Fender USA New American Vintage Series Stratocaster 56's Model 2014年製 ストラトキャスター
昨日の続きです。こちらもAmericanVintageシリーズではあるんですが、New AmericanVintageシリーズのStratocasterです。
このシリーズは確か2012年だったかに始まったシリーズで、残念ながら今は終わってしまっています。
私がこれを買った時は、まだ、同シリーズはやっていました。これは新品で買いました。これを買う際は、あちこちの店で10本くらいは、同シリーズのギターを弾き比べました。
で、買ったのがこれでした。
カラッとした音で、バッキングとかに使うと心地良いギターですね。音が透明というか、明瞭な感じです。
かといって、Telecasterのようなきつさはありません。
その辺りが気に入りました。
このシリーズは数種類出ていましたが、年代(モデル)でだいぶ傾向も違っていましたね。個体差もけっこうありました。
どれもクオリティーは高かったですが、このギターのキャラクターが気に入って、買いました。
私がもっている、あるいは持っていた他の、AmericanVintageシリーズと比較した場合の、このギターの特徴は
ネックが太い。
シンラッカーなので、塗装が薄い。
というところですかね。ネックの太さはかなり音に影響すると思います。
ネックの太さは、元になっているStratocasterの年代に加え、個体差もあるような話を聞いたことがあります。
塗装の薄さは、音に影響をすると思いますが、それが良い影響に繋がるかどうかは別問題ではないかと思います。要するに、日本の高温多湿の環境もありますしね。
ただ、見た目の変化を楽しむことができるのは、良いかなと思いますね(笑)
ネックの木目に特徴があるので、もし、同じ色のがあってもすぐにわかると思います(笑)。
このギターでアームを使ったことは一度もありません。今後も、このギターでアームを使う予定はないので、シールすらはがしていません。
改造箇所は
PUをRAW Vintageに変えています。
後は、見ての通りピックガードを60年代のモデルのに変更しています。
これはPUを変える際に、アッセンブリーごと丸ごと変えたかったので、こうしました。
色をこれにした深い意味はありません。
元のは、もとのPUと一緒に保管してあります。
音で気に入ったものとして購入しましたが、当時、悩んだのは色がね(笑)
その点は悩みました。
新品購入でしたので、ワンオーナー品です。NewAmericanVintageシリーズは定価35万と、もはや、カスタムショップ並みの価格になっていましたが、これは色と、少しだけ(気づかないレベルの)傷があり、20万以下になっていたので、お買い得でした。
ネックとボディーの付け根のところに隙間があったんですが、微調整してなおしました。
音のキャラクターは曲にマッチングする場合は、かなりいいですね。ただ、ネックが太いので長時間演奏するのは少ししんどいときもあります。
シンラッカーなので、買ってから半年くらいでウェザークラックが入り始めましたね。結構、すぐに来ました(笑)。
ただ、その後、数年は経ちましたが、それほど増えずに今は安定しています。
このギターは、今後、ますます音が良くなっていくだろうと予測しています。
このギターを使ったのは、下の二つがわかりやすいかなと。
こっちの方は、ソロの部分はJeff Beckモデルを使っています。
まずは、HeartのStraight Onのカバー
Tell It Like It Isはソロも含めて、このStratocasterを使っています。まぁ、こういう感じの音です。
Stratocasterを弾く方であれば、昨日のThrill is Goneと比較した場合、キャラクターがだいぶ違っていることがわかるかと思います。
以下は、ストーンズのハートブレイカーをカバーした時の動画です。56Modelがリズム、57Modelはワウペダルのパートで使っています。
ソロはLes Paulです。
以下、比較用 こちらはLeadGuitarが57 2TSで、上のは56Modelでピンク。