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おすすめのお酒を語っていいですか

意味のわからない形で、率直に。

小布施ワイナリー、ソガペール・エ・フィスサケエロティック、ヌメロシス。

真っ赤な花は乳清を纏って空を舞う。誰もがついに言葉にできなかった甘味、酸味、苦味が三味一体となり貴方の舌に立ち現れる。優しく手と手をとりあって、失われた時に迷い込もう。今宵この時、米は葡萄に恋をする。

ソガペールエフィス・サケエロティック。
狂おしい甘噛の記憶が、ここにある。

簡単に言うと、赤ワインのような重厚な入口から入って日本酒のような余韻長めの旨味があり、後味にそれらをかけ合わせた唯一無二の苦いコクのある酒なのです。

拡大できたら拡大してみてください。
この裏ラベルが僕は大好きなのです。

(予告していた出産記録よりこれを先にアップしてしまうくらいに、大好きなのです笑)

サケエロティック。

辛い恋慕や狂おしい恋愛を経た大人の男女にのみ解りうるフェティッシュかつ退廃的な香味のsakeであるがゆえ「Sake Erotique」としました。

こんなにアンニュイで魅力的な裏ラベルは他にありません。断言します。

見かけたら、ぜひ。

僕はこんな感じで脳天気なアテを用意してしまったけれど、この酒にはアテはいりません。

そうですね。

いるとすれば、それは貴方と私の苦い記憶でしょうか。苦くて苦くて苦くて泣きたくなるけど、涙と交じるとかすかな甘みを感じるような。

なんて。

笑っちゃうくらいの、本気の美酒です。
飲むとほんっっっとに疲れます!(笑)

ソガペール・エ・フィス。サケエロティック。

名前だけでも覚えてね!ではでは!

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りょーさけ
酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。