気になった記事(狂犬病・米国中間選挙・電子通貨・ロシアの労働者) 4/20 by Ryosei
ウクライナから避難のペット犬検疫で特例 農水省が発表(産経新聞)
テレ朝の感情的な報道に煽られる形(かつ政治家の圧力?)で、狂犬病予防法に関する特例措置が適用されるという話で、Twitter界隈が大変なことになってますね。
nature reviews disease primersのRabies(狂犬病)という論文に以下のような記述があったので紹介します。
腕や足などを噛まれるだけで、末梢神経から入ったウイルスが脳などの中枢まで遡り、増殖して破壊していく。かなり強力なウイルスですね。
検疫のことなど全く分かりませんしペットのことにも疎いので、今回の決定の是非は論じませんが、感情に流されて視野狭窄な判断はしないで欲しいな…とは思います。
[FT]米民主、中間選挙は惨敗も 石油備蓄放出で若者離れ(日経)
インフレが悪化している中、ウクライナ侵攻への対応についてもバイデン政権に対する国民の信頼度は低い状態です。また、インフレを抑制するために脱酸素の旗を簡単に下げてしまい、石油会社に対して「もっと採掘しろ!」と言ってるバイデンの姿に、元々の支持層がゲンナリしているようです。
電子通貨、企業が独自発行 ペイパルや三井物産が計画(日経)
副題に即時決済で送金コスト減とありますが、国際間決済においてSWIFTを利用した今のシステムの不便さは半端ないので、USDTなどを利用して海外とのやりとりが瞬時にできるのであれば、本当に便利ですね。
前にFRBのデジタル・ドルのレポート(米国のデジタル・ドルはどこに向かうのか?)を読みましたが、FRBがステーブルコインを悪く言う理由がよくわかります。本当に便利なので、既存通貨(ドルやユーロ)や将来の中央銀行デジタル通貨(CBDC)にとって、ステーブルコインは脅威だと思います。
ロシアでは今でも約20万人の労働者が欧米企業から賃金を得ている(FT)
Almost 200,000 workers in Russia still on western payrollsというFTの記事。
マクドナルドやルノーなどの多国籍企業は営業(操業)は停止しているものの、従業員への賃金は払い続けています。しかし、経済制裁の影響で送金を行うことが難しく、営業をしていないためロシアでお金を得ることもできないため、賃金を払うための資金プールもいずれ枯渇してしまうようです。
戦争が長引いてることや西側の世論により、事業の清算を余儀なくされる可能性も高く、その場合は解雇されてしまいます。
【龍成メモ】
今まで通りタイトルをちゃんとつけたnoteも書きますが、今回のように読んだ記事をただまとめるnoteも出していきたいと思います。
タイトルをつけた方が読まれるということで一つ一つ書いてましたが、そうすると出す量が極端に減るので(書いて記憶力を高めるという目的から外れる)。
表紙はNickyPeさんの写真です。