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6/26 気になった記事(健康な人の能力を低下させるスタディドラック、「社会的孤立」は認知症リスクを高める)
スタディドラッグは健康な人々の問題解決能力を低下させる(The Economist)
Study drugs make healthy people worse at problem-solving, not better というThe Economistの記事から。
アメリカではアデロール(デキストロアンフェタミン)やリタリン(メチルフェニデート)と言ったスタディドラックが日常的に用いられています。
今回Science Advances誌に発表された論文によると、アデロール、リタリン、モダフィニル(プロビジル)を服用している人はその期待に反して、これらの薬物(特にリタリン)によって問題を解く時間が約50%も増加したり、生産性が約9%低下するという結果になりました。
薬物は人々をより意欲的にする一方で、その努力の質を低下させたため、全体的な効果がマイナスになってしまったと研究者らは考えています。
認知症リスクを大幅に高める「社会的孤立」
Research links isolation in old age to negative health outcomes という論文ニュースから。アメリカのNational Health and Aging Trends Studyに登録された5,000人以上の参加者に対して2011年から9年間に渡って行われた調査の結果です。
ジョンズ・ホプキンス大学上級研究員アリソン・ホアン氏によると、「社会的孤立は、9年間の研究期間中、認知症のリスクが28%高いことと関連していた」ということです。
理由は完全に解明されていませんが、社会的孤立状態になると、座りっぱなし、食生活の乱れ、喫煙などの不健康な行動を取る可能性が高く、それらすべてが認知症リスクを高める要因として知られています。
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