The Doobie Brothers 大阪フェスティバルホール
The Doobie Brothers 50Th Anniversary Tour
今回は、うちの動画のアップロードではなく、4月24日(月)のドゥビーのライブ、大阪フェスティバルホールにて参戦してきましたので、それを書いてみました。
席に着いたのは、19時10分前位
始まる前の曲は、エアロのドリームオン、次はピンクフロイドのマネーでした。後の曲は、わかりませんでした。
<はじめに>
写真は、撮影はOKのようですし、アップするなとかのコメントもなかったので、せっかくなので、共有します。2階席からでしたが、500㎜の望遠レンズで撮影したので、まずまず撮れています。
周りの方に配慮しつつ、音楽を楽しみながら、要所要所で撮影しました(笑)。
ライブの始まりは、マイケルマクドナルドのキーボードから、、、。
あのキーボードを聞いた瞬間、なんか胸が熱くなり、一気に引き込まれました。
曲のことは、別の方も書いているかもしれませんので、以下、私なりの視点で書いてみます。
<トム・ジョンストン>
何も言うことはありません!Vocalもギターも良かったです。
楽器の面で言えば、トムはPRSのエレキを2-3本くらいつかっていたでしょうか。後は、アコギも2本くらい使っていましたかね。
<パット・シモンズ>
パットはとにかく楽しそうでしたね。時折、走ったり、ジャンプしたりしていて一番元気がありましたね。歌も、ギターもよかったですね。ソロの時のポーズも決まっていましたしね。
パットは、赤のFender的な(Fenderではなかったようですが)のStratocasterと、PinkぽいStratocasterの出番が多かったですかね。その他、エレキ1-2本、アコギは3本くらいは使い分けてましたかね。
<マイケル・マクドナルド>
今回のライブ、マイケルの歌が良かった。これは生で聞いてほんとに良かったです。マイケルがうまいボーカリストなのは当然、言わずともわかっていましたが、ソウルフルな一面をしっかりと受け取り堪能させて頂きました。
キーボードもよかった! 要所要所で渋い演奏を聞かせてくれて感動でしたね。マイケルはMCの際に、初めて日本に来たのは75年か76だったと少し語ってくれていました。
<John McFee>
John McFeeは、赤リバースヘッドで少し変わった形の面白いモダンなエレキが目立っていましたね。彼はエレキはこれともう一本でしたかね。
アコギは冒頭でオベーションみたいなをつかっていたと思います。
後は、ペダルスティールとエレキバイオリンとハーモニカを吹いてましたね。マルチプレイヤーですね。
二階席でしたので、遠くてあれでしたが、細かいところで言えば、ジョン・マクフィーは、冒頭にアコギでスライドギターをやるとき、ペダルスティールの奏者がやる「上から弾く弾き方」で弾いてましたね。撮影しませんでしたが、あれを観た段階で、彼の素性がわかりました。あれは慣れないと弾きずらいですが、自分もやってみたいですね(笑)。
<Marc Russo>
サックスはMarc Russoさん、かっこよかったですね。
<John Cowan>
ベースのJohn Cowanさんも、結構、ベースを使い分けていましたね。彼はテネシー州出身と紹介されていましたかね(うろ覚え)
<Ed Toth>
DrumのEd Tothさんは、めちゃいいドラマーですね。まず、リズムが正確で、グルービーかつ、ある意味現代的なリズム感覚で、どっちかというとどっしりした低めの重心のドラマーですね。
彼のことは知らなかったので調べてみましたが、どうやらVertical Horizonと言うバンドで名をあげた人のようですね。サブスクで聞いてみましたが、やはり現代的(私のなかでは90年代以降のリズム感覚はそう聞こえる)なドラマーでしたね。要するに、70年代のリズム感覚とは違っているんですよね(いい悪いの問題ではなく)。同じ跳ねるにしても、跳ね方が違っているというか、まぁ、ヒップホップ以降の跳ね方だなと。年齢は、世代的に私と同じ位なのかなと思います。
<Marc Quiñones>
パーカッションのMarc QuiñonesさんはNYと紹介されていました。彼はパーカッションとツインドラムのスネアとシンバル類、これが効いてましたね。強力でしたね。
70年代のバンドの醍醐味を味わいました。完全なツインドラムではありませんが、ツインドラムは90年代にオールマンブラザーズバンドに行ったとき以来! やっぱいいですね。ほんとにかっこよかったw。
ということで、素晴らしいメンバーによる最高の演奏でしたが、それでいて、演奏には余裕がありましたね。手を抜いているとかではなく、さすがベテランと言うか、無駄な力が入ってない状態で、ここぞというときにパワーをかけて、無理なく、無駄なく演奏を続けて、それぞれのメンバーが助け合って、メンバー間の力が、足し算ではなく、かけ算になるような演奏と言うか、そんな感じでしたね。
<余談>
後はPAとか、その他の事をば。
ドラムはキックのローエンドをもう少し切ってほしかったかな。席にもたれて聞くと振動が来すぎるので、背もたれから身体を離して、ちょっと振動を緩和させて聞きました(笑)。
PAは「Mono出し」ぽかったですね。完全なMonoではなかったかもしれませんが、そんなにパンはつけてませんでしたね。少なくとも、私の席ではそのように聞こえましたね。
簡単に言えば、「音の圧力はあるが、ボーカルは少し埋もれていたし、楽器も埋もれ気味。ドラムはキックが異常に強い音圧で届いていた」みたいな感じでした。
後はTourプログラムとTシャツ買いましたが、「袋なし!」。UDOさん、これはちょっとね(苦笑)。
まぁ、環境問題への配慮なのか、コスト削減なのか知りませんが、あの価格ですからね、有料、選択制でもよいのでそれくらいは用意しておかないと、もし天候が悪ければ、帰宅するまでにぼろぼろになりますよね(笑)。
私はカバンがあったので、問題ありませんでしたが。
最後に、今回のツアーのメンバーは以下の通りでした。
Patrick Simmons – guitar, banjo, flute, vocals
Tom Johnston – vocals, guitar,
Michael McDonald – vocals, keyboards, mandolin,
John McFee – guitar, violin, pedal steel guitar, harmonica, vocals
John Cowan – bass, lead and backing vocals
Marc Russo – saxophones
Ed Toth – drums, percussion
Marc Quiñones – percussion, backing vocals
大阪のセットリストは25日のしかなかったので、武道館のをはっておきます。ほぼ同じかと思います。
The Doobie Brothers Setlist 2023 (4/15・4/17・4/18)
1.Nobody
2.Take Me in Your Arms (Rock Me a Little While)
3.Here to Love You
4.Dependin’on You
5.Rockin’Down the Highway
6.You Belong to Me
7.Easy
8.South City Midnight Lady
9.Clear as the Driven Snow
10.It Keeps You Runnin’
11.Another Park, Another Sunday
12.Eyes of Silver
13.Better Days
14.Don't Ya Mess With Me*
15.Real Love
16.World Gone Crazy
17.Minute by Minute
18.Without You
19.Jesus Is Just Alright
20.What a Fool Believes
21.Long Train Runnin’
22.China Grove
アンコール
23.Black Water
24.Takin' It to the Streets
25.Listen to the Music
<次の動画アップロード>
今、Long Train Runnin’をStuと準備中です。今は、Stuの動画待ちです。
まぁ、ご本家の最高の演奏を観た直後にアップするのは気が引けるんですが(笑)。完成したらアップする予定です。
完成後にアップしたのがこちら(追記しました)。