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#6 論文 答案作成時の注意点(企業法)①
こんにちは、Ryooです。今回は論文式試験の企業法について答案の書き方・注意事項を中心にお話ししたいと思います。
企業法は短答から論文への振り幅が大きい科目で、論文では法律答案の書き方に苦戦する方が多いと思います。ただ、書き方がある程度わかってくれば得点は安定してきますし、何よりいろいろな事案の問題を扱うので個人的には好きな科目でした。
企業法の解き方
論文でも短答と同じように試験直前に見るためのプリントを科目ごとに作っていました。企業法は以下の通りです。
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授業や答練の解説などで講師から教えていただいたこと、問題演習をやる中で自分が気づいたことはこのプリントに集約させたつもりなので、ぜひ参考として使っていただければ幸いです。
ただ見てくださいというだけでは伝わりにくい部分もあると思うので、少し解説を加えたいと思います。
(大問1と2の)解答用紙を逆にしないように要注意!
経験のない人が大半だと思いますが、緊張していると意外にやってしまうことがあります。自分は小問1を全部書いたところで解答用紙を間違えていることに気づき、書き直しをしなくてはならないことがありました。大幅なタイムロスとなってしまうため、注意するようにしてください。
2色マーカー準備!
僕は問題で問われている問いの部分にピンクのマーカーを引き、機関設計に青の下線、日付に青マーカーを引いていました。
おかしい所、日付、機関などに着目する
これらは事案を整理する際に気を付けていたことです。特に「なお」や「しかし」といった言葉の後には、不自然な事柄、重要なヒントが書かれていることが多いので注意して読むようにしていました。
答案の型
答案の型には①制度説明型②要件あてはめ型③論点型の3種類があります。
問いの書き方が「法律上の手続や制度を説明しなさい」となっている場合には①制度説明型となります。②と③の区別は少し曖昧です。②要件あてはめ型で要件に当てはめていく際に何かしらの解釈が必要になると③論点型となるようなイメージです。
一応、答案の型ごとに標準的な書き方は決まっていますが、実際は解答用紙のスペースを考慮しなければならず、要件とあてはめを合体するなどの工夫が必要となることもあります。参考程度にとどめ、型に縛られすぎないように注意が必要です。
終わりに
以上、論文の企業法の解き方についてお話ししました。プリントの後半の内容については次回の投稿で解説していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。