【 #ミリアニ感想 】私たちはミリオンライブです!今から崖を登ります!【第7話】

 お久しぶりです、あるいは初めまして。この記事はアニメ「アイドルマスターミリオンライブ!」の劇場先行上映を視聴した記憶をもとに、テレビ放映に備えて感想と見どころを綴るもの……の予定でしたが、第7話の放映からすっかり遅れてしまいました。何しろ、ミリオン10thツアーAct-3の内容が衝撃的で、気持ちの整理が必要だったもので……決して第7話のトンチキっぷりに引いていたわけではなく、むしろトンチキは大好きです!
 さておき、以前放映の第6話を改めて見ると、当初から静香の夢に理解を示さない人物として描かれていた静香パパや、これから新しい仲間になっていく紬&歌織さんについて掘り下げつつ、手作りの原っぱライブからプロダクション主導のデビューライブへと物語を繋げていく回でしたね。源Pが面接の中で、静香がアイドルに掛ける思いの熱さに感動していたと言及するシーンもあって、これをスルーしていたのは不覚! よく見るべきでした……集合写真を撮るシーンで、ドルオタの気持ちになって周りのアイドルを見つめる松田のように!(それでいいのか)
 そんな亜利沙も名脇役として登場する第7話……通称・最大の問題回、感想を書いていきます! 今回も第7話のネタバレ、およびアニメは見たけど他の作品はこれから、という方への匂わせ・逆ネタバレがありますのでご注意ください。


1.いきなりエンジン全開にしてはいけません!

【あらすじ:Team2nd(海美・莉緒・瑞希・のり子・可憐)とTeam3rd(琴葉・恵美・環・百合子・風花)は、デビュー曲のお披露目と写真集の出版を賭けて水着スポーツバラエティで勝負することになった! 実況の美咲・解説の小鳥に加え、みらしずつばさと亜利沙、源Pも事務所で見守っている】
 突然始まる水着回! まずは一人一人をアップで映してご紹介。

公式コミカライズ「Blooming Clover」第12巻より

 いやこれは決していやらしい気持ちではなく、ヴィーナスのごときアイドルたちのプロポーションの良さと、それを見事に再現した白組3Dモデルの素晴らしさを賞賛したいのであります。あっほら見て! 髪の毛をどかして水着がよく見えるようにする琴葉、プロ意識を感じてかっこいいですよね!
 そして開始の前にコースが紹介されますが、最終エリアに「断崖絶壁」の文字があるのを見つけて嫌な予感をヒシヒシと感じましたね…… それはさておきゲームスタート! うみたまがスタートダッシュを決めるかと思いきや、ヒトデに見とれてタイムロスに。その後ろで、莉緒……?(何をしている)
 ぐるぐるバット(角材)+スイカ割り対決を経て、フロートの上を渡ろうとするアイドルたちですが、そこに水中から謎のお邪魔キャラが……チュパカブラお前かーい!! いやまあ、なんだかんだですっかりミリオンのマスコットキャラだもんな、出演しても何もおかしいことは「ヂュパァ!!」
 キェェェァァァァシャベッタァァァァァァァ!!!
 話が飛びますが、第2幕でもテレビ放映でも、チュパの声優は誰なのかと固唾をのんでエンドロールを見守っていましたが……残念ながら「???」の表記。慣例(ハム蔵←天海春香役・中村繪里子さん、ぴにゃこら太←島村卯月役・大橋彩香さん)にならえば山崎はるかさん(この話にも未来は出ているし)ですが、果たして……?
【意外に俊敏なチュパカブラに対し、瑞希がコインを打ち出して注意を引くことで回避に成功、一行はアピール合戦のステージへ。それぞれが個性を発揮する中、どうすればいいか分からない可憐だったが、恵美が「友達と写真撮るみたいにすればいいんだよ!」と、一緒にアピールしてくれるのだった】
 可憐……恵美がいてくれてよかったね……! なお、そんな二人の後ろからは琴葉の視線が……これがスペードのQですか? そして、先ほどのシーンで実は貝殻を拾っていて、それを水着代わりにしようとする莉緒……(乳房は大事にしなさい) 直後、風花を巻き込みつつ海に落ちて失格になり、残念な一面を印象付けてしまう莉緒でした。

2.大問題!からの大成功!

 次なる関門は崖の上から砂浜までのターザンロープ。慎重な子たちが尻込みしているのならッ! その時既に「滑走」は始まっているんだッ!! これぞ大神環!!!
 それに続いたのは海美。そして恵美が滑ろうとしたとき、「やってみる勇気、もらったから……!」というわけで滑ることにした可憐。健気な子……! それにしても、水着で両手を上げている姿は、そこはかとなくエr  セクシーだなぁ……とのんきに見ていると、とんでもないアクシデントが。なんとロープが切れ、可憐は海面に墜落! ここに至って筆者は、水上でかなり激しいスポーツバラエティに挑戦しているにもかかわらず、アイドルたちは浮き具もヘルメットもプロテクターも装着していないことに気付きました。話が飛びますが、この後の断崖絶壁ステージでいくつもの足場が崩れてアイドルたちが落下したのもこれ以上に危険な事態です。要するに、「普通に見て安全面への配慮が足りない」、このことが個人的にはミリアニ最大のネガティブポイントでした。
 ただし事故の直後、莉緒がためらわず海に飛び込んで可憐を助けたのが素晴らしいところ。誰かに助けてもらった分、自分も勇気を出したり、迷惑をかけてしまったら次は誰かを助けたり……ミリオンライブの世界にはお互いに助け合う精神が息づいていることが伝わりますね。
 そして事故を受けて小鳥さんと番組スタッフは善後策を協議していましたが……崖の上に取り残された琴葉たち5人は行動を起こしました。俺を使えと言わんばかりに置いてある丸太・ロープ・ナタ。サンライズバンナムフィルムワークス立ちを決める琴葉。
「みんなとなら、きっとできる!!」 (ドヤアアア)
 私はここで吹きました。参りました。この一連の流れ、テレビ版ではCMを挟んでしまったのはもったいなかったな~!

3.ミリオンライブ!200%

【「競争」から「協力」へとスタンスを切り替え、数々の試練を乗り越えたアイドルたちの前に断崖絶壁が立ちはだかる。チュパカブラの妨害もあり脱落者が続出するが、仲間たちに助けられた海美が見事ゴールイン!「琴葉、恵美、それにみんながいなかったらきっとゴールできなかった!」というわけで、報酬は2チームで分け合うことにするのだった】
 劇場で見たときは手に汗握っていましたが……イヤことめぐがそれぞれ片腕でうみみ(公称45kg)を8m投げ上げるのおかしいやろ! あと、なんでいきなりSAS○KEやっとんねん! しかもまっすぐ落ちてくるチュパを踏みつけてジャンプするの、スーパーマ○オしかできんやつやで! あーもう、ツッコミどころが多すぎて……
 いつものミリオンライブだあ~~~(実家のような安心感) ただし、源Pが「みんなで繋ぐこと、それが大事なんだな……」とつぶやいた通り、トンチキの中にも絆が感じられる、二重の意味でミリオンライブならではの展開だった気がします。
 そして最後の最後、エンディング後のCパートで描かれたのは、脱ぎ捨てられたチュパの着ぐるみと、メロンソーダ的な飲み物を手にしたチュパ。夕日を見つめて満足げに「チュパ。」私はここで吹きました(2回目)。劇場では隣席のPも吹いていました。
 そんな感じで、とにかくカオスな第7話でしたが、最初に見たときは30分を1時間に感じるほど没入していました。2チーム10人のアイドルが詰め込まれていながら、それぞれの見せ場が神業的に整えられているのが理由でしょう。また、水着の布面積はなかなか小さめでしたが、ことさらにいやらしい演出もほとんどなく、ニチアサに出しても大丈夫と言える出来だったのではないでしょうか!
 それでは今回はこの辺りで! 第8話に続きます!

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