別れのグラスに君を注いで。
別れのグラスに何浮かべるだろ
君と僕との最後のグラスに
酒を浮かべて笑みを映して
これでよかったと飲み干すだろか
出会った喜び語るときには
間逆に別れを考えていて
沈思黙考したフリをして
「どうでもよいか」とまた飲む僕さ
顔も知らずに挨拶するとは
ハローたぬきさん どうしたことだろ
こちらは今々雲が晴れゆく
君の空は何色だろうか?
顔も知らずに別れ思うとは
ハローたぬきさん どうしたんでしょ
飲んでいるのに 酒かさ増してく
今日のお酒は どうにもしょっぱい
いつもなぜだか僕たちは
夜風に吹かれて思い出すけど
喜びは中に少しだけ
悲しみ抱いてそばに佇む
別れのグラスに何浮かべるだろ
僕は今日もフリをしている
フリをする中ふと思ったけど
君を浮かべて飲んでしまおう
やがて満ちゆく別れのグラスで
君を味わい僕も眠ろう
眠りがさめたら君がいるから
もいちどはじめのグラスを鳴らそう
そうして僕は最後のグラスに
君を注いで飲み干してゆく
少しの寂しさポッケで握って
小声で言った おやすみなさい
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どうもどうも、りょーさけです!
ついに始まりました。ワタシの一方的な叫びを聞きつけた愉快なたぬき、ぴぴぷるさんとの詩合戦が!
これから二人でテーマを決めて詩を贈り合ったり、贈ったものを朗読したりだとか詩にまつわるエトセトラな活動を行ってゆきたいと思います。
これはその第一弾です。
テーマ未設定でともかく「相手に詩を贈り、贈られた詩を朗読する」という感じの企画となっております。
ぴぴぷるさんのプロフィールおよび詩はコチラ
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https://note.mu/pipipuru
君と乾杯|ぴぴぷる @pipipurun|note(ノート)https://note.mu/pipipuru/n/ne564516289e9
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昨日の深夜にメッセージのやり取りで盛り上がって、今日これがすぐに始まりました(笑)
ぴぴぷるさんの書く文章は現実との距離のとり方が絶妙で、読むたび「これは僕には書けないなあ。」と思ってしまいます。
ふざけてるようで思慮深く。
真面目に見せて脱線したり。
夜空に浮かぶ雲の群れに手を伸ばそうとしてるように思えちゃいます。読んでると。
そういうこともあって(?)、僕の詩はちょっとあまのじゃくな感じになってしまいました(笑)
喜んでるような悲しんでるような…。
詩では変にひねってしまい伝わらないとあかんので改めて言います。
僕はこういった機会をずっと待ち侘びていたので、実現してとても嬉しいです。昨日目の前に現れたたぬきに、今も手を合わせ拝んでいます(笑)
さて、では…。
カード交換も終わりました。
互いに朗読の用意でもしますか、ぴぴぷるさん。
ありがとう。
よろしくお願いします。