日々のクラフト(おひさま染め、他編)
皆さん、こんばんは( ΦωΦ )
朝未だき、隣家の満開キンモクセイが凄まじく香っていたのだが、借景ならぬ借香な香しいひと時でありました🌼
そんな今夜はクラフト系の話題をば📝
太陽任せなものを二つ、そしておまけにその他を取り上げたい☀
まずは「おひさま染め」、ソーラーダイという染め物の話。
簡単に説明すると、布に植物を挟んで紐で括り、水を入れた瓶に詰めて陽の当たる場所に寝かせておく...という感じになるのだが、太陽光の熱により植物の成分が浸出し、植物のタンニンにより染まる...という事なのだろうか(笑)🤔?
やっておきながら何故疑問系なんだと突っ込みたいが、「面白そうやな」という理由から、よく知らないまま気軽にチャレンジしてみたのでありました( ΦωΦ )😂
まず、生地に植物を乗せてみた図🌿
...長ッ(;゚;ж;゚;)ブッ
これは解いた浴衣の衿部分の布なのだが、測ったら180cmありました。
生地は綿だが、草木染めなどする場合、植物性の生地は染まりが良くないので、よく「たんぱく質処理」という工程が挟まれます。
しかしこの浴衣はリメイク用に入手した古着だし、真っ新な生地でもないし...ちょっとは染まるかな?と思い、何もせず染め始めたのであります。
ベランダにある植物で間に合わせた🍀
勝手に生えてきたヒメイヌビエが大活躍であった😏
植物を挟みながら布をぐるぐる巻き、麻紐で縛って水を入れた瓶の中に。
ここからはおひさまの仕事☀
ところで途中経過の写真を撮り忘れたのだが、数日して瓶の様子を見ると、どうも中で発酵が行われている様子だったΣ(ΦωΦ)
とりあえずそのまま放置していたのだが、今度は何らかのガスのようなものが発生しているような、不穏な香りが漂いはじめていた😨😂
で、そんな香りを漂わせたままにしておきたくはないし、もう中身を取り出して確認する事にしたのだった(染め期間8/31~10/18)。
こちらが草を取り除き、洗って干した後の図。
染まった部分と、殆ど染まらなかった部分と。
瓶を開けた時、不穏な香りの中になんか嗅いだ事のあるような、何らかの染料っぽい香りが微かに混じって感じられた🧐
瓶の中の水はめちゃくちゃ濁っているわけでもなく、やや透明度も保っているような具合でありました。
味のある色である。
植物と太陽のコラボレーション🌞🌿
一番染まった部分がこちら。
なんだか植物の影のようで美しいが、改めて思えば、植物の影も植物と太陽のコラボレーションなのである🤔✨
植物の影✨
タンニンが多い植物の方が染まりが良いのかな?と思うが、今回は使ったどの植物由来で染まったのだろうか🤔
もしやヒメイヌビエかな😁?
ま、そんな初めてのおひさま染めでした。
ただ瓶に植物素材と水、布や糸を入れるやり方もあるようだし、植物素材により色も違って楽しそうである。
吾輩もまたやってみたいし、なかなか興味深く簡単なのでオススメしたいです...|ωΦ )
次も太陽任せで「サンティー」☕
太陽光の熱で作るハーブティーといった感じだが、吾輩がこのサンティーを初めて知ったのはサルビア・メリフェラについて調べていた時の事。
それは「チュマシュ族の人々は、この植物の葉や茎をサンティーにし、痛みのある部分をこすったり、足を浸すのに使用した(鎮痛作用のある成分が含まれている)」といった内容だった。
まずイエルバブエナでやってみたが、このミントは葉に厚みがあるので色は殆ど出なかった。
しかし香りは抽出されており、沸かした湯で淹れたハーブティーよりまろやかで優しく、すっと体に浸透する感じがした。
きっとサンティーに足を浸したチュマシュ族の人も、おひさま仕込みな柔らかい温もりに包まれたことだろう😌☀
おひさまの熱でしっかり蒸らされたサンティー✨
またドライハーブでも試したが、色も風味もしっかり抽出されました。
例えばペパーミントには健胃作用があるが、サンティー版ならより胃に馴染んで効果も増しそうな気がする😏🍵
ま、そんな太陽任せなあれこれでした🌞
次は、いつぞや呟き投稿したカツラチンキ。
仕込んで一年後くらいは明るい茶色だったのだが、そこから段々色が変化してルイボスティーのような色になった(2018.12.15作)。
香りも当初はカツラの甘さが出ていたのだが、今は遠いところにスパイシーさを感じるような、洋酒のような香りに変化した🥃
また全体的な様子だが、見る角度によって透明感も変化するような、例えば「水銀は金属なのに液体」という掴みどころのない不思議さを連想するような...そんな感じだろうか(よう分からんわ)🤔💫
明るいところで見ると、上の方には透明感と明るさを感じる。
まるで木の枝や落ち葉がたくさん堆積した湖の一角みたいだ。
そんなカツラチンキ、棚にそっと仕舞われております😏🍁
最後は「クヌギピンクッション(改)」🌰
まず、愛用している香原料セット。
数種類入っているが、とてもリーズナブルでオススメであります🕊
中身はこんな感じだが、更に自分で勝手に原料を足したりしている(ゲットウやセージなど)🌿
ダイダイの果皮、フジバカマも少々入っています🍊
匂い袋を作る時、いつもその時の気分であまり考えず次々ブレンドしてゆく。
例えばこんな感じ。
ブレンドに使う容器だが、基本的に一種類足すたびに香りを確認しながらブレンドするので、香原料を扱っている店でシェーカー容器が販売されています。
しかし吾輩の道具はコレ。
以前100円ショップで「使えるのでは?」と思って入手したのだが、これは...唐揚げ粉入れらしかった😂
今年も拾ったクヌギの殻斗。
古布のハギレにワタを詰めて丸くしたものを、このクヌギ殻斗にセットしてピンクッションにするのだ。
しかし今年の改良版、中に先程の香原料を忍ばせ「香りつきクヌギピンクッション」にしてみた🦸♀️
吾輩は去年作ったものをまだ使っているので、改良版を一つ、玄関の棚の上に転がしておいた。
( ΦωΦ )⊃⌒ 🌰
何となくひっくり返してみた😂
木の実というより...パーマかけたオバチャンみたいに見えてきた(;゚;ж;゚;)ブッ
ま、そんなピンクッション...または香り小物でありました。
ラストはバビロン🧚♂️
うちの愛すべき妖精...かなりの短足である😏
Adiós ( ΦωΦ )ノ