海外ミュージシャンとGimme Some Lovin'をやってみました。
ここのところ、アルフィーとのコラボが増えていますが、今回は、Gimme Some Lovin'をやってみました。
今回はこんな感じです。
原曲は、スペンサー・デイビス・グループで、スティーヴ・ウィンウッドの曲(スペンサー・デイヴィス、マフ・ウィンウッドの共作)です。
私は、ブルース・ブラザーズとサム&デイブのバージョンを若い頃に聞いていました。なので、若い頃は、原曲はサム&デイブだと思っていました。
それもあって、今回は、どっちかと言えば、ブルース・ブラザーズのバージョンを元にやってます。
ブルースブラザーズのは、映画の中では、酒場のシーンの冒頭で「演奏をはじめたはいいが、カントリーの店だったので、瓶を一杯投げつけられて曲をローハイドに変える」というシーンでやってましたね(説明が長い…)。
この曲、ボーカルは、初めは、奥さんで仮録音していたんですが、「若干、しっくりこずで、眠っていた」ので、もったいなし、アルフィーにどうかなとおもって、尋ねてみたら、「歌ってみたい」という返事でしたので、彼にお願いしました。
頼んで正解でしたね。いい感じに仕上がったかなと思います。
彼は、キッチンの修理をする前、早朝の隙間時間で歌って(撮影して)くれたようです(笑)。
奥さんには、コーラスの部分と、部分的にダブルボーカルにして参加してもらいました。そういえば、うちの奥さんとアルフィーのコラボは初めてでしたね。
50年代のロックンロールが得意なアルフィーですが、こういう熱い曲は、彼にはあっているので、いい感じじゃないかなと思います。ありがとうアルフィー。
<楽器たち>
私は、今回は、ギターとベースと、ピアノとオルガンをやりました。
撮影は先週やって、今週、ちょっとずつ編集やらミックスやらをして、昨日、最後のパートを足して仕上げました。
<ギター>
ギターは4本でいきました(映像は二本だけです)。
一本はFender USAの51vintageリイシュー89年モデル。
もう一本は335を使ってます。335の方は、奥さんの歌と一緒に撮りました。
335なので、生音がかぶらないか少し気になりましたが、ほぼもんだいなかったので、そのまま行きました。
ただ、アルフィーのボーカルの映像を中央ににしたので、画面は1台のカメラの画面半分ずつを使ってますので、一緒にやったようには見えないかもしれません。これ、時短には便利かもしれない(笑)
アンプは、 Fractal AxeFX2XLのChampとTwinReverbだったかと思います。
映像の無い残りの二本のギターは、音の厚みようなので、かなり小さな音で足しているだけなので、実質的には、二本のような感じです。
リフは基本は同じことの繰り返しではあるんですが、各ヴァースに合わせて、少し変化をつけて弾いて、メリハリはつけています。ただ、全体のサウンドになじませているので、わかりにくいとは思います。
エンディングのところのギターソロは、歌とのフィット感を考えつつ、適度に前に出つつも、リズム主体みたいなイメージで弾いてます。
よくあるR&Bの「前に出過ぎないけど、渋いな」系のソロという感じでいったつもりです。まぁ、ただ、それでも、それなりには主張してますねw
そこはコラボでもあるので
335は地味なことしかしてないので、せめてと言うことで、アルフィーの赤に対して、この色の服でバランスを取りました(笑)。
<ベース>
ベースですが、この手の曲のベースは難しいですね。雰囲気のある音が出せるようになるのに、少し時間がかかりました。音作りも工夫してます。リアピックアップにして、少しだけトーンを絞った感じで、指をあてる位置もいつもとは違う位置にして演奏してみました。ダックダンのように弾くことはできませんが、まぁ、これはこれで良しとします。
<ピアノとオルガン>
鍵盤はRolandのD-70を使いました。
オルガンとピアノで使いましたが、両方とも弾いたまま無修正です。
ピアノの音源はD-70のをそのまま録音して使っています。
音は大きくはしてませんし、基本は繰り返しですが、リズムの強化と圧をこれで増してます。で、この撮影の後でおこなったメンテナンスの最中に、この前の記事でアップしたトラブルが起きました(笑)。
今日、撮影でつかったので、直せて良かったです。
オルガンは、CubaseにMIDIで録音し、VSTのB-4の音源を使ってますが、演奏そのものは、こちらも無修正です(演奏時はレイテンシー対策でD-70のオルガンでやってますが)。
こちらも基本はピアノと同じ音型ですが、オクターブが違っているのと、後半にかけて少しアクセントになるフレーズも入れてます。
<ドラム>
今回は、「叩いたのと打ち込みの混合」です。
これは先週から、数日練習して、それでやってみたところ、ある程度はいけたんですが、さすがに、この曲は、私には難しく、納得いく出来にはならなかったので、もう、打ち込みとの混合に切り替えました。
一応、私が自分で叩いたのを修正したところも残ってはいるんですが、打ち込み箇所も多いです。というわけで、自分で演奏したと言えるレベルではないので、映像もありますが、今回は、ドラム映像は無しでしあげました。
カウベルが原曲に入っていたので、それも入ってます。
<ホーンセクション>
ホーンセクションは、打ち込みです。凄くこだわって打ち込んだわけではないですが、まぁ、違和感がないくらいにはしたつもりです。
<ミックス>
ミックスもなんだかんだと細かくやりましたね。後半にかけて盛り上がりが増すような感じでミックスしてます。楽器の数が多いので、個々の楽器の音は、あまりインパクトがないかもしれませんが、全体の一体感が大事なので、そっちを優先してしあげました。
R&B(この時代のR&B)の場合、個々の楽器を聞かせるのではなく、バンドサウンド全体で聞かせるという感じが正解かと思いますので、そこは成功しているかなと思います。
途中、Cubaseのファイルがクラッシュしてだいぶやり直したので、アップが土曜から日曜になってしまいました(笑)。
昔のCubaseは良くファイルがクラッシュしましたが、最近のは自動保存もあるので、こういうことはあまり起きなくなったんですけどね。今回は、久しぶりに置きましたね。まぁ、時間は無駄にかかりますが、昔のことを思えば大したことはないです。
<映像>
映像はいつも通りマルチカメラで撮影しましたが、使っているのはそれぞれの楽器1台をメイン、ギターソロの部分だけ、2カメを少しだけ使いました。
奥さんのボーカルパートと私の335のパートは、昨日、土曜日に最後に撮影し、昨日、編集して付け加えました。
特にこったことはやってませんが、楽器が多くなると、どうしても切り替えが多くなってしまうので、そうならないように、画面割りを少し工夫しました。
今日、次の曲のピアノパートを知人にお願いして弾いてもらったんですが、私の方はまだですし、Stuもちょっとすぐにビデオ撮影ができないそうなので、もしかしたら、これが今年の最後の曲になってしまうかもしれません。
なんとか、後、一曲位は、今年やってしまいたいんですけどね。