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「その日暮らし」に対する強い憧れ ~毎日「今」を生きるということ~


現在、ベトナムのハノイにいます。🇻🇳

東南アジアに来ると、毎回強く実感すること。
それは、「みんな、めっちゃ今を生きてるな〜」ってことです。

例えば、道端で観光客の靴を修理したり、磨いたりして、(ちょっと値段をふっかけつつも)一日300,000ドン(日本円で1,500円くらい)を稼ぐおじさん。

1日の大半は、道で友達と喋りながら過ごして、何とか1日を生きれるくらいのお金を稼いでやりくりする、みたいな。

こういう人たちがたくさんいるのを見ていると、良い意味で、「毎日楽しく生きれたらいいじゃん〜。」みたいなマインドを感じます。

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一方日本でよく聞かれる言葉は、こんな感じ。🇯🇵

「将来のために、英語を勉強しよう!」
「老後に2,000万円必要だから、今のうちに貯蓄しておこう!」
「明日どうなるか分からないから、保険に入ろう!」

おそらく、この違いにあるのは、

「目の前のことを頑張ってやっていたら、なんとか生きれる(国全体としても成長していく)フェーズにある国」= ”東南アジア” と、

「目の前のことを頑張ったら成長できるフェーズ(高度経済成長期)が終わって、何かをしないと、成長できない国」= ”日本”

の違いかもしれません。


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こういった日本でよくある考え方が悪いと言っているわけではありません。

でも、あまりにも強烈に「先」のことを気にするあまり、
「それって本当に今楽しいんだっけ?」
っていうことが忘れがちになってしまっているのでは、と思います。

そして、かくいう自分も、どうしても「今」に集中出来ないタイプです。

例えば、

・今月達成すべきノルマが気になって、今のタスクに集中できない。
・楽しい飲み会中も、「明日朝からやることあったな〜。」って思って、はしゃぐのをセーブしてしまう。

みたいなことがよくあって、ちょっとした自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

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日本人(というか僕の周りの人)の中でも、

「今」と「今後」を明確に割り切って、今を目一杯楽しめるタイプ

っていうのは一定数いて、「あ〜すごい、羨ましいな〜〜」って思うし、


成功している人の本とかを読んだりすると、かっこいい感じで

”今を生きろ!!”

みたいなことがよく書かれているわけです。

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そして、そういった人たちに軽いコンプレックスがあるからこそ、「その日暮らし」を楽しんでいる人に対して、なんとなく心が引っかかるんだな〜って思いました。


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皆さんはどっちのタイプでしょうか?

僕は、「先のことを気にしてしまう」という短所を、「先のことを見据えられる」という長所に読み替えて頑張りつつ、

「今やっていること・今楽しんでいることは全力で楽しむ」

というマインドも忘れずに生きていきたいな〜と思うのでした。

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Ryo Nishimura
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