【Ryo室空間イベントレポート】アフロから再び講師へ!?
「障害を忘れられる瞬間」を届けるべく、Try chanceが毎月実施している参加型イベント"Ryo室空間"。
最初はオフライン会場でやっていたものの、世の流れに逆らうことなく気付けば2年半。「僕の部屋からあなたの部屋に、良質な時間と空間を届けたい!」
そんな願いを持ちながら、これまで講演会、座談会、対談、オンライン飲み会など、様々なスタイルを模索しながら続けてきました。
そして今月は報告会という形で臨んでみました。
皆さんに伝えたいことがたくさんあったから。
①車椅子eサッカーチーム:ePARAユナイテッド、大会初出場!
②大学の同級生とコラボした、小学校授業報告
そんなわけで、初めましての方に向けて、おおよそどんな感じだったのかを簡単にお伝えしてみたいと思います。
「車椅子メンバー11人」という衝撃
誰かに何かを知ってもらおうとする時、まずはインパクトというのが、とても大切になってくると思う。知る前に興味を惹く。
そうした意味でも、今回この企画を考え出したキャプテンとりちゃんは、やはりさすがである。
ePARAユナイテッドの活動を通じて、リアルスポーツを諦めてきた人たちに希望を与えられたらいいね、とはチームメイト全員が感じていたと思う。
ゲームは小学校以来したことがなく、操作に不慣れだが、リアルに集まって練習ができないため直接レクチャーが受けられないなど、様々なハードルが立ちはだかった。それでもオンラインで定期練習日を組むなど、キャプテンを中心に創意工夫を重ね、それぞれがスキルアップに努めた。
もちろん、本番を盛り上げるための一風変わった創意工夫も忘れることなく…(笑)
障害特性もさりげなく伝えながら、写真や映像も交えて当日の楽しさを伝えました。
その後の素直な感情も添えて。
アフロから再び講師へ!?ー同期とのコラボは長年の夢ー
そんな前半を終えて、後半はライフワークとも言える小学校での授業報告。
一見関係のない2つのトピックをなぜ合体させたかと言えば、どちらも僕にとってかけがえのない時間だったから。
本業であれ副業であれ、何かを伝える時には楽しく、ちょっとだけユーモラスに、というのは最近の密かなテーマだから、後半のイントロもこんなスライドになりました。
僕の授業で大切にしているのは、彼らが自分との共通点を見つけられるくらい、身近な存在になること。
そして、ちがいを知ってもなお、「一緒にいたい」と思えるような友達になること。
だからこそ【ちがいも同じも真ん中に】なのです。
こうした想いはしっかり同級生とも共有し、もちろん彼ら(学校として伝えてほしいこと)のリクエストにもばっちり応えられるように準備をします。
今回はユニバーサルデザインの学習につなげてほしいとのリクエスト。
そのきっかけの”芽”は植えられたかな、と思います。
なぜ、話す時に「フワッと届ける^^」なのか。
自分の体験をそっと心に置きにいく。
そんな意識で誰にとっても優しく、置き去りにしない授業の一端を、少しは共有できたかな、と思います。
イベントも講演ももちろんこうしたライティングも、これからも丁寧に続けていきます。