今、この時期の新卒一年目だからこそ思うこと。
4月1日に入社式を迎えてから、早いものでもう10日と20時間程度の時が経ちました。
あっという間だった気もしますし、とても長かったのに「まだ10日程度か。」という気持ちもします。
でも、間違いなく言えることは、去年や一昨年に同じように4月1日を迎えた方々とは、少し異なった社会情勢でこの10日間ちょっとを過ごしているということであり、また、(政府や人々の対策が功を奏せば)来年の新卒の方々とも少し違う過ごし方で今を生きているということです。
もちろん大変な時期であるということは重々理解をしていますが、「今この時」でしか経験できない出来事や感情というものがいくつかあるような気がしたので、来年の僕に向けて、もしくは同じような境遇にある人に向けて、忘備録のような形で文章に残してみようと思います。
最初はモヤモヤしてた
やっぱり、最初はモヤモヤしていました。
自分で言うのもなんだけど、まぁまぁやる気に満ち溢れて新社会人になったと思うし、仕事はもちろんのこと、同期・先輩との新しい出会いから色んな知見と楽しさを得られると思っていました。
だからこそ、最初っからオンライン・リモートでの研修が決まって、ずっと家のパソコンと睨めっこしていた数日はモヤモヤしていました。
でも、開き直った
でも、自分で変えられないことを嘆いても状況は変わらないし、「今だからこそ出来る経験、今だからこそ感じれる部分ってなんだろう」って思い始めたら、少し開き直れました。
例えば、自社でもたくさんの企画やアイデアがリアルタイムにどんどん開発され、世に出されていくし、(うちで過ごそう)
リモートワーク・オンライン電話/会議・仕事効率化などの様々な分野で、色んな企業・個人が知恵を絞ってアイデア・プロダクトをリリースしたり、アップデートしたりしているのを見ると、何か胸の奥の方で昂るものがあるような気がしてきます。
組織に入ったからこその昂り
そして、その「昂り」っていうのは、(言い方が合ってるのか分からないけど)「組織に入ったからこそ」のものだと感じています。
ただの大学生のままだったら、多分「世の中大変そうだな〜」で終わってた。
でも、大きな組織に入り、その周りから社会のためになるような企画がいくつも出ているからこそ、(まだまだ先になるし、本当に貢献できるかも分からないけど)「自分にも出来ることがあるんじゃないか。」っていう不相応で大層な気持ちが少しだけ芽生えているのかもしれません。
その気持ちを1年後も持てているか
もちろん、社会人1年目が出せるバリューなんてたかが知れているし、今から1年後は、上に書いたような思いなんかどっかに捨ててしまうほど目の前の仕事に追われている可能性もあります。
でもまぁ、3mmくらい、頭の中の、大脳皮質の隅っこくらいでは、そんな気持ちを覚えておいて、「誰かのために役立つ」ような仕事が出来てたらいいなと思います。
やっぱりどうせ働くなら、そういう気持ちは有るに越したことないなってのが今の気持ちです。
周りの人への感謝
そして、こんな状況の中で、衣食住の全てにおいて不自由なく過ごし、リモートでも新卒の研修が受けられているのは、たくさんの人のおかげだということを覚えておきたいです。
会社の研修担当の方はもちろん、備品や様々な環境を整備してくれる方、そして生活で言えば物流・スーパー・医療関係の方々など、たくさんの人のおかげで今の生活が成り立っています。
それを忘れずに、家でのんびり、でもたまにはしっかり、新卒1年目を楽しみたいなーと思います。
がんばろー。