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人生後半戦スタート(近況報告)

台湾で40歳を迎えました。

本当はこれをnoteのサムネイルにしようと自作したけど、その勇気はなかった、それでもいい写真だから残しておきたい、という冷静と情熱のあいだを一人で彷徨ってここに掲載してみた
ちなみにこのお面は、台湾とは無関係の皆さんご存知「なまはげ」さん(秋田より)

7月末「台湾の日常を体験するという非日常」”#日常非日常”のプログラムに参加しました。参加期間中に、ちょうど人生の後半戦のスタートを迎えることになり、日頃感じている「日本の知人らに、僕が感じる台湾の魅力を感じてもらいたい」思いもぶつけていこうじゃないか、と。「どーせならあれもこれも」の精神を思いっきり形にしてみました。

他にもいい写真がありすぎて、写真はまたインスタで @ryosera_jp

まさか国境を越えさせられるとは日本から来られた皆さんにも驚きがあったと聞きましたが🙇‍♂️ パスポートを使うだけでフライトは国内と時間もコストもあまり変わらないですし、簡単に日常を非日常に変えられるのが、台湾の魅力。宮古島まで行くならあとちょいで台湾です。

頻繁に台湾に通う僕に、知人たちが「台湾の何がいいの?」と時々尋ねてきます。それは、日本が忘れつつある(そして忘れちゃダメだと僕はおもう)ことを、毎回教えてくれる所だから。ひとえにここに尽きます。

HafHでお世話になった台湾の仲間たちにもお礼が言えて嬉しい

大国に振り回される、2300万人の小さな島国・台湾に住まう人たちが、あまりきちんと知られることなく、日本が台湾を統治していた歴史を丁寧に保存してくれていて、その間に、日本人がもともと、今よりずーっと守っていたはずの、人としての温かさとか、優しさとか、面倒なことでも、面倒くさがらずに大切にしているところとか、そういうことを「あらためて大切にしたい」と気づかせてくれる場所なんです。

この感覚は、日本の地方に行ったときも感じることがあるのですが、これを国境を越えても感じる不思議さと、そしてそこにある、台湾人ならではの不器用さも含めて、とても愛らしい🥰と思ってしまう。

つい2泊3日で訪れがちの台湾と10日間過ごす台湾では全く別の国かのように見え方が変わります。実は12月、また伺う予定が出来そうなので、ぜひご一緒できるようお誘いさせてください。

台湾で長期滞在するなら9floor、ぜひチェックしてみてください!

今年のテーマは、「国」単位としての「九州」を考える、ということ。

ブルガリアの首都・ソフィアのコワーキングにて。ビール飲み放題の末路なテーブル

台湾で過ごす前は1ヶ月間、エストニア・ブルガリア・ポーランドという東側のヨーロッパに2週間強滞在してデジタルノマドたちと交流を重ねていました。ブルガリア・バンスコーで起きた出来事については、いかにまとめた通りです。

例えばエストニアは、国の人口150万人弱。福岡市と同じサイズです。首都・タリンは42万人。長崎市と同じサイズです。そんな国からSkypeが生まれ、マイクロソフトが買収をしました。彼らスタートアップは英語でピッチをし、自国が小国だからこそ常に世界を見て成長を志します。数億〜数十億人むけに動きます。最近では、シェアリングモビリティの会社Uberに匹敵するBoltという会社がヨーロッパを中心にサービスを広げ、成長を続けています。一方日本では、その人口規模や市場が国内に一定程度あることもあって、日本語で日本の市場向けに成長を目指します。しかしその先には、1億人の市場しかなく、その市場は縮小し続けています。

なんだか、勿体無いと感じるのです。日本から生まれるスタートアップは果たして日本で上場する他ないのか?GAFAに買収されることがあってもいいのではないか?最初からアジア、そして世界を見たっていいんじゃないか。

福岡を、世界のデジタルノマドが集まる聖地に。

福岡といえば山笠。山笠といえば櫛田神社。その近所に事務所を置きます。

生まれ故郷である九州という島を「日本の地方」から「一つの国」レベルの思考で捉え、アジアのゲートウェイとしての素地を最大限に活用しながら、九州をアジアのエストニアやポーランドのように世界中のワクワクが集まる街にできたら。そんな思いを強く持ち始めたというのが、人生後半戦スタート時の思いです。多拠点生活は今後も続きますが、まずは九州・福岡から。そこから九州の各地域へ。福岡に拠点を置いて、活動を増やしていけるかな?と動き始めてみました。

いざ福岡に身を置いてみると、HafHでいただいたご縁が山ほどあって、たくさんの方に、ようこそ福岡へ!とお声がけいただき「この歓迎ぶりが福岡か」と改めて感動の連続です。拠点探しにお世話になった不動産会社に偶然高校の同級生がいたりするくらい「九州で生まれ育った」地の利は既に活き始めています。

キーワードは「#デジタルノマド」です。このデジタルノマドというキーワードを背負って、世界がワクワクする九州へ、一歩ずつ力を尽くしていきたいと思っています。

福岡での最初のチャレンジは改めてお盆明けに発表予定です。ぜひお力をお借りできれば幸いです。

一般社団法人 日本デジタルノマド協会の幹事を拝命しました

2022年に発足。今年から幹事として活動を広げていきます。

デジタルノマド市場の日本での受け入れ態勢を整備すべく、イチ民間企業だけでは限界があることもあって、昨年発足した一般社団法人日本デジタルノマド協会(JDNA)の幹事としても、活動させていただくことになりました。本日発表の内容がこちらです。

僕が勝手に「日本のデジタルノマドの母」とも呼んでいるMOEさんが代表理事にあるだけで十分安心なのですが、これから拡大すると言われているデジタルノマド市場における日本での受け入れ体制の整備に向けて、公的な機関として進めていきます。運営側に回るのは初めてのことで、右も左もわからないままのスタートとなりますが、プレスリリースにあるような機能を担うべく、一歩ずつ進めていきたいと思います。

何より、錚々たる顧問体制においては本当に頼もしく、産官学、多様なご知恵をお借りしながら、日本の未来を変えるファクターとしてのデジタルノマド市場の成長を支えていく一助になる団体として走っていきたいと思います。ぜひ会員へのご登録をご検討いただければ幸いです。

金沢大学で教壇に立ちます。

これ、僕が自分で入れないといけないみたいで、名前だけになってて怪しいです(汗)

さて、こうした「新しい市場」の拡大の最前線に立ちながら、その最前線の動きと、そこから見えてくる新しいビジネスへの可能性について次世代へ残していくべく、金沢大学の特任准教授としても活動を始めます。最初の授業は9月、集中講義で行う予定です。福岡-小松空港の直行があるので、移動にも困りませんし、福岡空港まで自転車で20分以下でいけちゃう距離。本当に移動が多い人間にとって、福岡の神がかかった利便性には驚きます。

金沢はこれまでたくさんのご縁をいただいた場所。従来の旅、観光とは異なる形で見えてくる観光ビジネスについて、少しでも多くの学生の可能性を広げていければ幸いです。

今年も札幌・No Mapsに参加します(そして参加者募集)

札幌の気温、上げちゃって大丈夫?と心配になるキャッチコピー

引き続き、北海道にもご縁をいただきます。毎年、その規模を拡大している民間イベントNoMaps。今年も、町中に世界中から面白い人たちが集まります。これ、まさに福岡が10月に目指しているイベントの一つのカタチではないかと思っていて、毎回勉強になります。

昨年、6時間生放送ぶっ続けのトークイベントで、非常にご好評いただいた「未来の生き方ラボラトリィ」今年も開催です。ここ1年間の間に出会った「まだ、登壇回数がないような」「二人のリョウが印象に残った人たち」にお声がけして登壇いただきます。去年の反省もあってか(!?)今年は、途中休憩ありの3セッションに…悲しいような嬉しいような。

福岡-新千歳はきっと日本最長航路の一つなのでしょうが、乗りこなしていきたいと思っています。

僕にとっての「東京」はどうなるのか?

【ご報告】New Balanceの広告に出てしまった話。どうやらここ数日、New...

Posted by 大瀬良 亮 on Thursday, November 10, 2022

昨年の New Balanceのアパレルライン #MET24 のプロモーションに出演させていただいた際に(久しぶりに見た)「東京という場所をどう置くか。実はもっといろんな考え方、選択肢があっていいんじゃないか」なんてことを語っている自分がおります。自分らしく暮らし、働くために、必ずしも、東京に身を置くことが正解ではない、そんな人もいるんじゃないか。

東京はとても大切な場所です。世界で一番人口が多い(横浜やさいたままで含むと、北京以上、いまだに世界一の都市です)そして、もちろん僕にとって、仲間が一番暮らしている場所でもあります。だから「銭湯にでもいきません?」と誘われたり「お祭りがあるんだけど行かない?」というお誘いに断り続けるのも、それはそれで寂しいものです。

なので、東京を捨てるわけでもなければ、捨てたいわけでもない。ただ、どちらかを選ぶというのとは違う、TOKYOの使い方があってもいいように思っています。

僕自身が、旅を続けながら、自分の暮らし方をアップデートする「遊行」を今後も続けながら、1つずつ、感じたことをシェアして、仲間らと一緒に、幸せな人生だと感じるモーメントを1秒でも増やしていければ、人生後半戦も楽しめそうです。どうぞ後半戦も、ご縁をいただけますよう、よろしくお願いいたします。


追伸….昨年の誕生日note。ここから1年、僕は何が変わったんでしょうかね。



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Ryo Osera | yugyo inc.
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