なぜ牛乳屋がGoogleサービスの動画を世の中に広めているのか。
さてさてnoteの投稿も1回しかやっていなかったので、思いついて投稿。
今日は私が自身のYoutubeチャンネル「cooker8」ではGoogle Workspaceのネタを扱っているのだが、何故こんなことをやっているのか。それを書いてみたいと思う。
前提:そもそも中小零細企業はお金をできる限りかけずに、すぐに、何回も変えたいことが山程ある。
中小零細企業ってそもそもお金がない。お金がないからどんなに素晴らしいシステムでも外注して創るってのは難しい。でも問題は山積みで改善できる点は山程あるし、組織として小さいからすぐに変化を起こすことができるんですよね。こんな中で組織変革するにはやっぱりGoogleのサービスってめっちゃ有用だったんです。しかもGoogleのWorkspaceって自分たちで運用を考えて何でもできる感が半端なく、いろいろな使い方ができるわけです。
動画でも伝えてますが例えば「Googleフォーム」を一つとっても元々はアンケートを取る機能な訳ですが、やり方を考えると営業マンの実績報告をリアルタイムに集計できる。それをスプレッドシートと連携させてグラフ化し、Googleサイトに連動させて社内ポータルを創ることもできる。
視点を変えるだけで、見事な社内システムが出来てしまうわけです。
何かプログラミングをする訳でもなく、スクリプトを書くわけでもなく考え方次第でうまく活用できるわけですね。また人数が増えて方針が変わったら都度簡単に作り直すことができる。加えて価格も安い。(無料版でも同様)
こういう点がそもそも中小零細企業経営者のニーズに合致していた。ここは大きい。そんなこんなで社内変革にGoogleのクラウドサービスをどんどん使っていった訳です。
GoogleWorkspaceの情報がそんなにない。あっても機能解説か、英語版。困っている人がいっぱいいるだろう。
これびっくりするんですが、Google Workspaceの情報はそこまでない。だからやっている側からすると情報収集に困るわけです。また問い合わせ窓口などは日本語で問い合わせしても英語で返信される始末。これは非常に優しくないなと思ったんですね。ただ日本のマーケットを考えると日本語対応してもグローバルのたった数%の市場のためにカスタマイズするのは、、、とも思えます。めちゃくちゃいいのに、そもそも知らないし、知っていても困っている人が出てくるはず。そんな想いに駆られました。
ただの機能解説は何の意味もない。実体験に基づいた本当に使えるやり方を発信しよう。
機能の解説は一杯あるわけです。ただ、具体的にどう使うかってのがなかなかシェアされていない。そりゃそうですよね。実体験で本当に使いこなしている人がYoutube上であまり見られない。ここにポケット(=やる意味)があると思いました。そもそもYoutubeはただ楽しいコンテンツを見たいって人も多いですが、本当に困って解決したい課題を持って探している人って私以外にたくさんいると思っていました。ここは自分の出番ではないかと、という想いがありました。ただこの機能は・・・なんてものは意味がないんですね。だからこんな風に活用すると何が解決できるのか、これが一番見てる方にとっては一番うれしい。ここが動画の本質的な価値になるなと思いました。
結果、牛乳屋と私自身を世の中の人にもっと知ってもらいたい。
ここが最後に帰結します。Youtubeをやることによって牛乳屋さんってダサい、大変そう、給料安そう、、、いろんなイメージがあると思います。そもそも牛乳屋の存在自体を知らない人も多い。そんな社会の底辺的な見られ方をしている事業で、イケているメンバーと、考え方と、事業そのものをもっと知ってもらいたい。そして若い人たちが牛乳屋を、当社を仕事の選択肢として入れてもらう世界を創りたい、そんなヨコシマな考え方ではじめました。「Youtubeはこれからやるのはオワコン」ってよく巷では言われていますがそんなことはないと個人的に感じています。正しくは「Youtubeをいままでのコンテンツレベルで発信するのはオワコン」これが正しいのではと。本当の意味で視聴者が増え、目が肥え、TV業界からも多く参入しています。これからは本当の意味で人の役に立つ、誰かを勇気づけるコンテンツが必要とされているだろうし、そういうコンテンツを発信できるようこれからも頑張っていきたいな、そう思っている今日このごろです。
ぜひ皆様、わたしのYoutubeも御覧ください。
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