The Allman Brothers Band - Melissa Cover 海外のミュージシャンとのコラボ
今回は、Wheat ProjectのStuart Copperwheat、通称Stuとのコラボレーションです。曲は、The Allman Brothers Band - Melissa。これは私がやりたかった曲のうちの一つでした。
Melissaはオールマン・ブラザーズ・バンドのEat a Peachに収録されている曲で、Southern Rockの美しき名曲の一つですよね。
私は、若いころからこの曲が大好きでした。
そういえば、この曲は、グレッグオールマンがデュアンオールマンに捧げた曲で、彼の葬式でも演奏されたそうです。歌詞のなかにもそれを感じさせる言葉が入ってますしね。
しかし、Melissaの情報、日本にはほとんどない。なんと残念な。英語のWikiはたっぷりだったのにな。
<Stuとの久しぶりのコラボレーション!>
それはさておき、最近、Stuと雑談をしていて、「メリッサやりたいんだけど、どう?」いう話から、この曲をやってみることになりました。
「バックトラックを作って、送ってくれたらなんでも歌うよ」と(笑)。
私の方からは、「じゃ、動画もお願い」と依頼しました。彼はいつも歌っている動画がないので、YouTubeにアップするのを前提にすると、Vocalの動画がないと様にならないので、そこだけは少し困ってはいたので、今回は、Stuの動画ありです(何曲もコラボしてきましたが、動画ありは初です、、、笑)。
Stuのボーカルは声が良いし、この曲も良い感じで歌ってくれたと思います。Stu,素晴らしいVocalをありがとう!
しかし、結局、Stuとは、これで何曲目かな?
もうわからくなってきましたが、とにかく、過去にもたくさんやってきたなと。普段からメールで雑談もしてますし、改めて良い友達だなぁと、ありがとう(この間の日本での大事件の時も「お悔み」のメールをくれましたし)
<録音と演奏について>
・Acoustic Guitar
この曲は、アコースティックギターを2種類使って、録音しました。
そのうちのひとつはオベーションを使い、二回オーバーダビングを行ってそのうちの一つの映像を使いました。
もう一つのGuitarは12弦のアコースティックギターを使っています。
こっちは撮影はしませんでしたが、録音では使っています。
ということで、アコギは3本は入ってることになりますね。
あんまりやるとかえってぐちゃぐちゃになるところですが、まぁ、オールマンですからね。そろえるところはそろえて、ばらつかせるところはばらつかせる感じで弾いてみました。
オールマンは楽器はもともと厚みはあるし、それに、ミキシングの際のイコライジングや音量、パンニング次第ってところはありますしね。
結構、てこずりましたが、まぁ、こんな感じでしょうかね。
この曲は、コードに開放弦を織り交ぜたあの響きが良いんですよね。
・Electric Guitar
エレキ・ギターはGibsonのLes Paulを使っています。
今回は、この曲のために3テイクの撮影を行い、そのなかでよかったテイクを使いました。
カメラは複数台使っていますが、テイクとしては一つですし、弾きなおしもしてません。
アンプはFractal AudioでカスタマイズしたFender ベースマンを使っています。このFenderのベースマンはMarshallが参考にしたアンプの一つと言われていますが、Fenderらしいクリーンなサウンドも出せますので、ちょうどよいかなと思い、今回は、これを採用しました。
で、「Volumeを8.5から9にセットしておいて、ニュアンス調整でたまに10にする」みたいな感じで弾いてます(映像で頻繁にヴォリュームの辺りを触っているのはそのためだったりします)。
それと、オリジナルで特徴的なディレイ・サウンドも再現も試みました。
後はあれですね。Les Paulでのボリューム奏法(英語でボリューム奏法はVolume Swells)は、なかなか厳しいんですよね。私も指は短い方ではないと思いますが、それでも厳しい(笑)
それも、一回目の方は、ピッキングしてから、ぎりぎりまで待ってから音をあげてるのが(音が減衰しますから)なかなか難しかったです(笑)。
ということで、Volume奏法は指の長さがぎりぎりで、少し苦労しましたが、再現を試みました。
・ベース
ベースは、原曲では、ガリっとした成分が残っている感じなので、その方向性を残して演奏Mixしてみました。
<今後の予定>
今後の予定はStuとだけに限っても、Led Zeppelin数曲とディープパープルもやってみることにしました。Stuは結構高音が出せるし、ご本人もいろいろやってみたいと言っておられるので、しばらく、色々試みる予定です。
他にもいろいろ準備中です。
うちの奥さんとのもいろいろあるし、
ジェームスさんとはSomethingを準備中(これは前に書いたかな)
<オールマンブラザーズバンドの思い出>
余談ですが、90年代初頭(92か93年だったかな)に、彼らが日本にコンサートに来た時に、私は彼らのコンサートを観に行ったことがあります。
その頃、私は沖縄でミュージシャンをやっていたので、わざわざ大阪まで戻って行きました(笑)
そのコンサートは約3時間半くらいの長さに渡って行われました。これは、私が過去に行った単独のバンドのコンサートでは、おそらく最長でした。
今思い出しても、とても楽しい経験であり、忘れることができない思い出ですね。ブッチ・トラックスも往き、グレッグも亡くなってしまったし、残念です。
<今回使った楽器や機材>
機材はいかのような感じです。
Electric Guitar : Gibson USA Custom Shop Les Paul PU HystericPAF
EG Amplifier Fractal Axe FX2 XL : Fender Bassman
Acoustic Guitar :1 Ovation Collectors 1993 Model
Acoustic Guitar :2 Morris 12strings Guitar
Acoustic Guitar Rec Microphone : Rode NT2 & AKG C451B
Bass History Fujigen
EG Amplifier Fractal Axe FX2 XL : Fender Bassman
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