6/29(土)ツール第1ステージ観戦
思いの外前日の疲れはなく起床。
この日はツール第1ステージの観戦へ。朝は行きつけとなったカフェでたっぷりパンを楽しむ。さすがにクロワッサンは飽きてきた。
まずはミケランジェロ広場で絶景を抑える。
その後はGarminのナビ通りに、ツールのコースをなぞる。
昨日より朝早く出たのもあって、気温が楽な分調子も良かった。
道中は観戦に向かうサイクリストが何人もいた。皆Faggi峠に向かっている。第1ステージののっけから山岳があるのは珍しいのでは?
麓の街、Ticomanoで補給と小休止を入れてからいざ登坂開始。本格的な登りはいつぶりだろうか。
ちょうど良いペースのグループがいたので、しばし一緒に走ったり、本格的な登坂後も淡々と登りながら景色を楽しむ。
標高が上がっていけば気温も下がるはずだが、それ以上に日差しが強くてかなり暑い。ペースに対して心拍数はかなり高いし呼吸もツラいが、なんせギャラリーがすでに結構いて変な走りはできない笑
ピーク手前に小さな商店があり、そこは人だかりがすごかった。
補給しようにも人が多すぎて、これなら上に行ってしまった方が良いかと判断。
ちょうど居合わせたサイクリストに"頂上にお店はあるか?"と聞いたら、もっと大きい登りがあるということだったので、補給はせずに登り直し。
しかしこれは誤りで、実際のルートは分岐を逸れた別の道であった。上りは短かったものの頂上にはそれらしい店はなく…
頂上は流石にそこまで暑くなかったので日陰で過ごせば消耗抑えられると思い、気合いで乗り切ることにした。
そこから3時間、写真撮ったり少し散歩をしたりお裾分けをもらったり。
想定よりペースが遅く、キャラバンが来てからが長かったけど、それでもヘリコプターが来た瞬間のあの高まりはこの時間独特のものだと思う。
はしゃいでいたギャラリーも徐々にその瞬間を逃すまいと集中するので少し静かになっていく。
下の方から歓声が聞こえ始めるので、近づいてるのが分かる。
数名の逃げ集団、溢れたかブリッジをかける選手、そしてメイン集団、千切れた選手と、一団が通り過ぎる時間は正味5分以下。それでもやっぱりこの瞬間は貴重で刺激的なものだよなぁと改めて思った。
下りは皆が一斉に下る上に一般車両の規制も解除されるので、なかなかカオス。日本なら大炎上するレベルの無法地帯っぷりだった。
途中の商店でアイスを食べて小休止。長い下りを終えて、登る前と同じ店でおやつも食べた。
ここから行きと同じ道を言っても面白くないので、帰りは違うルートを設定していた。
単調だけど飽きないのはその走りやすさからだろう。風向きも相まって良い感じにスピードが乗って良かった。
最後の峠前にイタリア人の一団がいて、ペースが良さそうだったのだご一緒することに。
普通に英会話が続いたが、上り始めると暑さと湿度で流石にキツく会話が減った。日本と同じだ。
途中水道があるので水浴びをして、ピークを越えたらあとはずーっと下り基調なので終わったようなもんだ。しかも下り切ったらアパートすぐ近くだったのもサプライズ。そんなに山が近かったのか。
そそくさにおじさん達とお別れしてライド終了。
なんだかんだ、海外サイクリングでまだ一度もトラブルに遭ってないのは幸運だと思う。
アパートで小休止してからまたフィレンツェ中心部へ。
比較的安めなので気になっていたEATALYという店に行ったが、ここは正直ハズレだった。カルボナーラが塩っ辛くて残念。
あと、ピザが想像の倍大きくて大変だった。ただだいぶカロリーを消費した後だったので食べなきゃいかんと思い全て平らげた。これはトマトソースが美味しかった。
妻へのお土産も買ってからアパートへ。
横になったら眠気が来たのですぐに寝落ちた。
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