書こう、
会社を辞めてコーヒー屋さんを始めるつもりだ。向いてないとはわかっているけど。やってみるか、くらいでいきたい。
で、やるならやるでうまくいかせようと、周りのやつらに助けてもらってたりしている。商品の卸をさせてもらったり、小売のお客さんを繋いでもらったり。そういうサービス業の現場においては、大学や勤めたホワイトカラーの業種は関係ない。目の前の人を最速でどう楽しませられるか、というのは、多分頭の使い方が違う。その戦場においては俺はヒヨッコだ。
その、助けてもらってるというのと、ヒヨッコだということで、心底うんざりする状況を回避できなかったりする。
今日はそれの話。
ないと暗黙の合意があった線引きが本当はあった。結局お前は部外者なんだから俺の茶碗に手を突っ込むな、それはもちろんその通りだよな、だったらなぜ曖昧な態度をとるんだろう。俺は別にいいんだよ、でもさ、、いや、別に良いんだよ、ただ、、もうその時点で意味がわからなくなってしまう。別にいいと言われたら、別に良いなら別に良いで終わりのはずではないのだろうか。寄り添って察して慮ってケアして配慮して差し上げないとどうやらダメみたいだ、ドライなふりしてウェットなコミュニケーションをせざるを得ないおままごと。ええ、もちろん寄り添わせて頂きますよ!ウチの1番のお得意様ですから、大好きですから!
理不尽な怒鳴られがあった。知り合いの前で。気にしてる余裕はないだろう、OK。おめえの店じゃねえんだよ、もちろんOK。いいよ、そのまま見ておきなよ、言い訳したいし、言い訳すれば多分少し変わるけど、変わる必要もあまりないくらいだと素直に思うよ。俺は、ただ怒らせてしまったことを真摯に反省すべきで、怒ったら何言ってもいいみたいな扱われは仕方ないよねえ、うんうんわかるわかる。その通り。
ライブの押し付けがあった。俺に言ってるわけじゃない、言うために言っている。安心させようとしてるわけじゃない、自分の安心を再確認するための大きな声。俺ってここにいれるよな、ちゃんとここに不可欠なひとりだよな、と叫ぶ声が頭の中で反響した。よかったですね、これが友達なんですね?そういう弱さもあったりするのかもと思うけど、まー俺に対してオナニーする必要は必ずしもないのではないでしょうか…そういうことで気持ち良くなる性を持つ人がいるのも知っている。実際にさぞ気持ちよさそうだった。俺はたまたまその聞き役に指定された、目の前にいる明らかに殴っていいやつA。正しさを言い訳に纏えると人は伸び伸び輝き出す。輝いてたよ実際、楽しそうにみえた。よかったですね。
タイミングが難しい子だから…そうだね。いいんじゃない仲良しさん。お仕事もおできになるようで。ご丁寧に集中砲火の反省会まで開催なさったそうですよ!ご馳走が出てきたら、骨の髄までしゃぶり尽くして!皿の端まで舐め尽くさないとね!!暖かく見守ってくれて大変どうもありがとうございます!!!今後とも末長く!どうぞ!何卒宜しくお願い致します…!!!!
早くも疲れてしまった。
心底ウンザリだ。
ウンザリドロみたいなやつに押し潰されそう。この話題を自分で思い出しても構わん程ウンザリしてるの、よっぽどやな。
仲間になろうなんて信じられない、弱い仲間だったら最低限のリスペクトも不要というのなら、俺はその船には乗れないし乗りたくない。
もしくは、仲間になるための最低限の力量がどうやらなさそうなので、友達にすら戻れなくなる前にやめておこうかな。そこの救済制度は当てにすべきじゃなさそうだ。
全部、自分に力がないから。俺に力があれば、具体的には継続可能そうなキャッシュフローとお客さんがいれば、こんなことにはなってない。詰める必要のない距離感を詰めたり、無理なスピードで軋みが出たり、そんな必要はなかった。
なんでこんなことになってるのかな?まあもうどうでもいいと思うのが色々丸かろう、1人で始めてひとりで失敗する方がまだいいかもしれない。スネても仕方ないし、今回に関しては拗ねてるつもりはなくて、もう何も期待しなくなってしまったのかな。元気ないように見えたかな今日?マジで発熱してるんだけどな…あと昨日セフレに振られたのも響いてるのか?すこしゾッとするくらい響いてない気はする、話が非常に合うけど全然可愛くないというだけでこんなにも軽い扱い!
まあ、元気ないように見えてもいい、それの裏で、そういう顔をしちゃダメだとか言われてそうなものだが、いかんいかん、こういう邪推がよくなくしていくのだ。でももう割とほんとにどうでもよくなってしまった。
みかに冷めたときは後から後悔した。あの子に振られたときの怨念のメッセージは1ヶ月経ったら後悔したね。
前まで友達だった奴らに対する甘えはあったけど、やめた方が良さそう。仲間だったり仕事だったりにおいては、ビジネスライクに行かねばならないんだろうな。だせえからやめろよ、ではなく、お取引ありがとうございます、をやらないとどうもダメみたい。
そうならなくて済むような関係値では所詮なかったということ。
辞めれない性格なら、絡まない方がいい。
本当に心底ウンザリしている。
誰にも相談できないのもきつい。
身近の、今までの間、友達だった奴らは、仲間かお客さんになってしまったから。
彼女も浮気相手もセフレも去って、いま久しぶりに独り。
最悪の気分だ。孤独をひしひしと感じる。それはもうギッシギシと孤独の軋みに押しつぶされそうだ。
誰にも相談できない。
コーヒーまで嫌いになってしまうのかな、俺は