長生きしたくないと言う人が多い

長生きしたくないと言う人がとても多いです。その典型的な理由がこれです。

長生きをすると、友達がどんどん死んでいって、時には子供まで先立ってしまうので、長生きはするもんじゃない。

自身はあちこち不具合で痛いし、早くお迎えが来ないかなと。

私の考えはこうです。

１、友達が死んでいなくなる
→新しい友達を作り続けていないからです。

２、子供まで先立ってしまう
→子供に依存していて、自分の人生を歩んでいないからです。

３、自身はあちこち不具合で痛い
→メンテナンスしていないからです。

100歳くらいの高齢者でも、とても元気な人と寝たきりの人がいます。長生きしたくないと言う人は、元気ハツラツな高齢者を想定していないのではないでしょうか。ヨボヨボな年寄りだったら私もイヤです。

南へ向かいたかったら、南へ向かえばいい

北へ向かいたかったら、北へ向かって歩けばいいだけです。南へ行きたいのなら、南へ向かって行けばいいのです。どこへ向かっているのか、分からないようでは、どこに辿り着くかまったく分かりません。

人生も同じだと私は思います。

ヨボヨボになって、友達も家族もいなくて、孤独でベッドの上で人生の楽しみもない生き方を想像していたら、その方向へ向かってしまいます。

元気いっぱい笑って過ごしている100歳になりたかったら、その想像が必要です。

こんな話をすると私はいつも言われることがあります。

「理想論だ」

そう言われると、私が間違ってるように思われます。本当にそうでしょうか？　理想を追い求めることの何が悪いというのでしょう？

これまでにも元気な高齢者をここで取り上げてきました。私はあんなふうになりたいと思っています。だからその秘訣を知り、真似てみることで少しは近づけるのではないかと考えるわけです。

健康を保つには努力が必要です。

私は元気な100歳目指して努力しています。とはいえ、そんなにストイックな性格ではありません。だから時々サボります。努力していると言うより、楽しく遊んでいますと言った方が正しいです。無理しませんし、やらなければならないという義務感に迫られることもありません。楽しくなかったらやらないので、適当にやっています。

例えば、30歳の肉体と脳ならば、100歳でも200歳でも生きていたいと思いませんか？　それは極論としても、70歳くらいの体で100歳は可能だとたくさんの先輩たちが証明してくれています。それくらいなら目指せるんじゃないでしょうか？

一年でも多く未来を楽しみたい

ここ20年ほどで、デジタルが大きく進化しました。この先20年でさらに進化することでしょう。さらに20年、どうなっているか想像もできません。一年でも多く生きて、未来の進化を見てみたい、楽しみたいと私は考えています。

自分の人生をどのように楽しむかという、とても単純な話だと私は思います。