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初秋のデッサン 新政

【今日の投稿の3文まとめ】
①新政酒造のcolorsエクリュというお酒を詩にします
②ビビってます
③要は、酒を飲みながら「おれはこれを高校時代に飲みたかった」と言っています

酒を、その酒をその酒にあった形で表すためには詩で表すのがベストだ、と。

はい、私はそう思ってます。

それゆえなぜそう考えたかを『やわらかな日本酒リテラシーを求めて…』で書いてから実践しようと思ったのですが、書きたいのでまず書きます。

説明など後でよいと思うので。

では、載せます。タイトルは「初秋のデッサン」です。

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「初秋のデッサン」

どうして若者に新政がないんだ 

どうして若者に新政がなかったんだろう

それは

どうして若者に新政がないんだ



狂おしい思いに

とらわれてほしいからさ 今

ああ

そんなことを言っている間に

柔らかな酸味がまた

また消えてしまう

おれは飲んでいる

この液体を口にしている

嗜好的な 法的な

あらゆる抵抗もなく

飲んでいるが

飲めているのか

いるぞ、ってアピールするくせに

え、ほんと、と追いかけると

え?いないけど?

と、消えていく これ

あの子の襟足のような 気になりかた

サワースイートな胸のざわめき

これは たぶん

この時期のためのもの アオハルとか

鼻で笑っちゃうけど

初々しく気骨ある酸味だ 

生成…、生成…、そうか

はじまるまえの

はじまるまえのはじまりを 

おれはあのおれに贈りたい

とどかないけど

アラマサ エクリュ 今日も胸に映える

地上にあらわれた

たった一つの月あかり

感慨にふけりうつむいて

顔をあげると 消えていた

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以上です。

どんどん書いてみるしかない。これは。

まあなんかあれです。

このお酒を飲むと、胸がざわつき切なくなるのです。ほんと。

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りょーさけ
酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。