登山とビジネスの共通項
今年、体力があるからと思われているから?
あちこちから山登りのお誘いをいただきます。
その昔、プチ登山をしたことがあるので、
懐かしいなあと思いつつ、体を慣らすためにまずはゆる登山。
出発点800mから1182mの山へ。
300mたらず登るだけなのに、ぜーはー、ぜーはー。
経営者は山登りをするとよいと聞く。頭が空っぽになれるというのが
その理由らしいが、私は、30年ぶりに山登りして、
登山とビジネスの共通項って、いっぱいあるじゃん
と思いながら登っていた。自分なりのまとめ。
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①足元を見て進む
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足元が悪い山道を歩くので
・石がないか?
・すべらないか?など
下を確認しながら歩きます。
もどかしいからピョーンと飛んでしまうと大怪我のもと。
これはビジネスも同じ。
ビジネスは先を見通すのが難しい。
ピョーンってワープしたいのは山々だけど、
着実に稼ぎ続けるには足元を見ながら進むことが大事
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②大股で歩かない
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30年前とはいえ、教えてもらった山登りのコツが印象的で
なぜか未だに覚えている。
足を大きく踏み出さない。小さく歩く。
足を大きく踏み出すとその先がぬかるんでいると
バランスを崩して転倒につながる。かつ大股は疲労が増しやすい
という理由(だったと思う)。
上記①と同じような感じですかね。
ビジネスの場合は、
時にビッグステップが必要だと思いますし、今、このチャンスを狙うために全力をかけるという時はあります。
でもそれは、毎回ではない。それにその来るべきそのチャンスに備えて小さなステップを積み重ねていくこと大事。
かなと思いました。
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③地図大事
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遭難しないため(というか駐車場に無事戻るため)に
地図を見ながら歩く。
昔は紙の地図とにらめっこしながら、「この道で合ってる?」なんて
確認していたものですが、今は「アプリ」という技術が
「ルートから外れてます」と教えてくれる(有料サービス)。
ビジネスの場合は、地図は【計画】ではないでしょうか。行き当たりばったりもいいけど、お金は命と同じくらい大事なもの。
ガチガチのルートを作ると逆に苦しくはなりますが、
自分なりのビジネスのルートはやっぱり要るんじゃね。と思った次第。
外れたら修正すればいいんですけどそもそも無計画だと修正もへったくれもないですからねぇ。
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④自分のペース大事
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今回女性3人で登りました。
休憩したい時、
お水飲みたい時、
服を着脱したい時
「止まりまーす」と声掛けして止まります。
体力は三人三様。誰かのペースに合わせると自分のペースが崩れて
オーバーペースになる→途中断念の可能性も。
だから人のペースよりかは自分のペース大事。
ビジネスの場合では他人の活動状況が気になったり、うらやましかったり、焦ったりするかもですが、自分のペースを何か?を捉えて進むことって大事だなと思いました。
以上が登山で気づいたビジネスとの共通項。
私は足元をちゃんと固めて着実に稼ぎ続けることが成功だと思っているので博打型ビジネスが好きな方にとってはダイナミズムがないこーんな地味なお話はつまらないかもしれません。
でもそれはそれでよし。人それぞれ自分のスタイルがあるし、「えー!私はそう思わん」と気づくのは、他人の考えを知れるからこそ。人の考えは、自分の価値観を知るよい機会だと思っています。