
海外のUXデザイナーが、学生インターンからUber経由して成り上がるまで
さーて、都知事選が終わりまして、今までと何ら変わらない日常を選択した東京都民のみなさん。「不変化依存」の重度な症状が着々と進行しています。
この5年、ますます世界と差をつけられ、死なないけど緩やかにゾンビになっていく人たちがわんさか生まれる都市、東京のトレンドが続きます。
世界を見てきた私から、世界へのお誘い。若い人も、若くない人も。
私のいくつかある職業として「大学のせんせい」をしており、情報デザインを教えています。
今回のこちらのタイトルは「エスノグラフィ」の基礎を勉強する講義の中で、閑話休題として取り上げたテーマです。中には興味がある人が学外にもいるかも!?ということでこちらにもUPしておきます。
femkeさんというUXデザイナーが、学生のころから10名のスタートアップに参加して、UBERへの転職を経由し、ヘルケア企業に転職して、リードデザイナーになっていくまでを給与公開をしています。
[ 1. 動画2本で公開されている給与と成り上がり方 ]
動画 ① : 約12分
How much does a UX designer earn? Real numbers and my salary history
動画 ② : 約15分
How much does a senior product design earn? Real numbers.
[ 2. 約7年で3.5倍。今後10年日本での達成は難しい!?成り上がり方 ]
少なくとも大企業では難しいかもしれません。状況や環境が変わるかもしれないので、慎重に判断をしてください。
スタートアップの中で企業成長が著しい企業を渡り歩けば同じようなキャリアアップは可能かもしれません。
しかし。
7年で、年収3.5倍。430万円から1,700万円へ。
この駆け上がり方は、今の日本では実際にはサラリーをもらっているという環境では難しいと言えるでしょう。
巻末に彼女の成り上がり方をテーブルにしたものを載せてました。
[ 3. UXデザイナーのキャリアアップについての考察 ]
櫻井なりに考察します。
英語を使えること(できれば、それ以外の言語も使えるとよい)
3つの大陸、4つの都市を渡り歩いている
会社を3つ変更している
…初めてですが、有料コンテンツにしてみます。
(おひねりをもらえたら以下を公開いたします。)
< Contents >
1. キャリアテーブル
・彼女のキャリアと年収の変遷(7年で3.5倍、一時低下も含めての流れ)
・西暦 / 給与(現地通過・USD・JPY) / ボーナス / 昇給率 / 役職 / 勤務地
/ コメント
2. キャリアの見方のポイント
[ 1 ] 1社目の選択がラッキーであり戦略的であること
[ 2 ] 入社した1社目のうちに大陸を移動していること
[ 3 ] 2社目にグローバルビック(成長株)を選んだこと
[ 4 ] 一方、国を跨いでマイナスにもなること
[ 5 ] 最も価値と富が集まる領域(3社目)にBETすること
[ 6 ] 微増のステイの状態でも次の跳ね上がるタイミングを待つこと
3. UXデザイナーのキャリアアップについての3つの考察
・その1. 英語を使えること
・その2. 国や大陸を渡り歩くこと
・その3. 会社を移り行けること
ここから先は
¥ 150
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?