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英語ネタ 私が英語を始めたきっかけ 英語勉強法について(というか覚悟?)

今日は、ちょっと変化球で英語ネタということで、書いてみました。

私が、英語をやろうと思ったきっかけは、、、。

・アメリカで飛行機の免許を取る。
 →日本では費用が高いというのと、英語を鍛える一石二鳥ということで。
 これは結果的に目的は果たしました。今は国内でたまに飛ぶ程度ですが、一応、目的を果たし、維持しています。

・海外に友人を作りたかった。
 特に、音楽関係や仕事の機材の事、IT系も英語がわかると便利なのでやろ うと思った次第です。

 友人に関しては、私は洋楽が好きなので、自分の音楽を生かすには、海外の人とやるのが一番というのがあるので、それがやりたかったというのはあります。それについては、今、まさにやっていることですし、おかげさまで、いろいろやれています。

まさに、こうしたことがしたかったので、やってよかったなと(うちのチャンネルのの本来の趣旨はYouTubeでの音楽活動のブログです。そこで、海外のミュージシャンとも活発にコラボをしているので、それを指します。初めて来てくださる方もいると思うので、念のため)

まず、始めに書いておきますが、私の英語力は、「正確」かと言われたら、それはあやしいです。海外に長く住んだ経験もありません。

英語の試験とかを受けたことが無いので、何級とか、未だにわかりません。
その程度の英語ですし、英語の先生ではありませんが、それでも、多少は参考になればと書きました。

私が英語を始めたのは40歳を過ぎてからでした。多分、2010年とかです。
力を入れていたのは、2010年から2015年くらいの5年間くらいでしょうか。
この記事を書いた理由は、それくらいの年齢からでもやる意味はあるということの一例となれたらなと思ったからです。

その経験を書いてみます。ただ、私の場合、経緯とアプローチが良くあるルートではないので、参考になる場合、ならない場合があると思います。

というのも、私は中学校もほぼ行ってないので、英語はほぼ独学でした。
洋楽を聞いてきたのと、仕事で使う機材に英語が多いのもあって、多少は単語は知っていた程度です。その程度のおそるべき英語力でいきなり渡米した(数年準備はしましたが)という、むちゃな話でもあります。

<今の英語力>
とりあえず、ネイティブと趣味の話、音楽や飛行機関連、機材関連の話であれば、1-2時間くらいの会話は特にストレスなくできる。
ただし、仕事で契約とかになるとやめた方が良いレベル。
海外に電話してネイティブと会話はできる(ただ、日本人慣れしていない人の場合、たまに、厳しいこともある…笑)。
サポートセンターとか、そういうところに電話しても一応、通じます。
発音はだめですが、「この手の言葉の発音は通じにくい」とかは、なんとなくわかるので、そういう場合は、別の言い回しをつかって複数の方法で伝えることができるので、とりあえずは通じます。

目的の一つであった飛行機の免許は、試験はすべて英語です。なので、その勉強に加えて、英語そのものをやったわけで、結構、大変でしたが、その負荷をかけたおかげで、ここまでになれたというのはあると思います(私が取得したのはFAAのプライベートパイロットのライセンスというもので、選択式の学科と、1時間半から2時間ほどの口頭(オーラル)、実技試験があります。当然、すべて英語で行われます)。長くなるので、書きませんが、発音とか、正確な英語かを試験されるわけではないですが、内容については、試験官は忖度なしの人だったので、甘くはありませんでした。

読める英文は分野などによります。
マニュアルみたいな感じのテキストはまずまず読めます。
本は分野や文章によります。スラングが多い小説とかはわからないことが多いですね。そのあたりは、今、音楽仲間の人たちからのメールで鍛えられています(笑)。

英語で字幕なしでテレビなどを観た場合、分野によります。
ドラマの方がわからないことが多い場合です。
ドキュメンタリー番組などの方がわかる場合がある(内容によりますけど)
ただ、完全に理解できるほどではない。
アメリカ英語、イギリス英語はだいたい聞き分けられる。

今も、勉強は、継続して少しずつはやっていますが、前ほど真剣に取り組んでいるわけではありません。ただ、数日おきにはなんらか英語に触れています(海外の音楽仲間とのメールなどでのやりとりで)。

あと、追加ですが「書く」のは、ちょっと苦手ですね。「話す」、「読む」、「聞く」、「書く」の順番で落ちますね。書くのはスペルがでてこない。なので、頭の中で英文化してから、そのあとで、グーグル翻訳とかをつかって、文章にしています(ここはインチキといえばインチキしています…笑)。

<私が過去に取り組んだ英語の勉強法>
・文章を読む→とにかく翻訳する

飛行機の免許を取るために英語を本格的に始めたのでとにかく、そのテキストを自分で翻訳しました。内容的には、英検二級、部分的には準一級くらいだそうです。あとは、特殊な専門用語があるので、そこは一般的な英語学習の範疇外だと思います。

ということで、それらについての日本語のテキストがなかったので、自分でやるしかなく、400ページとか800ページとかのテキストを、半年くらいかけてひたすら翻訳しました(笑)。

その頃は、出張が多かったので、学ぶ時間はなかなかとりずらかったですが、出張先のホテルでも、なるだけ、毎日、数時間、日曜などの休みの日には、一日8時間くらいはやっていました(これは楽器の時も同じでしたので、その時の経験もあったので「新しいことを習得するには、これくらい時間投下して、数年やればなんとかなるだろう」という推測をもってやっていました)

文法については、翻訳しながら文法を学びました。その点、今にして思えば、二重苦でしたね。
そもそも、SVとか言われても、それ自体を習ってないので、意味不明な状態ですから(笑)。
もちろん、日本語は読めますから、テキストの説明を読みながらであれば、一応理解はできますが、苦労はしました。
引き出し的にそれがなかったので、アリストテレスの論理学を思い出しながら、理解しようとしました(笑)。(読書好きなので、そういうのを読んでいたので、そこにあった、主語、述語の関係性などのことです)
そこで悟ったのは、以下の部分です。

・英語理解は語順にあり
自分なりにはじめの壁突破したと思った瞬間は「英語は語順」ということを理解した時でしたね。それまでは出口なしのトンネルの中のような状態で、「こんなんでなんとかなるのか」と、思うことも多かったですね。

・英会話→とにかく話す!
なんとか話せるようになったのは、「話すことを中心としたオンライン英語塾」のおかげです。

ここの特徴は、とにかく「話すこと」。教えてくれるというよりは、すべて英語で話すことで授業が成り立っています。

レアジョブもやりましたが、これは、英語がわからないのに、英語で授業を受けるのは無謀でしたね(笑)。

ただ、ここの先生に、あとから聞きましたが、「この英語力で渡米して免許?これは大変だろうな」と、初めは思ったそうです。まぁ、当然かと思います。それくらいひどかったのは事実ですから、教えるほうもひいたことかと。

<意見として>
ここからはランダムに思ったことを書きます。
まず一つ目は
・日本語で理解できないものは英語でも話したり、聞いたりはできない。
これ、当たり前ですけど、新聞とかでも日本語であっても知識のないことは読んでも、文章としては読めたとしても、深い意味は理解できないわけで、外国語であればなおのことだと思います。私の場合、かかりが「航空英語」でしたので、日本語でもわからないような内容も多かったので、大変でした(笑)

・英語教材について
普通は「やり直し英語」とか言われることが多いですが、私の場合、「やりなおし」ではないので、苦労しましたね。

日本で販売されている本は、だいたい、前提として、学校英語が基礎になっているので、学校教育を受けていない私の場合、それらテキストや教科書自体を理解するのに苦労しました。これは同じような経験をされた方なら激しく同意していただけるかと(笑)。

・文法は大事。日本の英語教育は「だめ」なわけではない。
といって、私は会話からやるべしという考えではありません。文法からやるほうが論理的に学べるし、きちんと学べは「本」などが読めるという意味では強みもあると思うからです。専門家の人たちからしたら、いろいろ意見はあるんだと思いますが、明治以来日本が積み上げてきた英語教育それ自体には、優秀な面もあると思います。

いわゆる英会話主導の場合、英会話ができても、文章が読めず、長文は読めない。これだと、仕事では困りますし、本なども読めないことになると思いますので、私は文法も大事だと思っています。

・「英語を使う必要性が低いこと」
問題は、文法か会話かにあるのではなくて、英語を使う必要性が低いこと、機会が少ないところにあるのかもしれません。
 
後は、日本語で学んだり、やれることが多いから、それほど必要性を感じないのもあるのかもしれませんし、もちろん、島国であることも影響していると思います。
 
・習得には努力、根気、忍耐が必要。
語学ですから、そんな簡単には使えるようにはならないと思いますね。
まぁ、この辺りは楽器の練習と同じかなと。すぐにできるようになるだろうと安易に考えるとかえって「だめだ」となりますが、初めから「そんなに甘くない」と思って取り掛かれば、覚悟ができているので、途中で投げ出す確率が下がるかなと。その意味では、「できない自分に耐えられるか」というところは特に重要かもしれませんね。これに耐えて、とにかく、やり続けること、動機の維持と工夫も必要かなと感じます。

・「英語を話せるようになるには英語脳が必要」
これに関しては、口に出して話す訓練をしないと、いくら学校英語ができても、いきなり「話すこと」はできないだろうと思います。
日本の場合、ここで躓いている人が多いんだろうなと思います。
これについてはシャドーイングとか音読とか技術的にはいろいろありますから、そういうことをやればいいのかなと思います。まぁ、私は教える専門家ではないので、書きませんが。

・目的の明確化、動機の維持、英語を使う必要性のある状態に追い込む。
私は、「英語を使ってやりたいこと」が明確でしたので、勉強のための勉強ではなく「実用的・実践的」に英語を捉えていたのがよかったのかなと。
この辺りは、「恋人がいる」、「恋人が欲しい」、「仕事で使うから」とか、ある程度、明確な目的や動機、必要性があれば、あとは、やり続けるだけかなという気もします。私の場合、冒頭に書いたようなことがあったので、それをもって取り組みました。

・減点主義や失敗の恐怖を退ける訓練をする。
「失敗すると恥ずかしい」「減点主義への恐れ」など、日本の国民性というか風潮もあるんだと思いますが、このあたりで損をしていることが多いのかなと感じます。
仕事などで失敗できないとかは別として、姿勢としては失敗を恐れずにやるだけかなと。

他国の言語なので、わからなくて当然だろうくらい腹を据えてやってました。そんな風に考えてしまえば、本当の意味での失敗はないと思っています。私の場合、英語トラウマがなかったのもよかったのかもしれません。

そもそも、語学に限らず、「学びは一生ものであり、終わりはない」と思いますしね。

まぁ、まとめると、私の場合、「好きなことをやり遂げるための英語」だったので、それがよかったんだろうと思います。「やりたいことをやり遂げるためであれば、労は惜しまず」ということですかね。

とりあえず、私の英語力で、英語について語ることはちょっとどうかとは思うところもあるんですが、ちゃんとした先生とかではなくても、「実例」という意味で、誰かになんらか勇気とか、やる気をわけることができるならと思って、書いてみました!


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