暗号資産規制でロシアの財務省と中央銀行が対立。そしてデジタルルーブルの行方は?
暗号資産規制について、ロシア財務省と中央銀行(ロシア銀行)の対立
まず2月16日のReutersの記事で、アントン・シルアノ財務大臣の以下の言葉が引用されています。
このように中央銀行(ロシア銀行)は暗号資産の流通禁止を求めていますが、財務省はそれに反対していると財務大臣は述べています。
加えて、大臣は上記のようにも語っており、そもそも暗号資産の全面規制はロシアのインターネットの状況に合ってないということも指摘しています。
デジタルルーブルの行方は?
Blockworksによると、「ロシア銀行は2021年12月にデジタルルーブルのプラットフォームのプロトタイプを立ち上げ、12の銀行がテストを行うことを合意。また、3つの銀行がプラットフォームに接続し、2つの銀行がモバイルアプリケーションを通じて顧客とのデジタルルーブルの取引を完了した」と報じています。
こちらのサイトでもロシア銀行の考えについて「中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタルルーブルが、ロシア人にとって暗号通貨に代わるものにならなければならず、規制当局は(暗号通貨を)全面的に禁止されるべき」と報じています。
【龍成メモ】
デジタルドルのレポートを書いて以来、暗号資産やCBDCがずっと気になっています。定期的に海外の状況をチェックしたいと思います。
表紙はyurchinさんの写真から。
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