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富士ヒル2023主催者選抜クラス71位(66:33)

去年はニセコクラシックと被っていて出られなかった富士ヒル。

今年は2週間ずれたことで、富士ヒル→ニセコの流れが組めるようになった。

出場カテゴリーは迷ったけど、経験するなら早い方が良いと思い主催者選抜にエントリー(2021年にゴールドを取っていたのと、2022年のおきなわのリザルトが考慮されないかな?という根拠はあった。)

2年前も入賞したわけではなかったし、おきなわも分かりやすいリザルトではなかったけど、結果初選抜◎

ニセコがメインと言いつつも、やはり主催者選抜。登坂力向上はどちらにしても必須なので、ニセコだけでなく富士ヒルも意識において練習してきた。(結果これはうまくいってなかったわけだが)

目標と作戦

目標はプラチナ達成、最低でも2年前のタイム(1:04:03)の更新。

そのために、斜度のキツイ1合目まではちょっと無理してでも集団に乗って、2〜3合目の緩斜面区間で集団効果を受けてタイムを稼ぎ、ばらけるであろう3合目以降で合う人と走る、という感じのつもりでいた。

本来タイムを狙うなら"1合目までは無理をしない"というのが定石だけど、選抜クラスでは2〜3合目で集団にいるかどうかの違いは大きいと考えての作戦。

何より、せっかく選抜クラスを走るならトップの走りを少しでも体感したいという思いがあった。


前日から当日

日本一の自転車イベントで営業しないのはもったいない!

ということで今回は前日のエキスポで出展営業もしていた。

完売御礼、たくさんのご来客感謝です。

19時には完全に撤収し終わった。

立ちっぱなしで脚にかなりの疲労感はあったので、コンビニの牛丼とリカバリープロテイン2杯で食事を摂ってからは入念にマッサージ。脚の張りはだいぶ取ることができた。

興奮で寝付けなかったけど、とりあえず横になって目を瞑って少しでも回復。多少断眠だったけど最低限は眠れたかな?という感じ。


当日は4時に起きて朝食とパワーニュートリションを。

アップは30/30のL5インターバルを9本ほど行った。

レース

なるべくインターバルがかからないように前目に並びスタート待機。いよいよ憧れていた選抜クラスだったけど不思議と緊張感はなく、仲間と談笑したりしてリラックスして過ごせた。

レーススタート。

さっそく金子選手とまなべくんともうひと方がスタートアタックで3人逃げ。

その後ろの大集団で追う展開。

ここから少しずつ番手を下げながら楽して登る意識。これで1合目下まで耐えられれば、その先の斜度が緩むところで少し休めるかなぁと思っていた。

1合目下まではなんとか集団にいられて、少しひと息つこうと思ったけど、平坦での集団の速度の伸びが想像より速くて出遅れてしまった。ここで動けないあたりなんだかんだかなり消耗していたんだと思う。

追うために踏むとオールアウト必至、でも遅れるわけにはいかない、という踏ん切りつかない状態で消耗。

心拍がレッドゾーンに入ってしまい立て直せぬままズルズルと後退してしまう。

後ろから続々とトレインがくるけど、消耗からの回復が遅くてなかなかつけず、すぐに見送るという情けないモーションの連発。しばし単独で淡々と登る形に。

2合目までになんとかペースの合いそうな3人くらいのパックができてここでローテ開始。もうこの時点で上りきることしか考えられなかった。

2〜3合目の中間くらいからようやく回復。少し踏み直せるようになった。こう振り返るとアップは足りなかったかもしれない。

少しずつ前からこぼれた人を吸収して、5人くらいのパックになったと思う。このパックが本当によく回って、声を掛け合って気持ち的にも本当に助かりました。前3人でローテをして、大沢駐車場で49分。ここで少し前にいたパックも吸収。太鼓の応援がすごく力になった。

ギリゴールドいけるか?という感じ。この人数で回せばワンチャン。

ただやはり高地適応不足。せっかく回復してきて踏み直せるかと思ったけど全く踏めなくなり、このパックから千切れ。

それまでのよく声をかけてくださっていた方と2人で回して力を振り絞る。

奥庭で1時間オーバー。ここでゴールド免許更新は絶望的に。

平坦は速度比較的のせられたけど足りず、手元の1時間5分の表示を最後のトンネル下で見届けた。

2年前にとったゴールドリングは返上となった。


振り返り

GWに2人組で走った試走(ほぼツキイチだけど)の段階でゴールドタイムはクリアしたので、当日は最低でもゴールドはいけるだろうと踏んでいただけにショックは大きい。

下山後のブースで声をかけらた時に"ダメでしたぁ!"というやるさなさ、去年のニセコを思い出してしまった。笑

今週水曜の段階でのインターバルは感触良かったので調子そのものは良いと思っていた。だけど"いけるところまでいってちぎれてからペースで"という当初の動きをするコンディションには、残念ながらほど遠かったようだ。要するに、実力不足。

かといって最初からペースを保って走ってたらいけたかというと、それはもはや分からない。


でも絶対この失敗経験と刺激は今後の何かに絶対つながるし、なにより主催者選抜クラスに選ばれて走れたことは素直に誇りに思いたい◎


次は2週間後のニセコ、立て直して絶対によい走りをします!


開催にご尽力くださった運営の皆様、一緒に走ってくださった選抜の皆様、ブース頑張ってくれたACTIVIKEメンバーの皆、本当にありがとうございました。


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