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【漫画】医療のない世界ー新米国連職員のぱにゃにゃん日記 Vol.39

サバイディー!リョーヤです。

前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、英語がまったくできなかった僕が、どのようにスーダンで語学学習をしてきたかについて紹介しました。

今回からは、スーダンでの仕事内容について紹介していきます。

スーダンは、いわゆる開発途上国に位置づけられる国で、医療環境はとても劣悪です。マンガ内でも紹介したとおり、東京都と同じくらいのエリアに病院が一つもないのも普通であり、医療へのアクセスが極端に低くなっています。

そんな無医村地域をターゲットに、巡回診療を行っていました。約2週間かけて東京都と同じくらいのエリアにある約30の村を一つひとつ周り、ワクチン接種や子どもたちの身体計測などを実施していました。

ランドクルーザーの後ろにワクチンなど医療用品を積んで村々を周ります。

巡回診療中は村で宿泊することになるのですが、ちなみにスーダンの田舎では、家の外にベッドを置いて野外で寝たりします。暑い国なので、家の中よりも外の方が快適に眠れるのです。野外で寝るとなると蚊が心配になりますが、スーダンでは意外と蚊に刺されませんでした。暑すぎるので、蚊すら活動できないからと僕は思っていたのですが、真実やいかに。

開放的な空間で寝るのも気持ちいい!


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このマンガ連載は、マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。織田さんのプロフィールはこちら!