石川への偏愛を形にしてしまった、10日間の「石川県・Slowワーケーション」のご提案
緊急事態宣言延長も囁かれる中、私はこのゴールデンウィークは東京から一歩も出ませんでした。。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は2021年に入って以来、密を避け、ひとり静かに地域の魅力を噛み締めながら温泉を貸し切るようにワーケーションをしてきていたので、緊急事態宣言期間中 に東京に何週間も滞在していることとなり、「東京にいることは、むしろ感染リスクが高まる状況にあるなぁ」と嘆いているところです。
(石川県・加賀市・山代温泉 古総湯を独り占め)
電車に乗るだけで密。
買い物をするだけで密。
夜ご飯を食べるにも一苦労。
ましてやお酒も家以外で飲めないなんて。友人が「これほどTOKYOがつまらない街になった時代はない」と嘆いていたのですが、言い得て妙です。
地域の観光業界も悲鳴をあげている中、感染対策が取られた宿泊施設に滞在しながら密を避け、自然に触れ、人の温かさに触れることができるリモートワーカーは、コロナ禍で確実に増えました。そして観光業界も、ワーケーションを「一筋の光」と捉えている地域も少なくありません。
奇しくもHafHは、この時代の変化の受け皿となり、4月に有料会員数は過去最高を更新しました。月に数泊の利用が増え、アドレスホッパーだけでなく、会社員の自宅アリ層による、近距離移動を伴った定額の宿泊体験として成長を続けています。
石川県・Slowワーケーションで交流
今回、HafHは石川県の魅力に触れてもらうべく、約10日間の滞在企画を準備しました。10日間全部滞在する必要はなく、密を避け、個別に都合良きタイミングでお越しいただく企画です。この10日間は、石川県にただ滞在するだけじゃない、「日常」に触れるワーケーション企画をと、準備しました。金沢を中心に、能登、小松、や白山など「裏日本」とも称されるエリアの、今までワーケーションの舞台には一切顔を出していない、知られざる北陸の魅力に、HafHならではの形で感じていただければ幸いです。
企画の詳細はこちらから
これまで詳しく触れなかった「Why 石川?」について
(七尾湾の朝日は絶景)
なぜ石川なのか。世に出ている地域のワーケーション企画は、行政から補助金が出る委託事業である場合が少なくありません。しかし今回の企画は、行政からの補助や支援は一切ない、「そういう企画を作ってくれ」とお願いされたわけでもない、完全にHafHのオリジナル企画です。なぜ、石川で暮らしてみてほしいと強く推したのか。これには"Slowワーケーション"と名付けたところに、その思いが込められています。
時間〈とき〉の流れが穏やかで、1つ1つの仕事を丁寧に紡ぎ、住まう人一人ひとりが「暮らしの職人」として誇りを持つ石川県。ワーケーションを通じて、いつもの日常とは違う「生き方の学び」が見えてくるかもしれません。家にこもってリモートワークする日々から抜け出し、自然に向き合ったり、職人の技に触れたりしながら、”ウェルビーイングな日々”を体験してみませんか。(企画詳細の冒頭より)
石川県には、都心にはない独自の《とき》の刻み方を感じます。能登の農業は、昔ながらの農法が今なお息づいている点から世界農業遺産に選ばれ、結果「食の豊かさ」については、言わずもがな日本随一。まずは食から脈々と受け継がれた歴史を感じられるわけです。さらに、輪島塗や九谷焼といったクラフトマンシップ。21世紀美術館をはじめとした現代芸術への造詣の深さ。伝統工芸と現代アートが器用に交じり合っているのも石川独自の趣です。
(増殖する美術館・KAMUはぜひおすすめ)
少し離れて白山は日本三大霊山と言われる白山信仰が今なお語り継がれており、小松や加賀にはここにしかないと感じられる、穏やかな時間が流れています。バタバタと観光で巡る過ごし方とは違う、”暮らす”ように過ごすことで見える、歴史と今。これを上手に織りなす石川県民は《とき》を編み込むプロだと感じます。
《七尾市にある古民家カフェ・IKOUもランチでぜひ》
また、自分たちの暮らしに《誇り》を強く持っておられるのも他の町では感あまり感じることのない特徴です。引っ込み思案な性格が合間って、石川県民性は時に「冷たい」「そっけない」といった印象を持たれることがあるとか。(実際、僕はそう感じることがあります。)
ただ、この少し壁がある感じが(恐縮ながら)僕個人的にはたまらないワーケーションポイントです。要は、本当に石川県民の皆さんと心から触れ合うには時間とテクニックが必要な場所。観光では入り込めない石川県民の皆さんの日常という懐(ふところ)に、暮らすことで入り込めるか。地元の皆さんに笑顔を向けてもらえるのか。これは1日、2日ではなかなか難しいチャレンジです。
(金沢の日常を映し出す映像から伝わる日常の”余裕ぶり”)
今回のツアーでは、石川を愛し、じっくりと《とき》を刻みながら文化を育んできた地元の皆さんにも多大なご協力をいただくことができました。こちらの動画を作成した real local Kanazawa を運営されている金沢R不動産をはじめとした 趣都金澤 の皆さんもその1つです。期間中は地元の皆さんに金沢の街を案内してもらう企画や、ゴミ拾い散歩なども用意しています。金沢だけでなく、能登では地域のDMOのみなさんに、七尾市界隈の魅力をお伝えいただく予定です。
(冬の約2ヶ月の間だけ漁が行われる香箱ガニ)
さらに:石川県民への僕の偏愛
決して目立てばいいというわけではない。自分たちの価値観<virtue>を守りながら、静かに《とき》を編み込んできた、誇り高き生き方。
彼らのこだわりには、一見して気づくことはできません。ただ万が一にも彼らの職人技に気づけたとしたら、それを伝えればきっと少し口角を上げてくれます。表情には出さず、心の中でニンマリしたり顔。そんな感じ。これが僕にはとてつもなく愛くるしくて、かっこよい。
イッチバン簡単なところで言えば、金沢ではソフトクリームにも金箔。カステラにも金箔。寿司にも金箔。豪華絢爛、金箔は存分に使うほど良いみたいなところがあります。派手であるほどいい、みたいなところが。少し大げさで豪華絢爛すぎる時もあって、それはまるで見栄を張っているようにさえ見える、その可愛さ。実際、本人たちが控えめな性格だからなおのこと、出来上がりの派手さには、びっくりするくらいに違和感を覚えるのです。「曇りや雨が多い地域だから、人々の生活はハレでありたい」そんな声がどこからか聞こえてきます。この豪華さを、しっかり驚き、感動してみてください。「これが金沢の常識よ」と、は、言われないとは思いますが、驚くあなたをみて、きっと心中、ニンマリしたり顔をしてくれるでしょう。。
少し上級コースで言えば、地元紙・北國新聞。僕は初めて読んだ時に目を丸くした。なんだこの記事は。
地方紙は通常、通信社から届いた記事を多少書き直して横流しにして書くものが多いものですが、この新聞社は違う。一癖も二癖もつけて記事にする。"地方紙のアフロパーマ"ってくらいに癖がつきまくっています。観光で地元紙を読むことはないけど、長くいれば1度は手に取るに違いありません。ぜひホテル滞在のお供に、北國新聞を一度読んでみてください。その違いを感じてみてください。気づけば、新聞から、地元の方々との話のネタにもなっていくでしょう。
ちなみにこれは、金沢入りする前に知っておくべき基礎中の基礎ですが、石川(金沢)を(その古い町並みから)「京都と似ている」というと、すぐに不機嫌になるので注意です。公家のまち・京都と、武家・加賀百万石のまち・金沢は一切違います。(・・・似てるって言われたら素直に”そうですよね”って言えばいいのに・・・とかそういうわけには問屋が卸さないわけです)
と、語りだせば止まらない僕の石川への偏愛。いろんな難しさと付き合いながら、誇り高く生きている石川県民の愛くるしさ。ぜひ皆様なりにも見つけていただければ幸いです。
(時間の流れが通常の3分の1くらいの速さになったと感じる小松市の Takigahara Craft & Stay)
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さて、ここまで石川への偏愛を読んでいただいた皆様であれば、必ずや観光ではない形で石川県を知ってみたくなったに違いありません。
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