ある晴れた日の回想・無窮天穏天雲
以下の詩を、無窮天穏・天雲に捧げます。
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あの空を幾人が眺めただろう
青が呼んでいる
旅人は故郷を思った若人は未来を思った農民は秋の穂を思った乳児はひかるものを光のまま受け取ったよみ人知らずの雑感が宙に浮く途切れることのない想像の大河
するり するり するり
こぼれ落ちていく記憶の物語の中で
笑ったあなたの顔をどうにかつなぎとめてくれ
あわさは脆さだろうか
脆さこそがあわさだろうか
ひとつぶの雷鳴が連れてくる現実のファンタジー
が
これらを率いて今日もゆく絶え間なく続く幽玄のファンファーレ
が
鳴り響くさまを誰がために奏でる奏でる
現実がおれを越えていく 蹂躙の姿の感激よ
ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆらりと
(誰も気に留めることのない水の音)
また続いていく
朝焼けの人らは快活に笑っている
最中 最中 もなかではなく
さなか曇天にこそ思いを馳せて
また歩いてゆく
青が呼んでいる
あの青が呼んでいる
どこか誇らしげに現れる天の淡雲
あなたの笑顔が見えた
天の淡雲が 今日もまた
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まだ二日目ですが、非常に良いお酒です。
誰にも惑わされず快適な空の道を堂々と突っ切っていってほしいお酒です。
それを見てはるか地上の人々は少しだけおおらかな気持ちを思い出すことでしょう。
こんなにいいお酒を造っていただきまして、どうもありがとうございました。
幸せな一杯です。乾杯。
酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。