ryo saitoh
書くだけ 描くだけ 核だけ 掻くだけ 郭だけ 欠くだけ
今年の秋は早い そう言ったのは誰だったか 記憶は曖昧 我々は季節の変わり目に 今年はどうだ去年はこうだった なんて話をしながら盛り上がる 記憶は曖昧 人々が記録をする様になって 過去を気にし 未来を見る しかし 明日がどうなるかなんて誰にも分からない 今年の秋は早い 誰がそう言ったのか 私の肌はそうなのかもしれないと思う 記憶は曖昧 記録を頼りに明日を未来を思うだけ 忘れたい事を忘れて生きていくには難しい世の中だ 記録は過去に囚われる 記憶は書き換えて 前に進む そんな人が
サンダルを履いて玄関を開ける 家の中の温度との差をはかる テレビの音を置き去りに虫の声の世界へ 外は街灯と自動販売機の白い灯が照らす 頭に巻いた白い布はさっぱりした身体と同じ様なものだ うやうやと歩く タバコを咥え火をつける 家の窓にはそれぞれの営み 通る車は家路を急ぐのか 待ってる家族がいる暖かさ 鍵を閉め忘れたがそれも家族が居るからこその事 家の給湯器が動いている 彼らも私と同じ安らぎを得たのだろう 水の音はいつも変わらずサラサラと 笑い声が聞こえてこちらも笑顔に 一本吸
風 私の身体を抜けてゆく風 あなたは何処から来たのだろう 何を見てきたのだろう 私の身体を抜けてゆく風 あなたは何処へ行くのだろう 何を見るのだろう 風 草木揺れ 稲穂香る 鳥は風を掴み 蜻蛉が風を睨む 酷暑の影に涼む人は 秋の咲を待つ 風 吹けよ風 私達を運んで 吹けよ風 私達を包んで 吹けよ風 私達を見守って 吹けよ風 あなたを愛している
前後不覚とはよく言ったものだ 人を現すコトバ いつも迷子 私の事?あなたの事です 表が裏でウラオモテ 占いなんて裏がないはず だけど見えてない世界 視える人には視えている 人の意見に左右されて 目の前の壁の後ろが観えるのだから
私はタバコを吸う 最近は禁煙が進んでいる 愛煙家は居なくならないと 煙に想いを乗せて吐く 自然から生まれたものをなぜ拒む 煙は火を連想させるから 扱えるだろ?人間だ ワガママな奴等 これから先 誰が何してようが関係ない世界になると 秘密にする事が無くなるだろうと 何してようが関係ないんだ なんて、、、考えても そんな世界に色はつかない ぶつかって 笑って 涙して 愛し合う その為生まれてきたんだ 人生に色をつける 黙ってても 捻じ曲げても それでも その全てを有難いと思う事が
私は運が良い 今日も元氣だと思えるから 私は運が良い 大切な人達に会えるから 私は運が良い 緑豊かな地球に生まれたから 私は運が良い あなたがそばにいるから
風に吹かれて水中の月 揺れて香る蟲の音色 河の流れはいつもと変わらない 暗闇に並ぶ光は眠る街を見る 照らす太陽の鏡頼りに 風に吹かれて水中の月
馬の耳に念仏とはよく言ったものだ 無限鐘 馬にも届くと信じる心良し 馬の目を見て念仏唱え 唱え唱えろ馬には響く 惑わされるな 念仏念佛念 馬を馬鹿にして然るべき などと曰う屍ばかりか 仕方ない
万事休すとはよく言ったものだ 力を抜いてる 張り合うのもバカバカしい 肩 背中 腰 脚まで ヌケヌケ 頭 バカがバレるぞ力ヌケマヌケ 真逆様 万事休す 力ヌケよ? 準備はイイカ?
心ここに在らずとはよく言ったものだ 今も夢を見ている 一縷の光明すら水泡と 掴みどころのない皮肉も耳垢の様 足跡は万薫を啜り辿る 現世に魅せた玉響は 下卑た調べを融かせずとも
蟲が鳴き 風が身体を抜ける 月明かりが私を照らし 煙を燻らす 葉が擦れ 影を揺らす 車輪が地を駆ける その背中を見送り 一息つく 空を飛ぶ鉄は空気を震わせ 夜は静かに皆を包む 朝を待つ人は床に付いた 私は夜に聴く
日本人たる者!お風呂は大好きだ! という人は多いと思う。サウナで整う方々も増えていて、かくいう私もサウナ好き。 今回はお風呂の話なのでサウナについてはまた今度。 私は4年間海外で生活をしていて、お風呂とサウナに行く機会に恵まれなかった。 日本で生活している人からするとどう思うか分からないが、それは”慣れ”で全て片付いてしまう。 湯船に浸かっても追い焚きの機能がなければ毎回お湯を継ぎ足さなくてはならず面倒なのでお湯張らないというか、シャワーと湯船が別々の家やそもそも湯船が無い
私の身体は動いている 今日も朝から動いている 朝からというより生まれてから止まる事なく動いている。 何故?と聞かれても誰にも答えられない。 人間の神秘 自分の意思で動かせる臓器は肺 筋肉は緊張と緩和を繰り返す 寝ている間も動き続ける そりゃそうだ動いてくれなきゃ困る でも、いつ止まるかなんて分からない 私は自分の身体に感謝出来ているか? 問いかける 食事・睡眠・運動・呼吸 全て身体にとって必要な事だが、人それぞれ違っていい。沢山食べるのが好きな人や食
歩くと風景をゆっくり楽しめる 移り変わる風景はゆっくりで、脚を止めればじっくり楽しめる 歩く 止まる 少し走ってもいい 自分のペースでしっかり歩く 道に咲く花の名前を私は知らない 彼らも私とは初対面 去年と同じ場所の木は新しい服装に身を包む 川の流れは淀みない 昨日の雨だったのかもしれない 虫が鳴いている 愛を囁きながら 石が語る時の流れを感じながら 私は歩く 貴方の元へ 足取りは軽く私は笑顔だ 花の香りが、草木が私に笑顔を振りまく 私もみ
家の玄関前でタバコを吸っていた時私の前を通り過ぎるハチ スズメバチだ 1匹ならまだしも2,3匹飛んでいる こりゃ今年もハチの季節到来だ 毎年家の軒下にハチが巣を作っている… 今年はまだそこまで大きくはない 手のひらに収まる程度の大きさ 巣を守るのは4匹のハチ 実際スズメバチ目の前にしてビビって独り言言いながらドタバタしてた。周りから見たらすっげー楽しそうだと思う(笑) キンチョールのスプレーを巣に向けて噴射! スズメバチこれに堪らず巣から離れる でも、俺
人には人と関わる権利があるし、人間生活を円滑に回そうと思うと人との関わりは切っても切れないお話。 この投稿に目を通してくださった方に感謝を! 発信しておいて言うのもおこがましいが、受け取り方を間違えないで欲しい。というのも私の保身に聞こえるかもしれないが、、、 私には大学時代にラーメン屋でバイトをしていた事がある。その当時私の地元で家系ラーメンは少なく、マスターとは前の店からの知り合いでそのお店にお世話になっていた。家系のいの時も知らない私が家系にのめり込んだのは別の話。