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J.J.ケイルのCajun Moon(ケイジャンムーン)を海外ミュージシャンとやってみました。

今回は、ドイツ在住のイギリス人であるRobert GrayさんとJ.J.ケイルのCajun Moon(ケイジャンムーン)をやってみました。

この曲は、去年、Robertさんが、自分の弾き語りとして、アップされていたものに、後から、私の演奏を足したものです。
今回のは元が短ったので2分位です。気軽に楽しんで頂ければ嬉しいです。


<きっかけ>
去年、YouTubeでこれを見た際に、私が、やってみたいなと思ってRobertさんに声をかけたのがきっかけでした。その時にも一度、二人でやろうとしたんですが、Robertさん曰く、「これ、最近やったばかりだし、どうせあなたとやるなら、別の曲をやりたい」ということになり、その時は別の曲をやって、そのままになっていたんですよ。

これがオリジナルバージョンです。

それで「これ、なかなか渋い感じだったし、秋、冬の今の季節にいいかな」と思って、Robertさんに連絡して「完成させちゃいますよ」とメールしたところ、「やったことすら忘れてしまっていたけど、そうだね、後は好きにやってくれたらいいです」と、返事があったので、完成させてしまいました。

<方向性>
この曲は、Coverとしては、クラプトンとか、マリア・マルダーとか色々やっている人がいますが、今回は、誰も参考にしてません。Robertさんの弾き語りを聞いて、その上から、イメージを膨らませてやってみました。

この曲自身が持っているある種の幽玄さを、Robertさん独自のカラーで表現していたので、曲と、Robertさんの雰囲気に合わせて、ちょっと神秘的で内向的な色を補助するような感じで、演奏してみたいなと思った感じでした。後は、ロバートさんは、リラックスした自然体な感じのオーラのある人なので、私も、堅苦しい感じにならないようにやろうと思いました。

先に書いた通り、元は、Robertさんが自分一人で弾き語りでやったものなので、テンポは自由な感じになっていて、後半、いきなりテンポが上がりますが、なんとか、ついていける程度のテンポ変化だったので、ぎり、行けたかなとw。エンディングとかは、Robertさんが変な表情をして笑っているので、それに合わせて、リハーサル風景風に仕上げました(笑)

Robertさんは「ジャズマスター使い」(余談ながら、見ての通り、彼はサムピック使いでもあります)。なので、何のギターで組み合わせようかなと、色々考えたんですよ。仮録音の際に使ったのはGibson SGでしたが、
「どうせ撮影も録音もし直すんだし、それなら、、、。」と、最近、導入したGretsch 6120Wを使ってみました。

<ギター>
中身は、去年、自分で仮で弾いたのが、悪く無い出来だったので、それをそのまま自分で思い出して、コピーして、録音撮影しました。

この幽玄で浮遊感のある感じの雰囲気をうまく生かしたかったので、 Fractal AxeFX2XLでトレモロをかけておいて、弾いた後で、UADのロータリースピーカーのシミュレーターをかけました。
映像がなければ、これ、ギターの音と思わないかもしれませんね。

ちなみに、このUADのロータリースピーカーのエフェクト、マイキングが良いので、質感がすごくいい(最近、買ったばかりだし、発売されてからも、まだ、そんなには経ってないと思いますけど)。ただ、これまで、使い道がなかなかなかったので、Gretsch 共々試してみました。

録音撮影は、2時間ほどでした。

と、記事を書いていたら、車の盗難防止装置が誤作動して鳴り出した(今、火曜の2時前、こんな夜中に迷惑な、、、)。

話を戻して、えっとなんだったかな。

歌の部分のヴァースはフロントピックアップとトーンを絞って音をこもらせておいて、ソロの部分で、センターに切り替え、トーンも全開にしてます。
Gretschは、PUを切り替える際に、Les Paul などの、あの技が使えないのが難点ですね。2段階で切り替えは慣れが必要でしたが、ちょうどブレイクがあるので、なんとか、切り替えています(で、ご苦労なことに、ソロ終わりで、戻しています…笑)。

で、そのソロのフレーズは、Robertさんのギターとの絡みから生み出したんですが、なかなか面白い感じになったかなと。
ソロは「彼のギターへの応答をイメージして考えたソロ」という感じです。

<他の楽器達>
仮録音の際は、ベースもDrumも入れてなかったので、
まずは、ベースを弾いて(撮影して)、その後、ドラムを撮影しました。
DrumはV-Drumで演奏しておいて、音源だけ、後からBFD3に切り替えましたが、演奏自体は未修正で、たたいたままです。
最後にマラカス、タンバリン、カサヴァを追加しました。

ベースには、軽くChorusをかけて音をマイルドにし浮遊感を与えています。

<最後に>
ということで、楽器類は、今回も複数カメラを使ってのライブ収録です。で日曜のうちには、ミックスを終わらせ、月曜の夜に、編集もやってしまいましたので、今回は、早かったです(まぁ、公開は、週末にする予定ですので、皆さまが、これを読んでいるのは、週末かと思いますが)。

Robertさんとも、他にも企画しているので、また、コラボ予定です。
最後に、Robertさんの感想は、こんな感じでした。

I just love your arrangement, it totally captures the mood of the song. And you even managed to play in time with my guitar, when I didn't even use a click! The Leslie effect on the guitar is really beautiful.

この曲の雰囲気をよくとらえたアレンジであることや、レズリーをつかってるのも気に入ってくれたようですし、よかったです。
後、クリックなしの演奏に後から合わせるのが大変なのはご存じのようですね。そこは前の曲の時も、「よく合わせられましたね」と言ってくれていたので(笑)。

来中もたぶん、新しいのアップできそうでーす。次はストーンズの初期のカバー曲からです。




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