非常に多くのユーザーが利用しており、視聴者層が幅広い。
多様な収益化手段:広告収入、スーパーチャット(投げ銭)、メンバーシップ、スポンサーシップなど複数の収益化手段がある。
長期的なコンテンツの価値:配信後も動画として残るため、継続的に収益を得られる可能性がある。
Youtubeデメリット:
高い競争率:人気の配信者やコンテンツが多いため、視聴者を獲得するのが難しい。
収益化条件が厳しい:収益化には500人の登録者と3000時間の視聴時間が必要で、達成には時間がかかる。
【17LIVE等、投げ銭重視のサイト】
ある程度は他の同類サイトと共通な情報が多いと思いますが、ここでは17LIVEに絞って説明します。契約方法によって配当は異なりますが特に条件なしで収益化が可能です。
17LIVEメリット:
早期の収益化が可能:視聴者が1人でもいれば投げ銭による収益化が可能で、収益化のハードルが低い。また、無料ギフト等も存在するため他配信サイトよりも投げ銭を投げる文化がユーザーに根付いている。
視聴者との密接な交流:1対1の会話形式でコメント返しするのが基本のため、視聴者と密接なコミュニケーションを取りやすく、ファンベースを形成しやすい。
初心者ゲーム配信者へのサポート:新規配信者に対するプロモーションやサポートが手厚い。例えば、「初配信」というタグがあり初配信者の枠に多く人が集まる仕組みがあったり、新規等のビギナー配信者しか参加できないイベントなどがある。
ゲーム配信の競争率が低い:ゲーム配信者の数が比較的少なく、一覧で見れる程度の人数しか配信していないことが多い。また、そもそも誰も配信していないゲームタイトルも多く存在する。
17LIVEデメリット:
人間関係トラブル:他ライバーや視聴者と密接なコミュニケーションを取る都合上、人間関係等で問題になりやすい。
プラットフォーム依存:特定の配信プラットフォームに依存するため、そのプラットフォームの人気や方針に左右されやすい。
ゲーム配信機能の不足: ゲーム配信に特化した機能が少ない。もともとがスマホメインのアプリのため、PC側で扱える機能が充実していない。
$$ \begin{array}{|c|c|c|c|} \hline \text{特徴} & \text{YouTube} & \text{Twitch} & \text{17LIVE(投げ銭重視のサイト)} \\ \hline \text{収益化の手軽さ} & \text{難しい} & \text{比較的簡単} & \text{非常に簡単} \\ \hline \text{競争率} & \text{非常に高い} & \text{高い} & \text{低い} \\ \hline \text{収益化手段} & \text{広告、投げ銭、メンバーシップなど多様} & \text{サブスクリプション、ビッツ(投げ銭)、広告収入} & \text{投げ銭が中心} \\ \hline \text{視聴者の規模} & \text{大規模} & \text{大規模} & \text{小~中規模} \\ \hline \text{長期的収益性} & \text{高い(動画が残るため、継続的な収益が可能)} & \text{中程度(ライブが中心のため、過去のコンテンツの価値は低い)} & \text{低い(リアルタイムでの投げ銭が中心)} \\ \hline \text{プラットフォーム依存} & \text{低い(YouTube以外でも動画コンテンツを活用可能)} & \text{中程度(Twitch特有のコミュニティ)} & \text{高い(特定のプラットフォームに依存)} \\ \hline \end{array} $$
4. 最初期の視聴者を集める方法
ゲーム配信を始める上でここが一番の難関だと思います。なんせ、どんなに面白い配信だろうが視聴者が0人であれば何の意味もありません。配信を始めてほとんどの人がここで挫折したと思いますし、これからゲーム配信を始める方もここで心が折れる可能性が高いと思います。
しかし、17LIVEであれば他の配信プラットフォームほど1人目の視聴者を獲得するのは難しくないです。その理由は17LIVEというサイトの中で、初配信やゲーム欄を見て回っているユーザーが一定数居るからです。配信者同士のコミュニケーションも活発なため、17LIVE配信者さんがリスナーとして枠を回っていることも多いです。
僕も配信を始めた初日に、何故か17LIVEヘビーユーザーが多く来て17LIVEの仕組みについて色々教わった記憶があります。今思うと少しくらい予習しておくべきだったと後悔していますが、そのぐらいのヘッポコ配信でも見てコメントしてくださる人たちは何人も居ました。今思うと感謝しかないです。
他の配信プラットフォームでは最強の配信者と同じ箱の中に放り出されますが、17LIVEでは言わば「ゲーム配信初心者枠」のような箱で戦うことが出来ます。これはゲーム配信始めたての身としてはとてもありがたいことです。
また、他の枠にリスナーとして挨拶に行くことも効果的です。17LIVEは配信者もリスナーであることが多いです。他の配信者と仲良くなることで、自分の配信に遊びに来てもらえたり、イベントの応援をして頂けたりすることがあります。もちろん、それ目的で枠周りしている人も多いのでそういった「リス活」を嫌がる配信者さんも居ます。他の配信の邪魔になるようなことだけはしないようにしましょう。
5. 視聴者に定着してもらう方法
そして、その後すぐに問題になってくるのが視聴者の定着です。当たり前ですが、視聴者さんに継続してゲーム配信を応援したいと思ってもらうには様々な努力が必要です。いくつか要点があるのでひとつひとつ説明していきます。
1.積極的なコミュニケーション:
コメントに対して対話形式でやり取りする都合上、ゲーム中でもコメントに素早く反応することが重要です。特に初見の視聴者さんなどは配信者の反応が無いとすぐに居なくなってしまうことが多いです。
これは重要ですが慣れるまではかなり苦労する点で、僕も最初は配信が終わるたびにベットに倒れこむぐらいに疲労し頭が真っ白になっていました。苦手な人でも少しずつで良いので改善するようにしましょう。
2.前向きで誠実な態度:
これも会話形式でやりとりする配信プラットフォームならではかもしれませんが、リピーターを増やすには信頼関係を築くことがとても大切です。どんなにゲームが緊迫していようが配信外で疲れていようが、視聴者さんに対して出来る限り丁寧に接するように心がける必要があります。
同様の理由で、利用規約などのルールを遵守し、不適切な発言や行動を避けることも重要だと思います。視聴者同士でトラブルが起きた際などは特に注意を払い配信者側の責任として丁寧に対応するようにしましょう。
他にも以下のような点は単純ですが大切だと感じました。
・名前や特徴を覚える(僕は苦手なのでユーザーメモ機能を利用してます)
・視聴者から配信のフィードバックをもらい改善する
・ゲーム配信を常に楽しむ
3.定期的な配信:
ある程度規則正しいスケジュールで配信を行うことで、視聴者に習慣的に来てもらいやすくなります。僕はこれがとても苦手で時間がずれることが多かったですが、予定変更する際はアプリ内やXなどで事前に告知を行い、視聴者に配信の予定を知らせるようにしたほうが良いです。
4.積極的なイベント参加等の宣伝活動:
ある程度配信に慣れてきたら、17LIVE内での宣伝イベントには積極的に参加していきましょう。月や週ごとに様々なイベント(配信初心者限定イベントなども毎月ある)に参加でき、他の配信者と競ったりすることでランキングに乗り、そのランキングから見に来て下さるパターンもあります。
公式イベントでなくても、個人的に「新規無料ギフト〇〇人集めます!」みたいなイベントを開催し、視聴者さんにシェアしてもらう事もとても効果的です。僕のようなゲーム配信初心者含め、「あ、無料ギフト投げるくらいなら協力しに行こうかな」と思う視聴者さんは結構居るので積極的に行いましょう。それがきっかけでリピーターになることも多いです。
5.魅力的なコンテンツ作り:
結局、応援したいと思う一番の原動力となるのがこの「配信内容が魅力的なコンテンツかどうか」になってくると思います。もちろん、宣伝活動やコミュニケーションも大事ですが、ゲーム配信の内容があまりに詰まらないと見に来るのを辞めてしまいます。
ただ、もし何も魅力的な強み思い浮かばなくても最初から諦める必要はないです。僕もそうですが視聴者に言われて初めて気が付く自分の魅力も結構あります。「え、そんなとこが面白いん?」と思うような意外な面が評価されたりもあるので、配信しながら見つけていくのも全然アリです。
また、ゲーム配信業界全体で考えるとかなり難しく感じますが、17LIVEの中だけであれば差別化はそこまで難しくないと思います。1つの点だけで差別化するのは難しいですが、複数の点で考えてみましょう。例えば、FPSで一番高いランクにいる、話が面白い、プレイが面白い、リアクションが面白い、単純に声が良い、顔が良い、何でも良いので複数の強みを磨いていきましょう。他のライバーさんの配信を参考にするのもよいと思います。
まとめ
今回の記事では初心者がゲーム配信を始めてから収益を上げるまでの具体的な方法を説明しました。これからゲーム配信を始めようと考えている方や、既に始めているが収益化等で悩んでいる方の少しでも役に立っていれば幸いです。
ゲーム配信は新規参入が厳しい分野だと思いますが、今からでも適切な準備と戦略、そして継続的な努力を重ねることで確実に成果は上げられると信じています。
僕が何より皆さんにお伝えしたいのは、自分がプレイするゲームを配信し、そのプレイを見て応援されるのはとても楽しいということです。ぜひ、皆さん自身で自分だけのスタイルを見つけ、楽しくゲーム配信を続けて行って欲しいと思います。一緒にゲーム配信ライフを楽しみましょう!
もし好評であればこういった記事を今後も書いていこうと思います。参考になった方や面白いと思った方は、ぜひいいねやコメント(ご質問でも!)、シェア等よろしくお願い致します!
最後までご拝読頂きありがとうございました!
※毎日22時からの配信、切り抜き動画などに以下X(Twitter)から飛べるので良かったら遊びに来てください!https://x.com/ryos_eSports