2月15日(水)『数的不利を見て〜後編〜』

前回までのあらすじ。
オープニング、コットン犯行声明のネタ、ダウ90000例えのネタ、コットンケンカ予定合わせのネタの4つ感想を書いた。

4ネタ目はダウ90000でワンピースのネタ。これはYouTubeで以前にも見たことはあった。数回目でも安定して面白くて、後半は知らない展開が追加されており、YouTubeで既に見たことある人でも楽しめる内容になっていた。ありがとう。個人的に、めちゃくちゃ好きなものが目的じゃなくて手段になるくらいあなたが好きというのが心に響いた。オシャレ。蓮見さんの書く恋愛ネタは自身で体験したものなんだろうか、見たり読んだものなのか、想像の中のものなのか。体験だったらそうとうな人生経験であり、むちゃんこ濃い20数年間を歩んできたのだろう。

5ネタ目はコットンでアトラクションのネタ。アトラクションに並んでいる恋人がケンカしてしまうというコント。振りが長くてボケの威力が高い好きなネタの部類。ケンカしてしまうけど、どうしてもアトラクションに乗りたい男西村さんの奇行と発言、その彼女きょんさんのツッコミと本当にアトラクションの列が見えるような演技。素晴らしすぎた。コットンは西村さんがボケできょんさんがツッコミのほうが好きなのかもしれない。めちゃくちゃ面白いんだけど、その面白さの奥に男女の関係性や、各々の想いが垣間見え、心にグッとくるような。そしてネタが終わったと思ったら、KOCでのクロコップのような想像範囲外からの追い討ち。あんなの笑わないわけない。実際ライブに来ていたお客さんたちも騙されて拍手してしまっていた。

最後となった6ネタ目はダウ90000でバーのネタ。飲食店などで癖のある客をネタにしてしまうという誰にも経験があることを軸としたコント。一つ目の笑いポイントが正確で高威力でドンピシャ。そっからの展開も無駄なく最高。どんどんギャンブルになっていき、『お手柔らかに』と『あちらのお客様からです』はもうやばかった。忽那さんの出番は一瞬だったけど、ぼくはダウのネタを見る時に忽那さんはいつ来るのか、何を言うのかという一種の楽しみ方が樹立してしまっている。待ちに待った時にきた!と喜び圧倒的存在感を放っていく。正直忽那さんが何言っても笑ってしまう自信がある。面白すぎて面白すぎて個人的に今回のライブで1番好きなネタでした。

そしてエンディングコーナー。よくある運試しのコーナー。吉本のノリをきょんさんがダウに教えるといい、蓮見さんがそれを終始嫌がっているのが最高だった。最初はビリビリペンで、ビリビリを耐え抜いた道上さん、ビリビリペンを投げ捨てた吉原さん面白すぎた。次が底抜けダンボール椅子。綺麗な転び方をする蓮見さんを裏腹に、めちゃんこ下手だった忽那さん。ぬるっとしすぎてて巻き戻して2度見た。見れば見るほど面白かった。そしてカラシシュー。中島百依子さんの苦しむ表情と、必死に耐えようとするきょんさん。両極端のリアクション、最高すぎた。最後にタライ落としのロシアンルーレット。先攻後攻を決める時に園田さんがジャンケンを提案し、みんながギャグか何かをやる流れと察したにも関わらず、普通にジャンケンをしたり、ジャンケンで勝ち圧倒的不利な先攻を選んだり、ロシアンルーレットで前人未到の2枚抜きを提案し成功するという、園田節が凄まじかった。バカすぎてアホみたいに笑った。ロシアンルーレットも最後の2択まで行ってたので非常に盛り上がってて、結局は飯原さんがモロにくらっていた。いい音だった。コーナーを通して、西村さんのMCの上手さと、きょんさんのこういう立ち回りもあるよというのをダウに教えるのが凄すぎて偉大だなと思った。蓮見さんは終始他のメンバーに注意指摘してるのが目立ってて平場も強いなんてもう。コーナーで1番好きだったのは景品の金一封が発表された時のダウのリアクションが薄すぎたこと。


約1時間だったけど、非常に満足度の高い最高のライブ。ツーマンに苦手意識があったけど、好きな人たちのだったら迷わず買っていいなと思った。昨日の土田寄席、そしてこの数的不利。ぼくのモチベーションは上がるばかり。今のぼくならいいコントが作れる気がする。

このライブは2/19(日)の正午まで購入可能で、18:30まで視聴可能なので是非。ぼくは期間内にもう何回かみようと思います。


ぼくもいつかはダウ90000とコラボしたい、蓮見さんと喋りたいなと強く思ったそんなある日。

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