ペルーの衝撃料理!クイの正体とは?

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「料理・調理・家庭料理の資格取得講座」担当スタッフです。

食べることが好きな私は、日ごろから世界各国の友達と連絡を取り、
その土地土地のグルメについて情報交換をしています。

そんなあるときペルー人の友達から
「クイ」という動物の姿焼きが美味しいという情報を得ました。

クイとは何のことでしょう?

これは日本人の方ならちょっと衝撃を覚える内容かもしれませんが、
実はこのクイという動物、ペットでお馴染みのモルモットの仲間なのです。

クイはモルモットと同様、
テンジクネズミ科に属する中南米に生息する齧歯類です。

見た目はその大きな目と言いフサフサの毛といい、
まさにモルモットなのですが、
古くから中南米では食用として育てられてきた歴史があります。

クイの肉はタンパク質が豊富で、
低カロリーかつコレステロールが非常に少ないため、
健康に良いお肉として親しまれてきました。

価格は他のお肉と比べると高めなため、今ではお祝いイベントなど、
特別な日のご馳走として食べられることが多いのだとか。

調理法は姿焼きや素揚げなど様々です。

味付けはシンプルに塩をまぶすこともあれば、
特有のクセのあるスパイスをもみ込んで焼くこともあります。

個体によっては小型犬ほどの大きさのクイもいますが、
どうしても傾向として小骨が多く、
初めて食べる人にとっては食べづらいため、
レストランなどではスタッフに切り分けてもらえるところもあるようです。

友人のペルー人の話によれば、
家庭で作る際は、塩を多めにまぶしてから1日天日干しにして、
旨味を凝縮させたものを丸ごと大量の油で揚げるそうです。

味は鶏肉よりやや濃く、
その地域ではクイを好んで食べる人は多いとのことでした。

日本ではまったくといって良いほど馴染みのない料理ですが、
現地の人が美味しいというだけに毛嫌いせずに試してみたいものです。

ちなみに、衝撃的な料理というのは海外にたくさんあって、
日本で食べる文化がないだけで、
クイのようにその地域では当たり前に食されています。

たとえば、バロット(アヒルの卵を加熱したゆで卵)なんか有名ですね!
日本人には馴染みのない料理が世界にはたくさんあるので、
また追々ご紹介したいなと思います!

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