
Gibson ES 335TD 63's Model Gibson Memphis) 2016年製
このギターはFender派であった私が、初めて買ったGibsonのギターです。
Gibson Memphisの方の335です。
モデルとしては58sモデルと63sモデルがありますが、こちらは63sモデルになります。

335って、見た目の形がぱっと見はフルアコと同じですから、古いギターというイメージがありますが、製造は58年 ですから、Telecaster(50)やStratocaster(54)、Les Paul(52)等の、今の定番ギターなんかよりは新しいんですよね。
開発時のコンセプトとしては「ソリッドボディにアコースティックサウンドを加える」という趣旨だったそうな。構造からは「アコースティックにソリッドを加える」のような気もするですが。
wikiからコピーしたので、実際のところはどうなんでしょうね(笑)。今度、英文原文を探してみます。
Gibsonの335の内部のブロックにはいくつかサイズがありますが、こちらは、そのブロックが小さい方の時代のモデルです。
58年のは内部のブロックが大きくソリッド寄りで、この63年のモデルは内部のブロックが小さくなって、寄りアコースティック寄りになっているみたいです。
元々Fender系ギターをメインに使って来た私としては、アコースティックな響きのある方の335が欲しかったので、63sモデルを選びました(ブロックが大きくなると、音がソリッド寄りになりますので、逆を行きたかったので、そうしたモデルから選びました)
両モデルはポジションマークも違っていますが、58のはドット(●)タイプで、63のは四角の(■)のブロックタイプ。まぁ、Gibsonのギターはやっぱり■の方がしっくりきますね(笑)。なんとなく、〇のは恥ずかしい感じが(いや、ただの思い込みですよ)
このギターを買った時も335を10本くらいは弾き比べました。それらのなかからこれが一番音も私の好みの音でしたし、新品でしたが、ちょい傷品で、価格が下がっていたのでこれを買いました。
もう一本、2003か2006年製のラリーカールトンモデルの335も候補に残っていましたが、こっちにしました。
交換した部品といえば、元々はブリッジのサドルが樹脂製だったので、それは鉄製の普通のに変えました。
PUはFrontがアルニコ3、Rearがアルニコ2とのことで、これも変えていません。買った時のままです。
交換したのは、一度、トーンポッドにガリが出てきたので、お店に出して交換しました。
335を使っていて思うことは、意外とつぶしの利くギターだということです。これは買ってみてわかったことでしたが、イメージ的にはブルースぽいのが似合うイメージもありますが、汎用性が高いギターだなと思いました。
選曲とのマッチング的なことも要素としては大きいですが、YouTubeでの動画では、335の利用率が凄く高いです。
私が気にっているところは
・ニュアンスを良く拾ってくれる(うけとめてくれる)
→特に強弱がつけやすい。
→ハムバッカーは音が団子になって、しんぐるPUのようなニュアンスがだ
しづらいこともありますが、そこがうまくバランス取れるギターって印
象ですかね。強弱を狙った時の音のばらつきがでにくい。
・オケのなかでギターの音が浮きにくい。
→ギターの主張が強過ぎないので歌モノで使うにはほんとに重宝します。
・Telecasterのように暴れ馬的なギターではないので、弾きやすい(逆にTelecasterはそこが面白いんですが、Recording時には、神経も使いますので)。
・練習時にプラグインせずとも、音が聞こえやすい(笑)。
ピッキングが強めの私が弾いてもきつい音になりにくい!
これがよいですね。
余談ながら、Gibsonのギターのユーザーになって感じたことは、Gibsonのギターは和音の響きが綺麗だなと。Fenderとは違った和音の響きがしますね。善し悪しの問題ではなく個性の問題ですが、なんか和音が美しく響く気がします。
このギターを使用しての実演は、とりあえず、これですかね。
スティーリー・ダンのKid Charlemagne 原曲ラリーカールトンですし、まさに335を使って演奏するべき曲ですね。
こちらは、Davidさんのオリジナル曲でのコラボレーション これは原曲は、Davidさんが弾き語りでやったものに、後から、私が楽器を演奏してバンドサウンドVersionにしたものです。ブルースぽい曲で、ギターのサウンドは指弾きサウンドです。
後は、うちの奥さんとやったジャニス・ジョプリン版のSummer Time
もっと細かく比較したい方がいらっしゃいましたら、下の記事が参考になる
と思います(いたらですが)