スポーツと行政 後編
皆さんこんにちは
Ryoです。
今回は前回のスポーツと行政前編で示した、
北海道日本ハムファイターズの例を参考に
僕の意見を書いていきます。
まず、北海道日本ハムファイターズが移転に至った経緯の中での問題点は、
・株式会社札幌ドームの経営体制
・北海道の札幌一極集中
があったと思います。
まず、1つ目の問題点です。
株式会社札幌ドームは株主に札幌市、北海道新聞社、北洋銀行、北海道電力等の北海道の企業が多くあります。
そして、社長は元札幌副市長であるなど、
利権にまみれた企業だと思います。
いわば役人の天下りような環境では、
北海道のスポーツも合わせて考えて行動するファイターズと、
意見が合うはずがありません。
さらに、札幌市の行動は北広島市の行動に比較して後手後手でしたが、
北海道新聞はそれをあまり報道しなかったことも、
少し考えるともう大人の嫌な所丸出しですよね。
2つ目の問題点です。
北海道の経済、人などは札幌に集中しているのは誰が見ても否定できないでしょう。
その結果、札幌市役所・札幌市長・札幌ドームは、
何を言っても「北海道のメインタウンは札幌」という認識で、
メインタウンからわざわざ出ていくことはないだろうとタカをくくっていたのではないでしょうか?
そのため利用料金の値上げや突然の野球専用化提案等の無茶振りをしたのでしょう。
北広島市の提案には、
新球場周辺のアクセス利便化のためにJR新駅建設
など、球場のみならず、
スポーツコミュニティを軸としたボールパーク計画に対する熱意がこもっていました。
本来プロスポーツチームが本拠地を設ける際に、
地方自治体とは密接な連携をとる必要があると思います。
なぜならプロスポーツチームはただ結果を残せばいい時代は終わったからです。
本拠地(フランチャイズエリア)にいる住民、
老若男女にとって興味をもたれ、
彼ら彼女らの健康を育むきっかけになる存在にならなければならないと思います。
スポーツビジネスと言う言葉がよく聞かれるようになりました。
これは1つの時代の流れです。
しかし、スポーツビジネスだけではもう遅いのです。
次の時代は、プロスポーツを通じた健康づくりが必要になると僕は思います。
例えば引退したスター選手が
小中学校や、老人ホームなどを訪れ、
その場で身体を動かす運動をすれば、
それを嫌と感じる人はそこまで多くないはずです
もちろんフランチャイズエリアにいる人全てがそのチームのファンとは限らないので
(僕自身都民ですが巨人ファンではないので)、
チームの選り好みはあるかもしれませんが、
それでもスター選手が訪れ、
一緒に身体を動かすことはいいきっかけになると思います。
しかし、これは球団だけでは何も話が進みません。
地元の自治体などと密接な連携を取り合って、
その上で地元民に愛されるチームになること。
これがプロスポーツチームと行政の1番良い関係性だと思います。
北海道日本ハムファイターズの例は、
札幌市と北海道日本ハムファイターズの間で計画当初から関係性の悪化がチラついていました。
僕は移転賛成派でしたが、
球団としてももう少しやり方はあったかもしれないとは思います。
もちろん結局は人と人なので好き嫌いはあると思いますが、
プロスポーツチームはもはや娯楽だけではない時代です。
大人な対応が求められると思います。
結論
プロスポーツチームが地元住民を巻き込んで盛り上げていくためには、
プロスポーツチームと行政は密接な連携をしなければならない。
長々と書きましたが、
こういう結論です笑
皆さんは前編後編合わせて見ていただいて、
何を考えましたか?
もしなにか意見があったりしたら、
ぜひコメントやTwitterにリプライやDMなどで
教えて欲しいです!!
今度はハンドボール関連のことを書こう…
閲覧ありがとうございました。
Ryo
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?