フランス大統領選で現職大統領のマクロンは勝てるのか?
恐らく決選投票(2回目の投票)まで行く
フランス大統領選まであと1日(4月10日)。1回目で決着がつかないと2回目(4月24日)に突入します。現在の情勢では1回目では決まらないと言われています。
現職対抗馬は極右政党創設者の娘
現職マクロンに対して、極右政党Front Nationalを立ち上げたジャン=マリー・ル・ペンを父に持つマリーヌ・ル・ペンが対抗馬筆頭です。
対抗馬ル・ペンが急激な追い上げ
上図のThe Economistの予測を見ると分かりますが、ル・ペンが急激に追い上げており、逆にマクロンは失速しています。
マクロンが勝つと言われているが、ヒラリーの悪夢は再来しないのか?
2回目の決選投票ではマクロンが勝つとThe Economistは予想してます。
しかし、ヒラリーとトランプの時も選挙前は、ほとんどのメディアがヒラリーが勝つと予測していました(NYTなどは開票直後ですらヒラリーの圧勝という予測でした)。なので、まだル・ペンも可能性はあると思います。
まずは1回目の投票結果がどうなるのか気になります。
万が一ル・ペンになったらロシア政策はどうなるのか?
ル・ペンは以前はフランスのEU離脱などの過激な公約を掲げていました。今はマイルド化してますが、それでも欧州連合(EU)法の優位性を否定するなど、EU弱体化(=国家優位)を志向していることに変わりはありません。
ロシア(プーチン)としてはヨーロッパ内部や、ヨーロッパとアメリカのまとまりがない方が嬉しいので、万が一ル・ペンが当選した場合に、フランスやEUとしての対ロシア政策がどのようになってしまうのか非常に気になります。
選挙の行方についてはアメリカ政府も注意深く見守っているようです。
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