エルビス・プレスリー、Mystery Trainを国内外のミュージシャンと共同カバー!noteでの出会いから始まった企画
今回はnoteで知り合った「呑龍(DonryuⅡ)」さんとアイルランドの「アルフィー」さんとのコラボです。曲は、プレスリーから「Mystery Train」(厳密にはプレスリーの曲ではありませんが)。純粋なギタリストと一緒にコラボしたのはYouTubeでは初めてですねー。面白かったです。
<事の始まり>
私がnoteで「呑龍(DonryuⅡ)」さんのページを見つけて、そこにコメントしたことからはじまりました。「呑龍(DonryuⅡ)」さんのページでは、50年代のロックロールの演奏動画をTAB付でアップされていまして、これがなかなか素晴らしい演奏でして、それでコメントをしました。
で、いろいろ話しているうちに「50年年代のロックンロールのギターは軽く見られてますよね」的な会話から「なんか一緒にしましょうか?」みたいな話になりました。
こちらがDonryuさんのNoteです。
<アイルランド人ボーカリスト・アルフィーの参加>
50年代のロックと言えば、私のコラボ仲間では一択で彼しかいないなということで、アイルランドのアルフィーに頼みました。
今回は、趣旨を説明したところ、アルフィーさんの方から「イヤモニをつかおうか」と言ってきたので、そうしてもらって撮影&録音をしてもらいました。ただ、スマホなので、音は良くないので、それを逆手に取って、こういうミックスにしてます。
しかし、アルフィーさん、面白いし、歌はさすがですねーー。動きもめちゃ面白い。まさにエンタメですね。いうことありません! しかし、マイクは狙いでしょうが、ダサいし、観ての通りフェイクですw。
<ギターパート①>
主軸のギターについては、「呑龍(DonryuⅡ)」さんと話し合って、ダニーガットン風で弾いてもらうことにしました。これは、実際、めちゃくちゃむつかしいので、特に、Donryuさんのソロの後半の部分のあのリックはそうそう弾けませんw。
他、部分部分で入れておられるフレーズも簡単そうに聞こえるかもしれませんが、かなりの難易度です。メタル弾きの人でも簡単には弾けないと思います。音もひずませてませんしね。リズムもフィンガリングもむつかしいことをやっておられるので。後、ギャロッピングで弾いてますからね。そもそも奏法的に難しいですしね。
<その他の楽器パート>
で、私は、ギター2とアコギ、それからベースとドラムを担当することにしました。テンポはまず、平でやってみたんですが、やっぱなんか機械ぽいので、揺らぎをつけて、走りやもたりを入れておいてから、各楽器を再度演奏して、それをもって、アルフィーにデータを送って、歌ってもらいました。
<ギターパート②(私が弾いた方のギターパート)>
私の方のエレキギターパートは「呑龍(DonryuⅡ)」さんのギターの補助で、リズムを強化する感じで弾いてます。ソロ以外は、指で弾いてます。
なので、「ドルゥーーー」ってやってる個所は、ちょっとむつかしかったですね。「呑龍(DonryuⅡ)」さんがダニーガットン風のソロを弾いてる裏ではボトムリフをシャッフルで合わせてます。あの速度のボトムリフを指でやるのはきつかったです(笑)。何度もやってると爪が割れるかもしれませんw。
<後半のソロパート>
ちなみに、当初は、後半の私のソロはやらないつもりで、フェードアウトでもしようかなと思っていたんですが、せっかく「呑龍(DonryuⅡ)」さんが良いギターをいれてくれてるのに、自分もやったほうがいいかなとw。
それで、弾いてみました。
イメージとしては、Jeff Beckがクリフ・ギャロップやLes Paul への尊敬を込めてやったライブの演奏を参考にして、自分なりに弾きました。
ソロは構成を考えておいて、仮録音して、微調整して、「こんな感じでいく」と決めてから、録音しました。その後、映像撮影の際に、そのフレーズをもう一度弾いて、同時にそのテスト録音の音声も薄く残して、ダブリング効果を狙っています(つまり二度、まったく同じように弾いてます)。
起承転結を持たせたうえで、若干、リズムの端切れを強調気味に弾いて、少し凶暴な音にしています!これはギターの音をひずましてるわけではなく、純粋に弾き方で、こういう音を狙って弾いてます。
<Acoustic Guitar>
アコギはグルーブ狙いですね。アグレッシブな音で弾いてます。アルフィーさんに弾いてもらってもよかったんですが、過去、彼の弾き語りスマホ撮影では、音がよくなくていつも苦労してるので、今回は自分で弾きました。結果、それが故に彼は自由になって、歌唱とパフォーマンスに専念されたようですが(笑)
<ベース>
ウッドベースがあれば、それでいきたかったんですが、ないのでエレキベースを使いました。ベースは、少しだけ走り気味に弾いて、少しスリルのある演奏をねらいました。部分的にはちょっと突っ込みすぎになってますが、まぁ、これはこれでいいかなと。デモの時は、もう少し普通に弾いたんですけどね。ライブ感もほしかったのでw。部屋の奥行きの問題があって、全身が映らないので、あれなんですが、一応、踊りながら、というか、跳ねながら弾いてます(笑)
1回目のソロの後半はランニングベースで合わせました。
<ドラム>
ドラムはV-ドラムでたたいていおいて、後から、BFDに変えてます。この曲のドラムの元のアイディアは「呑龍(DonryuⅡ)」さんが作ってくれたMIDIファイルを少し変えてたたきました。
ドラムだけは、強弱やタイミングがずれてしまったは多少修正しましたが、基本、ほかの楽器同様生演奏です。
撮影の時は立って弾いてますから、ライブぽさとラフさもある演奏になってると思います!
50年代のロックンロールは前からやってみたかったので、やれて楽しかったですねー。
<使ったアンプ類>
アンプは Fractal AxeFX2XLで作ったフェンダー チャンプの音です。それにディレイをかけてます。
「呑龍(DonryuⅡ)」さんの方は、ご自身のプラグインの音を基本にしつつ、こちらでも少しさわってます。
<ミックス>
ミックスは、50年代風にしてます。後、今回試して面白かったのは、ステレオミックスを創っておいて、そこにMonoミックスを最終段のBusにくわえたことですね。これで音が太くなりましたね。これは面白いやり方だなと思いました。
リバーブには
Ocean Way Studios | UAD Audio Plugins
Capitol Chambers | UAD Audio Plugins
あたりをルームReverbとして使っています。
<バンド名The Lightning Speed Flames>
バンド名 寝起きに思い付いたんですw。
このイメージのもとは、Donryuさんの使っているギターの模様にうちのチャンネルのlightを組み合わせイメージなんですが、多分寝る前に映像編集をしてたからかもしれません。
「中二病的な名前」ですがわざとです。「電光石火の炎達」「燎原の火の如く」みたいな感じです。まぁ、元々は、The Lightning Speed Firesで思いついたんですが、アルフィーにThe Lightning Speed Flamesと比べた場合、どっちかいいですか?と聞いて、こちらを選んでもらいました。
まぁ、「炎」の画像も使いましたしね。ファイヤーだと「火」ですからね。
日本だとフレイム=炎 ファイヤー=火は、ぱっと浮かばないかもしれませんので、ファイヤーでもよかったんですけど、まぁ、フレイムの方が適切かなとw
ポールは寝起きにイエスタディを思いついたけど、私は、この程度でございますが、これはこれで面白いかなとw
後、一応、バンドのロゴも考えました。ロゴには Bancoフォントを、そして、メンバー名にはMotörhead を使って、それっぽくしてみました。
今回は私はRyoからRoyになってます。これはたまに海外の人が、間違ってロイと書くので、それをネタにしましたw。ちなみにうちの奥さんはCaolinでやってますが、間違ってキャロラインになってることもあります(笑)。
もっとも、バンドは半分ジョークなので、継続するとかまではわかりません。まぁ、また、このメンツでやることがあれば、使うかもしれません。
たぶん、来週も、別の方とのコラボをアップできると思います。しばらく週一のペースでアップできそうでーす。
後、Donryuさんと、何か対談企画もしてみようかなと考えています。