見出し画像

The Doobie Brothersから"Takin' It To The Streets"を海外ミュージシャンとやってみました!

この曲は、1年前にドゥービーが来日(あれから早一年なんですね)した際に、触発されて用意した曲です。

マイケルも一緒に来日してましたので、マイケル・マクドナルド時代の曲もやってみたいなと思い、ドゥービー好きのStuに頼んで歌ってもらったやつなんですが、色々気に入らないところがあって、やりかけたまま放置されていた曲でもありました。

とりあえず、こんな感じです。

で、この間、それを思い出して、仕上げてしまおうかなと。
Stuとは、こういう「やりかけの曲」がいろいろあったりします。

Stu、声を似せるのうまいですよね。
コーラスは完璧ですね。


この曲は、曲の隙間とリズムの取り方が独特で面白いですね。
トム・ジョンストン時代とは違ったアプローチではあるものの、リズムの部分での特徴の出し方が、やはりドゥービーらしいなと思います。

それと、歌詞はともかく、曲自体からはゴスペルからの影響を感じますね。
AORにも通じる音ですが、ちょっと黒っぽい曲と言えるかな?と、思います。AOR化されたゴスペル?あるいは、ゴスペル化されたAOR?みたいな。
あくまでも「根底に」って話ですし、個人的な感想ですけど。
まぁ、一言で言えば「洗練された音」ってことですかね。

<ギター>
ギターは、2本使いました。今回は、両方ともStratocasterでいきました。
ただ、二種類のStratocasterを使っています(映像を見ればわかりますが)
ギター①は、ピアノのコードをギターで弾いてます。
これはオリジナルには入っていないと思いますけど、入れました。
フロントピックアップを使ってます。

ギター②は、原曲のカッティングとソロ。
サビの部分にも、ギターは2本入れてあるんですが、対比をつけたくて、少し音量を下げたので、サビの部分は、ベースとドラムの映像を多く使いました(そのギターはヘッドホンだと聞こえると思います)。

ソロは2か所いれてます。
ソロ①は、原曲ではサックスでやっている中間部のソロの部分ですが、サックスの代わりにギターソロを入れてます。
最近では、ストーンズの「ゲット・クロース」の時も原曲サックスのところをギターソロに置き換えましたが、あの時は、ほぼ、独自フレーズのソロでしたが、今回のは、フレーズはサックスを参考にしました。ただ、ギター的な感じに置き換えて弾きました。タイミングの取り方が難しかったですね。
フレーズが似た感じの繰り返しなので、間を開けたり、微妙に変えて弾いてます。

それで思い出したんですが、むかし、エリック・ゲイルのインタビューを読んだ時だったと思いますが、彼は、ギタリストなのに、若い頃にサックスの音をずっと拾っていたようで、それで、「サックスには息継ぎがあるので、ギターなのに、息継ぎ的な間が自然に入るようになってしまった」とか、言っていたのを思い出しました。まぁ、今回、私もそれを少し意識して弾いてます。

ソロのバックではいっているもう一本のサックスもギターで置き換えて弾いたんですが、ちょっとうるさい感じになったので、音を間引いて、音量も下げています(残すかどうか、ちょっと考えましたが、一応、残しました)。

後半のソロ、ソロ②は、原曲にはないですが、それだと映像的に、あっさりしすぎてしまうので、アドリブで入れました。
「圧と高揚感のためのソロ」って感じでしょうか?
ゴスペル的に、徐々に盛り上がっていく感じ?
いえ、普通はゴスペルにはギターソロはありませんけど、要するに、団子的なかたまりになって、高揚感があがっていくような感じにしたかったわけです。ですので、明瞭なフレーズはあえて減らしてます。
明確なフレーズはソロ①で「音数を少なめ」にしてやってるので、これも対比です。

原曲に入っていたオルガンは、うるさくなるので、ミックスで小さくしたので、一応、入ってるんですが、ほぼ、聞こえません(笑)。

Guitar :1 Fender USA Stratocaster 56'Model  (ピンクの方)
Fractal AxeFX2XL / Amplifier Fender Super 6G4 '60 brownfac

Guitar :2 Fender USA Stratocaster AmericanVintage 57 Model 2TS Fractal AxeFX2XL / Amplifier Morgan JC20

<ベース>
ベースは、フレーズの隙間の創り方が独特で、覚えるのに苦労しましたが、覚えてからは、弾いていて面白かったです
ね。

ベース、ギターアンプの設定からベースアンプに切り替えるのを忘れて、ギターアンプのまま弾いてしまったんですが、まぁ、いけそうなので、そのままいきました(笑)。使ったのはFender Super 6G4 '60 brownfacです。

今回は、ピックを使ってます。原曲がどうかわかりませんが、私が弾くなら、この方が似た感じにできるので、そうしました。

ギターとベースは、修正なしのライブ収録です。

<その他の楽器>
ドラムも覚えるに苦労しましたが、なんとかやりました。こちらは流石に修正しましたが、なるだけ自分で叩いてみようということで自分でやってみました(笑)。

鍵盤は映像なしですが、片手ずつ弾いて、後で修正しました。
片手ずつなのと、れいによって、鍵盤が小さすぎて映像的にしょぼいので、映像はなしでいきました。

タンバリンとパーカッションは打ち込みです。

<映像>
映像は、いつもの感じで、それぞれの楽器をマルチカメラで撮影&録音して、それを使ってます。

映像最後のご本家の写真は、去年のライブの際に撮影したものです。
この日は、撮影OK でしたので、隠し撮りではありませんw

<ミックス>
一応、原曲基調ですが、似た雰囲気を保ちつつも、色々、細かいところで、自由にやりました。

一応、時代的には、この時代の音の空気感に合わせてやりました。

<余談>
うちの奥さんが、今年二回目の国家試験を、明日受けるんですが、それに合格しても、更に、まだ、その後、もう一つ受けるそうです(笑)。
すごい根性です。

ですので、その間は、色々、コラボで乗り切る予定です。

次回は、ドゥービー続きで「Rockin' Down The Highway」を予定しております! Stuはドゥービー好きなんで、ノリノリでやってくれてそうでうれしいです。

その他、やりかけて眠っている曲をこの際、仕上げていこうかなと思っております。

ただ、Stu、最近、二階に上がるのがきつくなってきたそうです。
歌は、歌ってくれていますし、それはうれしいんですが、身体、いたわってほしいですね。


いいなと思ったら応援しよう!