妙なるおもかげ
(ぜひ声に出して読んでネ!)
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ゆうゆう暮らしてた
キスのある3年だった
友人の友人だった
君の傷にしみるタッチが
揺さぶっていた揺さぶっていた
きりこみが入った僕を
結う首を締めることば
気づいては気づいては
愉快に笑ってる
きっと きっ と上がる目に
誘惑されたんだ
季節外れにあたたかくって
愉快な今宵の月はオレンジ
きりきりと懐かしく痛む 胃
指と
君が
夕暮れに
霧雨で
指と
君が
緩やかに
希望する
指と
君が
夢をみせる
木々のような
指と
君が
ゆりかごを
きしませる
二人は―
雪を見たことがなかった なんて嘘
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ぴぴぷるさんとの交換詩企画第二段です。
テーマは「雪」。
唐突な「第二段やりましょう!」という声かけに応えてくれたぴぴぷるさんに最大限の感謝を贈ります。ありがとうございます。
この詩は完全に朗読を念頭においてつくりました。
前回もはじめから朗読するってことは分かってたのですが、ここまで朗読用には作りませんでした。
自分が指を動かして書いた詩が相手の声帯を震わせる、というのはなんかやっぱり僕にとっては卑猥です。ぞぞっとします。驚きに満ちた体験です。今回は「読む」を最優先にして「書いた」ことで発見があったわけですが、実際に相手の言葉を読んで更に発見があったら嬉しいなあと思ってます。
ぴぴぷるさんどんなの書いてくるんだろうな。
おそれ多く、かつ楽しみです。
今日の夜から小旅行なので、ゆっくり待ってます。すんげえの待ってます。
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ではでは、よろしくお願い致しますです。
酒をすすります。乾杯。