ひとりでも「孤独死」しないために大事な3つのこと
孤独死は誰もが嫌だと言われます。ところが「孤独死しても仕方がない」という状況で暮らしている人もたくさんいます。2022年の国民生活基礎調査によれば、3世帯に1世帯が「ひとり暮らし」だそうです。この数字を見れば、孤独死しない方が珍しく思えてきます。
マネージャーナリストの板倉京さんとのインタビュー記事がありましたので紹介します。
「ひとりで楽しく生きるためのお金大全」にも、必要金額を簡単に計算する方法をざっくり書きましたが、まずは90歳まで生きると想定して、現在の資産、これから稼げる額、これからの出費予定額などを出して計算することですね。さらにやっておいたほうがよいのは、エンディングノートの項目をしっかり書き切ることです。持ってはいるけど書いていないという人がとても多いんです。一冊書き上げると、万が一の時に必要な情報はほぼ網羅されますから、たとえば、震災などの災害で避難するときにも役に立ちます。エンディングノートを、自分自身の外付けの記憶媒体としても、もっと活用してもらいたいです。
「もしも」の備えとして専門家からいただいた3つのアドバイス
一つ目は、「生前に頼んでおく」。先ほどお話のあったエンディングノートにも、誰に何を頼むかという項目がありますよね。二つ目は、「自分が暮らす街の制度を確認」すること。三つ目は、「つながる力」。仲間や地域とつながり、支え合う。
この記事で興味深いのが二つ目の「自分が暮らす街の制度を確認」することです。これって、盲点でした。国の制度はある程度知っていても、市町村の制度って私も知らないです。
行政による施策は違いますから、似たような件でも金額が違っていたり、申請方法が違うこともありますよね。かといって、何を調べておきます? 難しいですね。思いついた時にまた書きますね。
もし孤独死したとしても、すぐ発見されるためには日頃から社会参加しておく必要があります。毎日誰かと接触する予定を入れておけば、「今日はどうしたのかしら?」と気にしてもらえるので、早く発見されやすいはずです。
家でゴロゴロしていては、孤独死して誰にも発見されませんよ。
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