家事がすきではないからこそ、いい調味料と素敵な道具を揃える。
ずっとずっと憧れだった調理器具を引っ越しを機に揃えはじめ、気がついたことがある。
以前のわたしは、料理がすきではなかった。
⇩前回の記事。
https://note.com/ryoocosatoo/n/nfd571756f619
かたちから入るタイプなので、100均で適当に揃えた調理器具ではテンションが上がらず「食べる」という作業のために料理していただけだった。
わたしは「カラダは食べたものでつくられる」という発信をしている。美容師という仕事柄、美髪・美肌には食事が大事だと考えている。
⇩例えば、こんな記事。
食事を「栄養」という視点で見ている。
だからか「料理や食事をたのしむ」ということを忘れていたのだ。
カラダにいい食べものがすきなので、凝った料理をする必要がない。
切るか、焼くか、煮る。
料理を楽しめないので、苦痛な時間だった。「野菜を切る時間」が特に苦痛だった。最近その理由が分かった。
特に手入れもされていない「切りにくい包丁」と、「薄っぺらいまな板」で野菜を切る時間は、苦痛以外の何ものでもなかったのだ。とにかく、やりにくかった。
特に思い入れのない「安い道具」を大事に扱うはずもなかったから手入れもしなかった。
しごとで使うハサミの切れ味が悪ければ研ぎに出すし、働きにくい労働環境には敏感なのに、プライベートとなると鈍感なのだ。オフモードのわたしは本当にポンコツだ。
道具や環境が悪かったことに気が付いたから「使いにくい包丁」を「よく切れる包丁」に替えた。そうしたら、料理がほんとうに楽しくなった。
料理をとっとと終わらせ、「食べる作業」も一瞬で済ましていたのに、「料理」と「食事」を楽しめるようになった。
いまはアカシアのカッティングボードと、ヤマザクラの柄の包丁で野菜を切るじかんが最高にすきになったし、竹製のスライサーで千切りをするようになった。
ちょっと頑張って買ったお気に入りの道具は大事にするし、生活が全体的に整うから不思議だ。
調理道具に限らず、掃除道具にもこだわりだした。嫌いだった掃除が楽しい。
料理が楽しくなると、調味料にもこだわり出すのは世の中の常ですね。
こちらはもうずっと使っている沖縄の塩「ぬちまーす」
ミネラルの含有量、特にマグネシウムがずば抜けて多いし、ふつうに塩として、とてもおいしい!!
ぬちまーすとブラックペッパーで焼くだけで十分なごちそうができるのだ。
精製された塩には何の栄養もないのでカラダに悪いけど、栄養たっぷりのお塩は積極的に摂っている。
これから書く記事でも、使っているものを少しずつ紹介していきます。