6/25(火) Science & Cycling Day1
深夜に慌ただしく到着して興奮してしまったのかあまり寝付けず、 Garminの睡眠スコアが35をというみた事のない数字を記録した夜が明けてのイタリア初日。
数値の割に疲れを感じないのは海外への興奮が優っているのか何なのか。
7時ごろに宿を出てフィレンツェ大学へ。途中、オープンしているパン屋があったので立ち寄ってクロワッサンを
大学前のカフェでさらに一服
のんびり過ごしていたところミスが発覚。。会場のキャンパスが別の場所であった。少し走ったが、トラムですぐに移動できる範囲だったので無事に定刻に会場着。
今回の渡欧の最大目的であるScience & Cycling、初日はMaster Classでのフィッティングセミナー。
講師はBorut Fonda氏。ポガチャルがツールを2連覇した時期にフィッティングをしていたというすごいフィッターだ。ポガチャルに限らず、WTチームに複数関わっている。
ただこれはあとで他国のフィッティング事情を聞いていて分かったことだが、欧州ではWTライダーを見ること自体はあまり珍しくなさそう。日本でもなんだかんだJPRO選手を一度は見たことあるフィッターがほとんだだろうしそんなもんか。
内容は使用しているモーションキャプチャーシステムの紹介を軸に、それらの数字がペダリングにおいて何を意味しているかや、運動学視点での各関節負荷の検証やら、実務的にフィッティングをどのように進めるか、など。
正直目新しい知見というのはそんなに無く、改めて基礎理解を深められたという感じ。自分がやってきたこととのすり合わせができて本当に有意義だった。
紹介された研究はヨーロッパ人を対象にしているので、日本人の大会の場合はどうか?などは考慮した上で知見を活用する必要があるなぁ。
合間の休憩時間やランチでは参加者の方々の交流できてこれもまた有意義だった。こんなにたくさんのフィッターの方々と一度に交流するのは初めて(というか日本ではあり得ない)だし、世界にはたくさんいるものなんだなぁと。
”日本で専業でやれているのは数人だ”と言ったら皆目が点になっていたのが印象的だった。
それにしても、英語練習してきて良かったなぁと改めて。
ここまでの量のリスニングとスピーキングを1日でやることも初めてだったし、内容が複雑なので正直不安だったけど、英語しか使えない環境にいれば脳もフルに集中して適応するものなんだな。
流石に寝不足で丸一日座学で疲れ果てて、晩御飯を簡単に済ませてから夜は20時半には寝てしまった。
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