異なる内発的報酬(読書や芸術鑑賞)に対して共通する感受性が存在し、それが高いほど精神的健康度も高い傾向がある(nature mental health)
Sensitivity to intrinsic rewards is domain general and related to mental health というnature mental healthに掲載された論文から。
延べ483人の被験者に対して行われた実験で、視覚・認知・社会的な報酬に対する感度が高い人の方が、精神的に健康であることが分かりました。
視覚報酬は「風景画」、認知報酬は「ためになる知識」、社会報酬は「他者からの同意」です。
興味深いことに、金銭的報酬への感度が高いことは精神的健康とは相関せず、内発的報酬だけ相関しました。
また、異なる内発的報酬に共通する「内発的報酬への共通的な感受性」とも呼べる要素が40%もあることが分かりました。
これはつまり、絵画とか知識に特有の内発的報酬の感受性だけが存在するわけではなく、どのような対象に対しても共通して反応する内発的な感受性が存在するということになります。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします。
頂いたサポートは心のエネルギーになり、さらに記事を書くモチベーションに繋がります。
ありがとうございますm(_ _)m