4月7日(金)『卒業はできそうなんだけど』
4年になって1番不安なことがある。
卒業できるのか問題。
4年生というこの一年を満喫し『さぁ卒業だ!春からまた頑張るぞ!』と意気揚々になっているところに卒業できないという事実を放り込んだら、想像するだけで可哀想である。
だからぼくは卒業のための単位が足りてるかを改めて集計した。
教養の単位、必修の単位、選択の単位。
大学生になって初めて単位の集計をした。大変な作業だった。
結論から言おう。
足りてた。
よかった。
このままいけば無事卒業できる。悲惨な春を迎えず、楽しい春を迎えることができる。
しかし良い気分なのは一瞬の出来事だった。
必要な選択の単位が30なのに対してぼくが取得した単位数は35だった。
最悪だ。
やらかした。
5単位も余分に取ってしまっていた。自分の中では30ぎりぎり、もしくは軽く余裕を持って32のつもりだったけど、まさかの35。取りすぎている。ギリギリと思っていたから3年の後期にも講義をある程度取ったし、どれも落とせないようにテストを頑張った。
しかしそんな必要はなかった。普通に計算したら3つの講義を受けなくてよかったという結果。あんなに朝早く起きたり、必死になってテスト勉強したり、過去問過去問と躍起になって探し回ったりしていた自分がアホらしくなった。
いま物凄く後悔している。
余分に取った講義の成績のおかげで今の研究室に配属されたと考えると、もう何も言えなくなるけど、可能なら3年後期が始まる前に『そんなに講義取らなくて良いよ』と教えてあげたい。
いや、1年前期が始まる前に『大学って意外と勉強しないとダメだよ』『単位の数とか教職に必要な講義とかはちゃんと調べないとダメだよ』と教えてあげたい。
新一年生のみんなへ。
・単位の確認はこまめに友人と一緒にやったほうがいいです。確認しあった方が安心できます。ぼくは1回も確認しませんでした。後悔してます。
・教職を取る人はまず仲間をみつけてどの講義をとらないといけないかを把握しておいたがいいです。そこを疎かにするとぼくみたいに4年なのに水曜の5、6限で講義を受けなければならなくなります。
・サークルは早めに入ったが良いです。最近出来たばかりの学部の友達と遊びたい気持ちはわかりますが、サークルに入るのが遅すぎると既に入部している1年生でコミュニティができてしまっていることがあり居心地がよろしくない可能性があります。極め付けは過去問がもらえる可能性があります。
・サークルはたくさん見学、茶話会、新歓ライブに行ったがいいです。「そんなサークルあったんだ」とならないことが1番です。いろいろ見て周り、サークルと自分の相性を考えて自分が楽しめるサークルに是非入部を。
・友達は作りは頑張りましょう。みんな友達ほしいと思っているので、あなたが勇気を持って話しかければそっからはもう楽勝です。自分を隠さず曝け出しましょう。
・高校の同級生がいる人達は危険です。コミュニティがものすごく小さくなります。ずっと一緒にいると、話しかけようとした人も気が引けてしまいます。逆に同級生と一緒に話しかけに行くくらいのマインドが良い結果を生むかもしれません。
・意外と勉強しないといけません。ドラマや漫画で見た大学生活は文系の人達です。理系ではありません。理系はちゃんと勉強が必要です。可哀想ですが頑張ってください。文系も大変らしいですが理系と比べるとぼくはそんなことないと思っています。
・バイトは頃合いを見て始めましょう。いい社会勉強になります。人脈も広がります。実家暮らしの人もバイトしたがいいです。
・関わる人間の線引きをちゃんとしましょう。最初訳も分からず関わっていた人が実はやばい奴の可能性もあります。コイツと関わってたら碌なことないと思ったら潔く身を引いたがいいです。
・実家勢の人は一人暮らしの方がいいです。痛い目見ます。
・最後に大学生活を楽しみましょう。楽しむか楽しめないかはあなた自身です。大学生はほぼなんでもできます。やりたいことをやりたいだけやってみましょう。
1年生が楽しい大学生活を送れればいいなと思うそんなある日。