企業の生産性を引き上げるいくつかの要因
MHLC(MAHO-LA CREATIVE)で創造的な学びを広げている櫻井です。
生産性の話を先日、思いつくままNOTEにしましたら「どういうことなのか聞きたい」というお話をいただきました。ということでもう少し解説していきます。
この記事は1500文字程度です。2-3分で読める記事となります。
実際には、一番コアな部分については膨大な量になりますし、実際には生産性が上がる実践的な内容となりますのでなかなかNOTEでサラッと書くってわけにはいかないかもしれません。
ということで、少しだけ解説をしていきます。
生産性を上げられる企業に共通する2つの課題
企業支援を行う際に、企業からのオファーはさまざまなんですが実践付きのレクチャーを実施することがほとんどです。
いわゆる以下のようなお題ですね。
「創造的なワーク」
「新規事業ワーク」
「事業企画ワーク」
こんな領域のサポートをしています。
サポートを通して企業さんをご支援していて、共通して「これは課題だなぁ」と感じることが2つありまして。それが、
みなさまの、チーム作業の生産性への意識が著しく低い。
ビジネスピッチ、ビジネスプレゼンが雑で上手くない。。
ということ。
この2つをもう少しだけ深掘りしてみます。
1. みなさまのチーム作業の生産性への意識が著しく低い。
まずは、チーム作業の生産性、その意識が著しく低い件について。
私が見てきた海外企業、または協働してきた海外のイケてるファームの人たちと比較をしますと、生産性が少なくとも3倍、平均して5-7倍、下手すると10倍ほど違うと感じることも多いのです。(もちろん、生産性の高い組織やチームもあります。あくまでもそこを引き上げたい人たちを相手にしているから、ということもあります。)
で、これはひとえに皆様の能力が低いとか、レベルが低いということでは『決してありません。』
この根源はですね、単に、
生産性をあげる方法・やり方を個人もチームも知らない、
チームで生産性をあげるためのルールやプロトコルを理解していない、
それを組織や多くのチームに展開できていない、
という意識がそもそも向いていないということに尽きるのかなぁと。
これは、私の仕事の根幹にも関わりますが、多くの人、大袈裟に言うと仕事をしている全ての人に必要な内容でもあります。
具体的にどうするのか?ということに対しては実践的すぎるのでまたの機会に、ということで、もう一つの観点にいきます。
2. ビジネスピッチ、ビジネスプレゼンが雑で上手くない。。
これは、正確に言うと、チームや組織の知的ワークや創造的作業を行なったとしてせっかく生産性を上げたとして、それを成果としてアプトプットするときに全然、上手くない、という話です。
ぶっちゃけるととにかくプレゼンが上手くありません。で、トークの中身や話し方、というのも実際はかなり大きいのですが、実は、練習し、型を理解すると格段にクオリティが上がるのが話の構成です。
ビジネスの世界では、ロジカルに話せ、ということをよくよく叩き込まれるのですが、その辺りも落とし穴があります。いわゆる典型的に頭のいい人だったり、事務を淡々と仕上げることが仕事の方、金融系やエンジニアなども構成が固い。理解してもらうというのと面白いというのは全然別の話で、また分かり易いというのもまた違う話だったりします。
これは、就活生から、会議で短い時間に要点を伝える必要のある新人さん、チームで心を一つにしなければならないリーダーなど、ありとあらゆる場で必要なのですが、コツを伝えるとかなりの確率で多くの人が習得して成果が出るものです。
まぁ、もう少し基本に立ち返ると、「議論の仕方」についてもう少し真剣に考えたほうがいいですし、他社がどうやって生産性を上げているのかというのを真面目に勉強したほうがいいよって話でもあります。
今日は、こんなところまでで。